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【星幽塔】第二階層 水道橋で流しそうめん
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「そうめん三銃士をつれてきたよ」
「そうめん三銃士?」
「よっす、どうも」
星幽塔の精霊ステラと、第二階層のアステリズム、アヴィケンナが目を丸くする。
満点の星の下、巨大な水路橋から絶え間なく水流の音が響き渡る。
星幽塔の第二階層。
かつてあった古代文明が崩壊し、いまはその遺構がいくつか残るのみ。
星幽塔のなかでももっとも謎の多い領域の一つであり、しばしば探索隊やサルベージ隊が組織される危険な場所でもあるのだが・・・・・・。
「水路橋を使って流しそうめんをする」
計画を聞かされたとき、アヴィケンナは混乱した。
なんでも、扉越しに拡がる「寝子島」には、そうめんなるものがあるらしい。
「何も、水路橋を使ってやらなくても」
あきれ顔のアヴィケンナ。
「それで、君たちが、今回流しそうめんをやるのかい?」
「ふっふ、それなんですけどね、星幽塔のみなさん・・・・・・」
三人組の一人、
薄野 五月
が笑う。
「今回、星幽塔のみなさんに、流しそうめんを知ってほしいアルよ」
畑中 華菜子
が笑いかける。
「とりあえず、水路橋の方で何かあるみたいだけど・・・・・・」よいせ、と
瞬城 真魚
は持参の竹筒を取り出す。「私たちは私たちで、普通の流しそうめんを皆さんに供したいな、と思って」
寝子島での有名な蕎麦屋、ラーメン屋、うどん屋の三人娘。
それぞれ個性は違えど、幼い頃から何かあるとくっついている、仲良し三人組。
星幽塔で、流しそうめんをやるという企画を聞き、何か出来ないかを考えた。
「そういえば、みんな、服装が・・・・・・」
星幽塔に呼ばれた場合、服装は普通、星幽塔の風俗にあった、いわゆる中世ヨーロッパのファンタジー世界をベースにしたものに変わる。
だが、今回、三人の服装は・・・・・・。
「それは、寝子島での格好かい?」
そう、三人はあえてそのままの格好を選んだ。
「寝子島の、日本の文化、流しそうめんを、楽しんでもらいたいんです」
自分たちが流しそうめんを提供する側にまわり、ほしびとの皆さんに楽しんでもらう。
寝子島について、もっと知ってもらい、できれば興味を持ってほしい。
文化交流の架け橋として、そうめんを利用したい――。
そんなふうに願う少女たちが得た結論だった。
「それは、ジャージですか」
「いろいろ理由があるのよ」
「とりあえずあっちはやめときましょ」
水路橋の方を目で合図し、真魚が言う。
不案内な星幽塔。
力を使って戦うというが、足手まといにもなりかねない。
「どう考えても、自分は近接格闘タイプだから・・・・・・」
どこかマイペースで、抜けたところのある五月と華菜子の突っ込み役に回りがちな真魚。
星幽塔についても、ひととおり調べてみた。
その結果として得た結論は「自分たちが手伝いできることは、今回は少なそう」ということだった。
戦いではなく、食事で自分たちのできるところをがんばる。
「わーっ、すごい!」三人のとっておきのアイデアに、ステラが手をたたいて喜ぶ。「寝子島の流しそうめん、ぜひ見てみたいの!」
「まあ、好きにやってくれていいんだけどさ」アヴィケンナが言う。「それで、君たちのするのが、普通の流しそうめんっていうやつなのかい?」
「それなんですけどね・・・・・・」
五月はそう言って、いたずらっぽく笑いながら、他の二人と目を見合わせる。
「せっかくなので、ちょっと趣向を用意したのですよ」
「趣向?」
「普通に流しそうめんをするだけじゃなくて、寝子島にはいろんな麺があることを知ってもらいたいアル」
噂を聞きつけたほしびとたちが、流しそうめん会場の周囲に集まってくる。
ステラに用意してもらった調理台に材料を置き、三人はテキパキと準備を始める。
「華菜子さんと真魚さんと流しそうめんするのですー!」
「わあいわあい、流しそうめんー!」
両手を挙げて、歓喜をあらわにする華菜子。
「五月ちゃん! まおちゃん! 流し麺アルヨ!」
ホースと水道栓を連結し、水の出を確かめる内にも、自然と鼻歌が漏れてしまう。
「星幽塔で流しそうめんが出来るなんて、思ってなかったアルヨー」
華菜子にとって、大規模流しそうめんは大きなたのしみ。
麺という縁でつながった幼なじみと力を合わせて、みんなを饗応する。
「ほしびとももれいびも、みんなみんなが楽しめるといいアルナー!」
積年の夢が、思ってもいなかった舞台でかなう。
しかもほしびとという、新たなお客まで先客万来だ。
自然、力も入ろうというものだ。
「夏と言えば、やはり流しそうめんですよねぇ」
鍋の準備をしながら、ゆったりと五月が呟く。
暦の上では秋とはいえ、まだまだ残暑の厳しい季節。
風物に心を通わせ生活する五月、まだ葉の色が濃く、蝉時雨のやまぬ内は、夏が終わったという気がしない。
「そうめんだけではなく、蕎麦にラーメン、うどん・・・・・・。
何を流しても、素敵な夏の風物詩です」
幼なじみが一同に会しての流しそうめん大会。
華菜子ならずとも、自然胸の高鳴りを覚えてしまうものだ。
ふっふ。自然と笑みがこぼれてしまう。
コンロにアルミ鍋を掛けて、沸騰したタイミングでそうめんを投入する。
白い湯気が、満天の星空に濛々と湧き上がる。
そのまま菜箸を使って、引き上げる時間を確認する。
と・・・・・・。
――あれ~? なんらか、おもしろそうれしゅね~?
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
ぱーすぺ
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
コメディ
SF・ファンタジー
バトル
定員
15人
参加キャラクター数
14人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2019年07月14日
参加申し込みの期限
2019年07月21日 11時00分
アクション投稿の期限
2019年07月21日 11時00分
参加キャラクター一覧
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