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シーサイドタウン 秋の大サービスキャンペーン
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「うーん、どれにするかな……」
本屋の受験関係のコーナーにて、まるで選ぶのが楽しいと言わんばかりの様子でいるのは
八神 修
である。
修は本屋に入ってから迷わずにこのコーナーへと来た為、参考書を目的としているのは間違いない。だが、今の彼は受験関係の書籍を買うのが目的というよりかは沢山の中からどれを選ぶかを目的としているようにしか見えない。
そして、そんな修の後ろ姿を見ている人物がいた。
「……八神、何してるんだ?」
「あれ、遠藤じゃないか。こんなところで会うなんて奇遇だな」
「うんまぁ、そうだけど。で、何してんの?」
振り向いた先にいる遠藤を見つけて朗らかに笑う修。
だが、一方の
遠藤 健
と言えば凄い奇妙な物を見てしまったような表情で立っている。
「え? 何してるって、本を選んでいるんだけど、それがどうかしたか?」
「そうか……。あれ、本を選んでたのか。傍から見てると今日の処刑対象を選ぶサイコパス系の悪役にしか見えなかったわ」
「何でさ!?」
それはきっと順に指差しながら少し笑みを浮かべている所為だろう。
確かに何も知らない人間が見ればそう見えてもおかしくはないのかもしれない。ただ、修の事を良く知っている筈の健がそんな事を言うのは恐らく解ってて言っているのだろうが。
「それで? どれを買うか決めたのか?」
「あぁ。最初は参考書にしようと思ってたんだけどこれにしようと思う」
そう言って修が手にしたのは小論文集だ。
「小論文集? そう言うのって役に立つのか?」
「こういうのもテクニック次第さ。後、この手のは数を読むことも重要なんだ。それに案外面白い話も有ったりするもんだよ。こういった小論文集とまでいかなくても新聞のコラムとか社説なんかも参考になったりするよ」
「そういうもんかねぇ。というか、何かもう一個えらい分厚い本持ってない?」
「あ、これ?」
小論文集と入れ替わるようにして掲げられたのは医学書である『人の生きた筋膜の構造』だ。
凄い面白そうだよなと目を輝かせて言っているが、その本を見てそんな感想が出てくるのはけして一般的ではないだろう。
「そう言えばここにいるって事は遠藤も何か買いに来たんだろ?」
「あぁ、そうだよ。俺は生憎と漫画や小説だけどな。例のクーポンが使えるから丁度良いと思ってさ」
「クーポン?」
シーサイドタウンで現在行われているキャンペーンの事を知らないのか、修は首を傾げている。
「あぁ、シーサイドタウンの色んな店で使えるクーポンだよ。もしかして知らないのか?」
「そんなのあったのか……。いや、全然知らなかった」
「八神、たまに抜けてるよな……。まぁ、いいや。俺のと一緒に買って来るよ」
「え、でも、何か悪いなぁ」
「良いから良いから……って、重いなっ!?」
小論文集と医学書二冊を小脇に抱えてみるとどうやら思いの他重かったようである。
「はっはっはー! 我が家よ、私は帰って来た!」
「遠藤、気持ちは解るが壊れるな。ここは宇宙要塞じゃない」
妙にテンションが高い健とどこか少し疲れているような修。
本屋で二人が偶然出会ってから多少の時間が経ったとは言え、あまりにも様子が変わっているように見える。果たして、二人に何があったと言うのか?
実は本屋を出た後、クーポンを見せる事で引けるくじ引きを引きに行き、そこで駄菓子セットが当った為、急遽健の家で駄菓子パーティーをするという事になったのだ。
その為、二人は健の家へと向かっていたのだが、そこからが長かった。
まず、最初に遭遇したのはガン泣きしている迷子であった。
放っておく事が出来るわけもなく二人は何とか親の元へと迷子を送り届ける為に奮闘した。
そして、その次は高いところから降りれなくなった子犬を前に泣いている小学生くらいの子供だ。
その子犬はその子の飼い犬であるようだが、何かがあってそんな状況になってしまっているらしかった。
やはり放っておく事は出来ず、二人は子犬を下す為に奮闘した。
そんな事が健の家に着くまでに他にも二度程続いた為に、すっかり健のテンションはおかしくなって修は疲れた様子を見せているというわけだ。
こうなったら駄菓子パーティーを楽しむぞー! と、健は自らの家へと修を引きずるようにして入って行く。やっと二人に安息の時が訪れた瞬間であった。
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あとがき
担当マスター:
昂祈
ファンレターはマスターページから!
昂祈です。
シーサイドタウン 秋の大サービスキャンペーンのリアクションをお届けいたします。
自分は基本的にくじ引きみたいなのが大好きなのですが、その中でもくじ引きとは少し違うような気がするのですが、ガラガラと回すと色のついた玉が出るタイプのが凄い好きだったりします。
あの回した時の音というのが中々心地良いのです。
自分が今までやった中で一番良かった景品は醤油の一升瓶か日本酒の一升瓶かお米辺りになる筈。
皆さんはどんなものが今まで当りましたか?
らっかみの中の季節がそろそろ秋に差し掛かるという事で、何か秋らしいシナリオとかできたらなーと思います。
それでは、この度のシナリオにご参加頂きありがとうございました!
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
昂祈
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
学校生活
恋愛
定員
10人
参加キャラクター数
10人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2019年07月01日
参加申し込みの期限
2019年07月08日 11時00分
アクション投稿の期限
2019年07月08日 11時00分
参加キャラクター一覧
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