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「さぁ佳那ちゃん! 今日は目いっぱいこのクーポンを使い倒すわよ!」
そう言って
伊藤 恵美
は以前貰ったクーポンをヒラヒラとさせて歩いている。クーポンによる割引があるとなればそれを利用しない手はない。その思考は正しく主婦のものだと言えるだろう。
「解ったからそんな堂々とクーポン掲げないで」
そんな気合いの入った恵美を見て、少し顔を赤くして窘めているのは恵美の娘である
伊藤 佳奈
だ。
年頃の娘としては恥ずかしいところもあるようだが、服を買って貰う事を条件として荷物持ちとして付いて行く事になっているようだ。
「えー、何でよ? 変な物じゃないのだから良いじゃない」
「確かにそうだけど恥ずかしいよ」
恵美と佳奈。仲良く連れ立って歩く二人の最初の目的となるのは佳奈の要望でアパレル店だ。
佳奈の希望の服を買う為であるが、恵美としてもこの機会に家族全員の服を買うつもりでいた。
「うーん、どれも良さそうで迷うなぁ」
所狭しと並べられている衣類。幾つものの店が集まっている為に商品をただ見るだけでもある程度の時間が過ぎていく。
並んでいる秋物を前に顎に指を当てて悩む佳奈。時に自分に当ててみてどれが似合うか模索しているようだ。
まず、とりあえずと手に取ったのはネイビーブルーのキュロットパンツに何やら英語のロゴが描かれた白いTシャツである。
それ等を持って試着室に入り着替えたところで丁度恵美がやって来た為にどうかなと感想を聞いて見る佳奈。
「うん、なかなか似合ってるわよ。でもそれ、何て書いてるの?」
そう言って恵美が指さしたのは佳奈が来ているTシャツの英語のロゴである。
「さあ? でも何かカッコ良さそうだったから」
恵美の問いに対して母親と同じように首を傾げる佳奈。細かい仕草が似ているのは親子ならではだろうか。だが、どうやら彼女達に関しては仕草だけでなく英語が苦手なところも似てしまったようだ。
因みにTシャツに描かれているロゴはAIR HEAD。これは所謂スラング英語というものなのだが、その言葉の意味を二人は知らない方が良いのかもしれない。
言葉の意味を知る事もなく、恵美は確かに恰好良さそうだと佳奈に同意をしていた。
その後、幾つかの試着を経て購入する物を決めた佳奈の会計を済ませた二人は、他に必要な雑貨や食料品等を買う為に店を巡る旅へと出る。
最初の宣言通りに恵美はクーポンを使い倒すつもりでいるのだろう。
「ふー。流石にちょっと疲れたわねー」
「あんなに沢山店回るからだよ……」
時間をかけて様々な店を渡り歩いた二人は声色に少し疲労を滲ませている。暦は九月とは言えまだまだ残暑を感じる時期。こうしてぶっ通しで歩けば汗が出てくる程度には暑いのだ。
その為、買い物が一段落した頃を見計らい二人は休憩をしに喫茶店を訪れていた。
喫茶店の椅子に座れば心地よい冷たい風が恵美と佳奈の身体をそっと癒していく。更に乾いた喉に氷で冷えた水を流し込めば潤してくれる。
こうしてゆっくりと身体を休めるには最高のところだと言えるだろう。
「そういえばアパレル店の店員さん、『ご姉妹ですか?』って言ってたね」
互いに一息ついたところで、佳奈が思い出したように恵美へと話しかける。
それは今日最初に訪れた店での出来事の話であった。
「ふふん、こう見えてもお母さんまだまだイケてるんだから。こないだなんて若い子にナンパもされたのよ♪」
佳奈に対してドヤ顔でそう言う恵美。しかもその時の事も聞いてもいないのに詳細に話したりしている。
(あ~。こないだお父さんが珍しく動揺した様子だったのはそれか……)
ナンパされた時の事を聞いて、以前父親の様子がおかしかった時の理由が判明して一人心の中で納得する佳奈。
そこから佳奈にとっては父親である恵美の夫が恰好良いという話にいくのだが、万年ラブラブ夫婦なのは今に始まった事ではなく、佳奈もすっかり慣れた様子で適当に聞き流す。
だが、この流れこそが恵美が狙ったものであった。今ならきっと佳奈は油断している筈だ。今日はとあるサプライズ発表をするつもりでいたのだ。
「それでね、実は報告があるの」
佳奈が聞き流してるところ狙いすまし、真面目な顔をして真っすぐ佳奈を見つめる。
恵美の急激な変化に思わず驚く佳奈。こんな顔をして言う報告とは一体何だろうか。何? と返事を返したところで緊張に喉が渇き水を口に含んだところで恵美が言う。
「実はね……。お母さん、妊娠しちゃいました!」
「っ! んぐっ! ……えっ、嘘っ!?」
正しく爆弾発言を聞いて危うく口の中の水を噴き出しかける佳奈だが何とか耐える事に成功したようだ。
水をちゃんと飲み込んだ後で、ビックリした様子で言う佳奈に対して恵美は満面の笑顔を浮かべている。どうやら恵美の思い通りの反応であったようだ。
母親の様子を見て、嘘ではないと判断した佳奈は次第に驚きから立ち直り、おめでとうと言って弟か妹が出来る事を喜ぶ。
「あたしに弟か妹が。嬉しいな♪」
「ふふ。流石にこの年で妊娠するとは思わなかったけど佳那ちゃんもお姉ちゃんとしてしっかりね」
うんと頷きつつも佳奈は思う。弟か妹が出来るのは嬉しいけど、でも一体いつの間に? と。
まぁ、でも万年ラブラブ夫婦だし不思議でもないかな? と思い直し、暫し未来に産まれる弟か妹の事について話をするのであった。
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担当ゲームマスター
昂祈
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ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
学校生活
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定員
10人
参加キャラクター数
10人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2019年07月01日
参加申し込みの期限
2019年07月08日 11時00分
アクション投稿の期限
2019年07月08日 11時00分
参加キャラクター一覧
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