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シーサイドタウン 秋の大サービスキャンペーン
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「ねぇ、理緒ちゃん」
「ん、どうしたの?」
「丁度こういうクーポンを貰ったのだけど今度の日曜日、マリンパラダイスにお出かけしない?」
そう言って
佐和崎 紗月
が
初瀬川 理緒
に見せたのはシーサイドタウンで行うというキャンペーンのクーポンであった。
理緒は紗月が両手で広げているクーポンを覗き込みながら頷く。
「そう言えばキャンペーンがあるって告知張ってあったわね。うん、良いわよ。行こっか」
紗月からの誘いを快諾しながらも理緒は少し驚いていた。何故なら普段はこういったデートの誘いは彼女の方からする事が殆どである為だ。
内向的な性格である紗月は勿論理緒の事が大好きではあるのだが、だからと言ってアグレッシブに行動できるかと言えばやはり難しい。今回こうして誘う事が出来たのはクーポンを手に入れる事が出来、それをきっかけに出来た事が大きいのだ。
しかし、理緒は驚いたと同時にこうして紗月から誘ってくれて嬉しくも思っている。笑顔からそれが理解出来た紗月は勇気を出して誘って良かったと思うのだった。
二学期に入り、受験までの日数も大分短くなって来たとあって本来であれば遊んでいる暇というものは二人にはない。特に理緒はグラドルとしての活動も平行している為に尚更だ。
元々が成績良好な紗月は志望校への合格ラインは余裕で越えているのだが、問題は理緒であった。ここ最近、成績が急上昇中な為に無理だと言う程ではないのだがそれでもまだ不安が残りはするのだ。
しかし、理緒にはけして受験に失敗できない理由が存在した。所属している事務所の企画である『偏差値三十からの大学受験』だ。もしこれに失敗した場合はグラドルからの引退も有り得る。
だが、だからこそ息を抜く為に気晴らしというものが必要になる。特に急激に勉強をしている理緒には。
そんな理緒の為にこそ紗月は何かないかと考え、彼女からすると珍しいお誘いという行動にも出たのだ。それをちゃんと理解している理緒は楽しみだなーと微笑むのだった。
そして、予定の日曜日。二人は手を繋いで仲良くマリンパラダイスへと訪れていた。
この水族館は何度か二人がデートで訪れた事のあるところだ。それだけにどこに何があって何がいるのか。既に理緒も紗月も大体の把握は出来ている。
しかし、だからと言って飽きるという事はない。色々な海の生物を見れるというだけでも楽しく感じられるのだ。
「わぁ、凄い……」
「うん、見事ね……」
様々な魚が照明と音楽に合わせて踊るように泳ぐ様に二人は呟く。その様は何度見ようとも溜息をついてしまう光景なのだろう。
他にもペンギンの場所にいけば透明なガラスの向こうで、まるで人間が手を振るかのように紗月と理緒のへフリッパーを振っていたりする。
その様子を見た二人は微笑ましそうに互いの顔を見る。
「え、もしかして……初瀬川理緒?」
すると、不意に理緒の耳にそんな呟きが聞こえて来た。
理緒がそちらの方に視線を向ければそこには彼女と同年代くらいの男子が立っていた。どうやらグラドルとしての理緒の事を知っているようだ。
「ごめんなさい。今日はお友達とデート中だから、あたしたちを楽しませてね」
だが、理緒とて伊達にグラドルをしているわけではない。慣れた様子で柳に風と受け流している。
あまりにも華麗な対応に男子は二の句を告げる事も出来ず、紗月と仲睦まじい様子で手を繋いで歩いている理緒の背中を見送っている。
「きゃっ!」
「おっと。大丈夫、紗月?」
そうして暫く歩いていると、不意に驚いたような声を上げて紗月が理緒へとしがみ付く様にして抱き付いた。
どうやら近くの大きな水槽のガラスへとサメがグワッと急接近した為に驚いてしまったようだ。
当然ながらマリンパラダイスのような水族館には、某パニック映画に出てくるようなサメは存在しない。だが、紗月のような内向的な少女からすると例えそうでなくてもサメが急接近してくれば恐怖を感じるのに十分なのだ。
「ご、ごめんなさい、理緒ちゃん」
「あたしは大丈夫よ、紗月。サメか……。うん、ここから離れようね」
二人の近くのガラスから離れていくサメを見て、理緒は原因について察したようだ。
紗月を落ち着かせるように肩を抱いて、彼女を誘導するようにそっとその場から離れていく。
「そう言えばそろそろイルカショーの時間ね。紗月、見に行かない?」
「あ、そうだね。うん、見に行きたいな」
その後も様々なところを巡った二人は最後にイルカショーを見に行く事に。
紗月と理緒が二人分空いている席を見つけて座ったら、丁度イルカショーがスタートする。
インストラクターがイルカに乗りながら何度もイルカと共に泳いだり、水の上を飛び跳ねたりするのを見た理緒は何だか涼し気で良いなぁとか自分もやってみたいなぁと思っていた。
一方で紗月と言えば、純粋にショーを楽しんでいるようで自ら少し上に掲げられたフープをイルカが飛んで潜るのを見た時には笑顔で拍手をしたりしていた。
今日のこのデートは紗月にとっても息抜きとなるものだ。ボーダーラインは余裕で越えているとは言え、それでも受験勉強はする必要はあるし何より恋人である理緒の自由な時間が圧倒的に減っている。
その為、前に比べて二人の時間と言うのが減ってしまっていたのだ。
イルカショーを見てキラキラと輝く紗月の笑顔。こんな紗月と一緒にこうしていれる事。それこそが今の理緒にすれば一番重要な事だ。
また明日から心機一転頑張っていこうと思うのであった。
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担当ゲームマスター
昂祈
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ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
学校生活
恋愛
定員
10人
参加キャラクター数
10人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2019年07月01日
参加申し込みの期限
2019年07月08日 11時00分
アクション投稿の期限
2019年07月08日 11時00分
参加キャラクター一覧
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