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一方で、一人気ままにホラーハウスを楽しんでいるスグリは、フィールドの完全攻略を目指し、脳内マッピングをコツコツ進めていた。
どうやら時間制限も、スコアに関してもゴーグルの隅に表示されてはいないので、ゆっくり楽しむゲームだと思ったらしい。
障害物の一部は動かせるようだし、それも確認しながらギリギリの物陰に入り込んだりしていると、他のプレイヤーにゾンビと思われてしまうこともあった。
暗がりから突然現れたら、確かに驚かせてしまうだろう。そんな時は悲鳴につられてやってきた本物のゾンビを倒し「ここはオレに任せて先へ行ってくだサイ!」なんてゲームやドラマでありがちなワンシーンのセリフを言っては、今の自分は格好良かったカモとか、もう少し見せ場が欲しかったカナとか考えては笑っていた。
「ん? さっきここを通った時は、この道は無かったよーな?」
ひょい、と一歩外に出てみれば、通路は閉じて錆鉄の臭いのする実験室へ。
そこには、見たことのある顔がゾンビに襲われていた。
「新手か!?」
ズサッとタルトの前に立ちはだかったのは月詠。先程、別のルートから攻略して、彼女たちと合流したばかりだ。
月詠とスグリは顔を見合わせると、お互いの力量を知ってか知らずか頷きあって武器を構える。
「タルト、腕前のほどは?」
「射撃は友達に習ったし、サバゲーの経験あるから結構自信あるよ♪」
「よし、では武器のないゾンビを任せた!」
「じゃーあー、オレは斧を持ったオネーサンね♪」
残るゾンビは、短めの鉄パイプを持った青年のゾンビ。
月詠は遠距離武器に構え直すと、左右に数十色は入ったインク瓶のケースを羽のように広げ、足に狙いを定めて撃ちまくる。
「よし、トドメだっ!」
近接武器の大きな筆に切り替え、ゾンビを確実に仕留める。筆が当たった衝撃とは別の、敵が行動不能に陥ったことを知らせる振動に月詠は安堵の息を吐いた。
筆やインクで戦えるのは良かったものの、一定時間インクが残ってしまうので、遠距離だと特に敵がインクに埋もれてしまって倒したかどうかわからないのが欠点だ。
苦戦している者はいないかと周囲を見回すと、気の抜けた声が聞こえてきた。
「あちゃ~、肩だけ落としちゃった……ま、いっか☆」
かと思えば、スグリは利き足を踏み込んでスコップをゾンビの腹部に突き刺す。そのダメージではやはり倒れてはくれず、歪に身体を折り曲げながらも前進するゾンビの頭部を狙い、追撃を放った。
見事にスコップでの一撃が決まり、手には振動が伝わってくる。急所である頭部を狙ったからか、血しぶき代わりである水しぶきのオマケ付きだ。
「っひゃあ、リアル~! ゾンビと戦ったらこんなカンジ?」
「知らん。それよりタルトは?」
「こっちも大丈夫だよ~! 黒と黄色のインクでね、トラジマ乱れ打ちをお見舞いしてやっ……」
「いやぁああああっ!!」
タルトがVサインを決めようとした矢先、その雄叫びは響いた。
どうやら、タルトが仕留めたはずのゾンビは下半身を打ち砕かれてもなお、腕だけで這いつくばるようにして権蔵を狙っているようだ。
「フジコ先生!? ごめんなさいっ! 近接武器で応戦――」
「してるわよぉ~! 武器が表示されないのよぉおお!」
まさか、こんなタイミングでコントローラーの不具合かと思うが、権蔵の動きはとても素早い。
これでは、動きについていけずモーションエラーが出てしまっても致し方ないだろう。
「センセー大振りしてるけど、武器はナニ?」
「近接は、ナイフだよ!」
「ナイフか……なら、話が早い。先生、なんでもいいから早く関西弁を!」
「そうね、こんな時は関西弁を……って、なん、でや、ねんっ!」
その言葉とともに、美しいスナップがヒット。
高速に大振りされていたナイフは優雅に、そして的確にゾンビを仕留めた。
「きゃあっ! なんかブルって! 嫌な感触がしたわよ?」
「おっめでと~ございマース☆ それが仕留めた合図デス!」
「それにしても凄いねぇ、月詠さん。先生に的確なアドバイスができるなんて」
「こういったゲームで、ナイフ使いは関西弁と決まっているからな」
スグリが吹き出し、肩を震わせ始めたので、何やらゲームの用語なのかなと思いつつ。
ひとまずは危機を脱出したのだが――。
「ああー! ……出口、見つけられなかった」
しょんぼりとするタルトのために、月詠とスグリは情報共有会を始めるのだった。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
浅野 悠希
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
恋愛
NPC交流
定員
10人
参加キャラクター数
5人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2019年06月03日
参加申し込みの期限
2019年06月10日 11時00分
アクション投稿の期限
2019年06月10日 11時00分
参加キャラクター一覧
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