this frame prevents back forward cache
0
0
はじめての方へ
ヘルプ
ログイン
\ オーバータイム!/
種族
学年:職業
00月00日生 00歳
AAA000000
ホームトップ
おしらせ
新着通知
はじめての方へ
遊び方
世界設定
キャラクター一覧
キャラクター検索
キャラクター作成
らっポ
チケット
コミュニティトップ(検索)
コミュニティ一覧
公式コミュニティ一覧
公開トピック一覧
コミュニティ書き込み検索
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
イラストトップ
イラスト一覧
イラスト検索
イラストレーター一覧
イラストレーター検索
自作イラスト一覧
アイテム一覧(検索)
マイリスト一覧(検索)
寝子島(全景)
寝子島(地図)
寝子島(セカンドマップ)
寝子島高校
廃墟だなんて言わせない! 最新★九夜山のVR遊園地
<< もどる
1
2
3
4
5
…
7
つぎへ >>
「ほうほう。見るからに、ここがホラーアトラクションデスね」
ゲームカフェ『Hideout』に訪れた客からの薦めで来園した
風見鶏 スグリ
は、他のアトラクションには目もくれず、真っ先にホラーハウスへやってきた。
入り口には朽ちた洋館の書き割りに、飛び交う鴉やコウモリのプロジェクションマッピングが施され、待機列では照明が落としてある。時折雷鳴まで轟けば、定番中の定番とも言えるホラーハウスの完成だ。
入館前には、自立歩行型アトラクションであることや、五感で恐怖を感じることなどの注意事項の説明がされるものの、最新設備でのガンアクションであることが気になって仕方のないスグリは、途中まで話半分にしか聞いていなかった。
「では、こちらで年齢の確認できるものと、同意書にサインをお願いします」
「…………エ」
その単語には現実に連れ戻すような魔力があったはずだ。にも関わらず、スグリは「それほど厳重に確認をするほどの作品なのだ」という高揚感が打ち勝った。
ホラーというだけでなく、ゾンビや殺人鬼と対峙するこのアトラクション。十五歳以上を対象とするからには、どんなにリアルなのかと、スグリは改めて同意書の項目を確認した。
(水しぶきの演出……溶けたゾンビ? それとも攻撃判定の返り血? それから――)
黙々と読み続け、涼し気な顔でサインをする。
どこにも、生き物に触るという項目は無かった。奴は映像では出てこないだろうし、蒟蒻のような弾力性のある水っぽいナニカは出てこないだろう。
「ありがとうございます。では、同意書を持ったまま、次のお部屋へお進みください」
古びたカーテン、よくわからない絵画が飾られた廊下。そこから続く何部屋かに参加者はわけられ、スグリが通されたのは壁面に姿見が並ぶ部屋だった。
ここで、まずはARで自分が武器を持つとどんな感じなのか、試着しながら武器の設定を決めて、操作説明の部屋へと通されるようだ。
プレイヤーが近距離と遠距離の武器を選んでいる間、AIが映し出された人物と似たようなアバターを作り出すため、見た目の設定は本来できないのだが――
旅鴉 月詠
はどうにか設定できないものかと、コントローラーを弄り倒している。
「武器の次はアバターの設定だろう……ない? 無いことはないだろう、裏コマンドが存在するはずだ」
スタッフが困ったような笑みを浮かべているが、少しだけ試させてほしいと入力し始めて、一体どれほど試していたのか。ブツブツと呟く様は呪文じみていて、記憶を頼りに入力されるコマンドはレトロゲーの領域に達し始めている。まさに、古代魔法を使う魔女だ。
「これも駄目か。なら、上X下B……はボタンが足りないから、やはり上上下下か?」
「それ、自爆コマンドにもなっちゃうから気をつけくだサイよー、月詠サン」
「ん? ああ、君も来たのか」
一緒にゲームカフェでこの遊園地の告知を聞いていたのだ、園内で会っても不思議はない。
家庭版ともゲームセンターとも感触が違うこのゲームに、お互いが興味を持たないはずもなかった。
「もう設定は済んだのか?」
「いえいえ、これからデス。月詠サンは、まだ裏技頑張りマス?」
「そうしたいが、これ以上はこのコントローラーに合うコマンドが思い出せないしな」
元々、ここはホラーハウスだ。VRでの操作を考えると、アバターはチームを組んでいる人以外には無用の物かもしれない。少し残念に思いながら、月詠は次の部屋に進むことを決めた。
「まあそう落ち込まず。うちの店に、超必大技森置いてマスよ。またのご来店をお待ちしておりマス♪」
スグリは営業スマイルで月詠を見送り、自身の設定のために鏡と向き合う。
最初は近接から。左右に振って、小型ナイフから中型のソード系、長物のスピア系とサイズのジャンルを確定し、上下で希望の武器を探すようだ。
このあたりは、ゲーム内で差があるにしても想定内の動きで、スグリは手早く設定を進めていく。
「それじゃ~え~っと、近接がスコップで、遠距離がピストルクロスボウ~、エンターぽちっとな♪」
AR画面の中で構えてみると、中々サマになっているのではないだろうか?
スグリは同意書と引き換えにゴーグルを受け取る。そして、アクションのトレーニング用の部屋に通されゴーグルをかけると、洋館の姿は一変した。
「おお~! なんか事件のあった後っぽいジャン! 」
なぜ洋館がそんな姿になってしまったのか――ストーリー説明を交えながら、操作説明が行われた。
……
遊園地から湖を挟んだ裏手に、変わり者が住んでいる洋館があった。
そこでは日夜、ある研究がされていると噂があったが、結局何の研究をしているかは誰も知らなかった。
そんな時、遊園地に訪れると行方不明者が必ず出るという騒ぎが起こる。
特に、ミラーメイズを利用すると、帰ってこれない人がいるだとか……。
怪しげな研究と、行方不明者の関係を探るため、あなたは有志の人たちで捜査にやってくると、仲間がゾンビに襲われてしまう。
治療方法はあるのか、行方不明になった人たちの安否は? このままではゾンビは洋館から溢れてしまう――
調査をしながら、回収できるだけの情報を持って安全区域まで脱出すること、それがあなたの任務です。
……
「これはこれは……変な音や気配、においを警戒しとかないとヤバイやつデショ」
弾切れも体力ゲージも無いので初心者向けだが、危険のあるところで調査は単身だと難しそうだ。
スグリはゲームへの期待から笑みをこぼして、コントローラーを握り直し、フィールドに入っていった。
<< もどる
1
2
3
4
5
…
7
つぎへ >>
このページにイラストを設定する
シナリオ
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
シナリオご利用ガイド
グループ参加ご利用ガイド
シナリオタイプのご案内
廃墟だなんて言わせない! 最新★九夜山のVR遊園地
シナリオガイド
リアクション
参加キャラクター一覧
コメントページ
ダイアリー一覧
シナリオデータ
担当ゲームマスター
浅野 悠希
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
恋愛
NPC交流
定員
10人
参加キャラクター数
5人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2019年06月03日
参加申し込みの期限
2019年06月10日 11時00分
アクション投稿の期限
2019年06月10日 11時00分
参加キャラクター一覧
もっと!