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【寝子高夜市】夏の宵、きらきらめぐる
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●【執事カフェ・NEKOKO】2
宮祀 智瑜
のボブの髪が夜風に跳ねる。
ちょっと大胆に胸の開いた向日葵柄のお気に入りオフショルダーのワンピース。
八月の寝子島はこれでも暑いぐらいだ。
観葉植物の緑の隙間から覗き見る義弘先生の執事姿はうっとりするほど恰好がいい。
ドS系の執事が似合い過ぎ、と熱っぽくため息。
お手伝いの時から決めていた。
指名はもちろん。
「義弘先生、お願いします!」
「宮祀か。……なんだその、こういうのは慣れないというか……」
「そんなことないです! カッコいいです」
「……そうか?」
照れてる姿はツンデレ系っぽくて可愛さもある。
「ええとなんだ。お嬢様、と呼べばいいのか?」
「はい!」
お嬢様と呼ばれ、智瑜は嬉しくて思わず元気に返事をしてしまう。
「先生、写真撮らせてください」
「む……まあ、構わないが」
全身と、バストアップと、ついでにツーショットも撮る。
「先生、じゃなくて執事さん、このワンピース似合いますか?」
その場でくるりと回ると、スカートの向日葵が花畑みたいにふわりと広がる。
「今年買ったワンピースなんですよ。先生も好きかなって思って」
「悪くないと思う。お、お嬢様」
お嬢様、が言いづらそうな先生の腕を取って組み、ピースサインで写真を一枚。
「あっ、待って! ムービーも撮らせてください!」
あれよあれよという間に、執事な義弘先生の姿が、数秒のムービーの中に収められる。
「もういいだろう。そろそろ席に案内させてくれないか?」
「あっ、そうでした!」
席に着き、メニューを眺め見て、智瑜は隣に控える先生を見上げた。
「義弘先生のおすすめはどれですか?」
「暑いから、冷えたジュースはどうだ?」
「じゃあ、氷たっぷりオレンジジュースとワッフルでお願いします」
「分かった。少し待つがいい」
背筋を正したまま回れ右して、注文した品を持ってくるまで、智瑜は頬杖をついてじっくりと先生の執事姿を堪能した。髪をオールバックにしてなでつけ、眼鏡の奥の鋭いまなざしがより素敵に見える。
(先生が意外とノリノリに見えるのは私だけ?)
「待たせたな」
注文の品をテーブルに置き、立ち去ろうとする義弘先生の袖を掴んで引き留める。
「食べさせてはくれないんですか?」
「何?」
怪訝そうな顔をする先生に、智瑜は可愛らしくおねだり。
「今はお嬢様と執事なのでお願いを色々してみたいんです」
「お願い?」
「あーん、で食べさせてくれませんか?」
「そのくらい自分で食べられるだろう」
冷たく言われ、智瑜はしゅんとしおれて見せる。
「義弘先生のいじわる……」
教え子の落ち込みように、さすがの義弘先生もすこし動揺したようだ。
「……一口、だけだからな」
ワッフルをちぎり、智瑜の口元へ、あーん。
ぱくっと食べれば、智瑜のご機嫌はすっかりハイ!
「ありがとうございますっ! とっても、おいしいです!」
「それは良かった」
照れ臭そうな義弘先生のなんて素敵なこと!
(はああ……寝子高夜市満喫してます。眼福ですっ!)
◇
お気に入りの浴衣に履き慣れない下駄。
綾辻 綾花
はおずおずと、執事カフェの受付で順番を待つ。
「お待たせしましたお嬢様。僕をご指名だね?」
燕尾服の早川先生の姿にドキッとして、声が上ずる。
「こんばんは。あ、あの、私、浴衣で、場違いじゃなかったでしょうか?」
「庭園風なのに、ってこと? 全然。とても素敵ですよ、お嬢様」
「は、はい……珪先生の執事姿は似合いすぎてて違和感ないです。本物の執事みたいです」
「ありがとう。席に案内するよ。こちらへ」
メニューを手に先を歩く早川先生のあとを、下駄をカランカラン鳴らして付いていく。
ドキドキ。
後ろ姿に見惚れてしまう。
夜だから、顔が赤くなっていることに、気づかれないといいなと思いながら、注文する。
「えっと、注文ですね。ローズヒップティーとマカロンで」
「かしこまりました。お待ちください」
一礼し、踵を返した早川先生の立ち居振る舞いが完璧すぎて、改めてため息。
(珪先生かっこよすぎです)
まもなく、先生が注文の品を持って戻ってきた。
カップにローズヒップティーを注ぐその手付きの優雅さに、綾花は思わず聞いてしまった。
「もしかして執事の経験があるとか執事カフェで働いてたんですか?」
「いいえ。今日のために、練習したんですよ」
「そうなんですね……完璧すぎて、先生ということを忘れてしまいそうです」
「ありがとうございます。お嬢様、マカロン、召し上がりますか?」
「はい。……ええ?」
早川先生の指先で口元に運ばれたピンク色のマカロンに、綾花の思考は完全停止。
自然と口を開け、甘いお菓子が舌の上に転がってくる間も夢見心地。
「いかがですか?」
「……今まで食べたマカロンで一番おいしいです……」
うっとり答え、そうだ、と我に返る。
「2人で写真を撮らせてもらいたいです」
「いいですよ」
顔を寄せ合い微笑む綾花お嬢様と早川執事の写真。
(宝物にしよう……)
酸っぱいローズヒップティを口に含んでも、胸のドキドキは収まらない。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
笈地 行
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
学校生活
NPC交流
定員
1000人
参加キャラクター数
40人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2019年05月18日
参加申し込みの期限
2019年05月25日 11時00分
アクション投稿の期限
2019年05月25日 11時00分
参加キャラクター一覧
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