this frame prevents back forward cache
0
0
はじめての方へ
ヘルプ
ログイン
\ オーバータイム!/
種族
学年:職業
00月00日生 00歳
AAA000000
ホームトップ
おしらせ
新着通知
はじめての方へ
遊び方
世界設定
キャラクター一覧
キャラクター検索
キャラクター作成
らっポ
チケット
コミュニティトップ(検索)
コミュニティ一覧
公式コミュニティ一覧
公開トピック一覧
コミュニティ書き込み検索
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
イラストトップ
イラスト一覧
イラスト検索
イラストレーター一覧
イラストレーター検索
自作イラスト一覧
アイテム一覧(検索)
マイリスト一覧(検索)
寝子島(全景)
寝子島(地図)
寝子島(セカンドマップ)
寝子島高校
【寝子高夜市】夏の宵、きらきらめぐる
<< もどる
1
…
22
23
24
25
26
…
29
つぎへ >>
●【射的屋・白の魔弾】4
射的屋・白の魔弾に、牛の着ぐるみから脱皮して着替えた生徒会長・
志波 武道
と、相も変わらず飄々とした雰囲気の生徒会書記・
呉井 陽太
が遊びに来た。
「ここ、気になってたんだよなぁ」
「おー、準備手伝ったから、こーして完成して的が動いてるの見ると感慨深いわー☆」
的役の七瀬と彰尋が、どうも、と会釈する。
「凄いなこれ、あ、的の人もいるのか。お疲れ様でっす!」
「よかったら遊んで行ってください」
「ぜひですー」
そういう後輩たちにニカッと笑ってOKサインをつくり、武道は陽太を振り返る。
「……どーせなら競ってみる?」
「ん? 武道君とオレで勝負? 競っちゃうん? いーよー♪」
「負けないゾッ★」
「オレも負けないよぅ」
先にチャレンジしたのは陽太。
「チョークは5本、的は5体……」
全部当てられるように、眼鏡をかけ直して。
「集中……集中……的は動いてるし、慎重に……投げる!」
くわッ!!
普段、瞳があるのかないのかわからない陽太の糸目が見開かれた!
びくうッとする生徒会長。
シュタ、シュタ、シュタタタタッ!!!
まるで忍者が手裏剣を投げるが如く、華麗にチョークが飛んでいく。
「あっ、しまった!」
「わあーやられましたー」
ほんの一瞬の隙に、彰尋と七瀬を含むすべての的の頭に白旗が上がる。
「ふっ……こんなものかな」
陽太はクールに眼鏡を掛けなおした。
その隣で、ものすごい勢いで拍手する武道。
「うぉぉー、一瞬で完封☆ 陽太くんの本気は開眼、俺覚えた……!」
「次は武道君の番だよ」
「うわぁ、勝てる気しないよー。チョークを投げる機会なんて滅多にないからなぁ……」
まずどう投げたらいいんだろう、と、先生のフォームを思い出して集中する。
「チョークをスベスベと撫で……そこっ!」
武道だって割とセンスはよい。けれど先の陽太の猛攻でスイッチが入ってしまった彰尋と七瀬が本気出しまくりで避ける、避ける。人型にはすべて当てたが結局。
「あーっ、3ポイントかー。陽太くんすんごいな!?」
賞賛された陽太は目をいっそう細くして、めちゃくちゃ嬉しそうに笑った。
ウミャカ棒を二人に渡した七瀬は、その楽し気な姿がなんだか羨ましくなった。
「ウォルター先生」
「なにー、倉前」
「お手伝いとして的になるのも楽しかったんやけれども、せっかくやけん僕も射的やりたいです!」
いいよー、とウォルター先生が言えば、的やるよ、と彰尋も協力的な笑みを浮かべる。
「折角だからオレたちも」
「いいね☆ じゃあ~俺も!」
シュタタッ! 神速脱ぎならぬ神速着衣で、武道は牛さんコスプレに大変身。
彰尋、陽太、武道に加えてプログラムで自動制御の人型パネル的2体が、教室風ブースにセットされる。
「投げ方はわかるよね?」
ウォルター先生が訊ねると、七瀬はほわ~んとした口調で答える。
「ウォルター先生みたいに、カッコよく投げたいですー」
「成程。倉前には随分手伝ってもらったからね、直々に伝授しよう」
そういうと、ウォルター先生は背後に回り、チョークを握った七瀬の手に手を添えた。
「肩の力は抜いて……そう、そのまま的から視線はずらさず、姿勢を正して……ウィリアム・テルになった気で、チョークを矢のように、投げる」
シュ……。
手から軽く離れたチョークは、まっすぐ動く人型の的へと進んでいき――。
カツン!
「わあ、当たりましたー!」
「そうそう。その調子。次は一人でやれるよね?」
「はい、イメージはバッチリです。だてに普段ウォルター先生の魔弾をくらっとるわけやないですからね!!」
ドヤァ、と言ってのけた七瀬の頭をウォルター先生は軽く小突く。
「自慢にならないからねー。ほら、やってみる」
「はいー」
よーく狙って、先生に教えられた通りえいやっと投げる。
「あたー☆ 当たっちゃった!」牛さん武道が当てられて仰け反る。
「倉前君、上手いな。俺も脱落」彰尋も背中を白くして苦笑。
「そう簡単には当たらないよ~」陽太はまた目を見開く!
結局5本投げて、外したのは陽太だけだった。
「ふー。先生のご指導のおかげで4つも当てられました」
「倉前、案外筋が良いな」
「楽しかったです~。ウォルター先生はどげんでしたか?」
「僕が楽しんでないと、思うわけ?」
ウォルター先生は青い瞳を細めて口の端で笑う。
「思いません~」
そういって七瀬はほわほわ微笑んだ。
<< もどる
1
…
22
23
24
25
26
…
29
つぎへ >>
このページにイラストを設定する
シナリオ
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
シナリオご利用ガイド
グループ参加ご利用ガイド
シナリオタイプのご案内
【寝子高夜市】夏の宵、きらきらめぐる
シナリオガイド
リアクション
参加キャラクター一覧
コメントページ
ダイアリー一覧
シナリオデータ
担当ゲームマスター
笈地 行
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
学校生活
NPC交流
定員
1000人
参加キャラクター数
40人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2019年05月18日
参加申し込みの期限
2019年05月25日 11時00分
アクション投稿の期限
2019年05月25日 11時00分
参加キャラクター一覧
もっと!