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\ オーバータイム!/
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あの日のあとで5
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羽生 碧南
と
鷹取 洋二
の間に
甘く切ないラブハプニング
があってから、数日後のことだ。
後輩の面倒も見なければならない立場ながら、碧南は、バスケットボール部の練習中も、どこか上の空。
「先輩、先輩」
「……へ!?」
呼ばれて、ハッとする。
碧南に懐いている後輩が、じとーっとした目で碧南を見ていた。
「えーっと……何、かな?」
「何、かな? じゃないです! 先輩、ちょっと変ですよ? 何かあったんですか?」
「あ、いやその……うん、なんでもない」
「ええー! そんなんじゃ、私、誤魔化され……、」
「さあ、練習、練習!」
後輩の追及を(半ば無理やりに)かわして、碧南は練習に打ち込んだ。
(ハードな練習に励んだら、その間は、あの時のことを忘れられるかもしれないし)
ダムッ、と、ボールの音が、小気味良く体育館に響く――。
練習が終わったあとは、桜花寮に帰って、風呂に入った。
学校でシャワーは浴びたけれど、それだけでは、まだ疲れが抜けなかったのだ。
髪も身体も洗って、纏わりつく汗の、あの何とも言えない気持ち悪さから解放されて。
碧南は、ぷかり、と湯船に浸かった。
「ふああ、気持ちいい……」
熱い湯の心地よさの中、力が抜けていくのを感じる碧南。
そっと、瞼を閉じる。
そうすれば、自然と思い返されるのは、やはり数日前の出来事だった。
洋二の髪を彩る、季節外れのピンクの花びら。
真っ直ぐに碧南を見て、あの時洋二は、
(――そう、鷹取先輩は私のことを『好きだ』って言ってくれたんだ)
それは、神魂の仕業であって、洋二の本心ではない。
そのことを、碧南は、痛いほどに理解していた。
(だって、私は私の気持ちを、先輩に伝えてないから。でも……、)
洋二の腕に抱かれた時の感触、そして、洋二が碧南に告げたあの言葉――。
(『君に触れたい。君を、この腕の中に抱き締めさせてほしい』……かぁ)
触れた温度も、耳の底に確かに残るあの台詞も、束の間の夢というには、あまりにも近いところにあった。
(……鷹取先輩は、今年が寝子高最後の1年なんだよね)
既に、1学期は終わった。
夏休みが終われば、卒業まではきっと、あっという間だ。
(それまでに私は先輩に、自分の想いを伝えられるのかな?)
夢想する。
先日の出来事が、ただのひとときの幻ではなくなる瞬間を。ああ、だけど。
(でも……もし、拒絶されたら?)
そのことを考えると、とても口には出せない、と思う。
……正確には、口に出す勇気がない。
(このまま、卒業しちゃうのかな……)
そう思うと、ブルーにならずにはいられなかった。
「……はぁ」
行き場のないため息は浴室の熱い空気を揺らし、細く儚く消えていった。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
巴めろ
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
学校生活
オールジャンル
定員
10人
参加キャラクター数
5人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2019年05月06日
参加申し込みの期限
2019年05月13日 11時00分
アクション投稿の期限
2019年05月13日 11時00分
参加キャラクター一覧
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