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うさぎが質屋を襲撃しました。現場からは以上です。
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【早朝の爆破劇 3】
御剣 刀
の今日の朝食は、夜が明ける前に行われる自主的な剣術訓練の後だ。
真夏でも明け方は爽やかさを感じられる。人目に触れないその中での特訓を終え、家に戻ってきた後の朝食は格別だ。
ちゃぶ台の向かいには、ずっと一緒に長い時間を過ごしてきたビスクドールのルヴィアが、いつも通りにちょこんと座っている。
そして、今日の予定を考えながら、刀がテレビを付けた先──寝子島のローカルニュースを見たその表情が一気に険しくなった。
テレビには『質屋に強盗が入った』との報が流れている。
「今朝深夜から未明……念の為に警戒しておくか」
その情報から、刀はルヴィアを連れた日課である夜の散歩では、しばらくは質屋を中心に見回ることに決めた。
しかしそれと同時に、ふと刀は、朝食の時にいくつかの食材と調味料が、いつの間にか切れ掛けていたことを思い出した。
「あ、買い物に出ないとな。
ルヴィア、留守番頼む。出来る限り早くに戻るから」
刀はそう告げると、ルヴィアに留守を任せて、旧市街の家を出た。
最近、気のせいだろうか。ルヴィアの存在感が大きくなっている気がする。留守を任せると、本当に家を守っていてくれているような気がするのだ。
喫茶店『299 COFFEE』に入って、
北里 雅樹
は軽く注文をすると、サービスで使える電源コードから携帯を充電しつつ、改めて情報収集を開始した。
「さて、ねこったーのアカウント、かなり放置し切ってたけど使えるかな……?」
ログイン自体はしなくともねこったーの閲覧は可能だが、無ければ呟きとしての書き込み送信は行えない。
その先々の手間を考え、雅樹はログイン用のIDとパスワードを、何とか記憶から引っ張り出して画面を叩く。
すると、そこには非常に懐かしい登録初期の呟きが二、三個あるだけの画面が表示された。
「お、行けた行けた」
そして、雅樹はそこから、俗に言う『うさぎにビックリ!』系のノイズを、目に映る情報の中から全て弾き出していく。
まず、情報を選定して、雅樹の思案が行き着いたところとしては、
【質屋を襲撃したうさぎは、複数。だが、この時間の目撃情報は極めて少ないことから、まとまっては動いてはいない】
「まあ、集団で二本足のうさぎが歩いてたら一発でバレるだろう」
雅樹は改めて、我ながら奇妙な物を調べているという実感を覚えながら、作業を進める。
次、
【拠点としては盗んだ物を隠匿する必要があるから、最初に襲撃を受けた質屋からそれほど離れていない場所──具体的には空き家や廃屋などにアジトを設けている】
この辺りは、確証こそないが実地調査を行っている莉鳥のみに向けた情報だ。それ以上ではないため、目測として莉鳥にその情報を送っておく。
「お、そう言えば……これは拡散しとかないとマズいか」
莉鳥の夢から判断したことがある。それを雅樹は最後に拡散希望で呟いた。
【うさぎ達は連続犯であり、今は多分次のターゲットを探しているのではないかと思う】
これに関しては、何しろ情報ソースが『元カノの夢』という、心許ないにも程がある内容ではあった。
これを拡散すれば、単なる今の状況に冗談を言う愉快犯にしか取られない可能性がある上に、ソースを出せと言われたら素直に言うことも出来ないので『何となくそんな気がする』としか返せない。
だが──意図して人の気を引くことも得意としない元カノが、このような嘘を言うような器用な人格ではないのは、それ以上に確かなことなのだ。
一方の莉鳥も、この灼熱の日差しの中、外出の為の準備を重ねていた。
外出着へと着替える。上は明るいオレンジのタンクトップに爽やかなTシャツを重ねて。足元はノーダメージのジーンズと長時間歩くのに適したスニーカー。日差し避けに球団の刺繍が入った野球帽を深めに被り、全体をユニセックスな雰囲気かつ実用的なコーディネートで固めた。
最後に、下地からして綺麗である素肌を守る為に、きちんと日焼け止めを塗る。これで長期戦となっても、持ちこたえられるだろう。
部屋の中、最後に一度。莉鳥は、雅樹からの携帯を確認して、そのまま家を出て行った。
目的地は──ほぼ二本足のうさぎが犯人に間違いない、強盗に入られた質屋──
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
冬眠
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
SF・ファンタジー
動物・自然
定員
10人
参加キャラクター数
10人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2019年04月20日
参加申し込みの期限
2019年04月27日 11時00分
アクション投稿の期限
2019年04月27日 11時00分
参加キャラクター一覧
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