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○猫と共に、夏
猫屋敷 姫
は、旧市街の野良猫集まる日本家屋に住んでいました。
クーラーのない時代の日本家屋なので、風が通りやすい構造のはずなのですが、昨今の猛暑には勝てず。
風鈴はチリとも音を立てず、セミの声ばかりが響きます。
「あつーい……」
姫は縁側でぐったり倒れていました。
人間がその有様ですから、勿論猫たちもぐんにゃりしている現状、扇風機前は占拠されています。
「まあ猫って元来砂漠出身の動物なんでこれでも元気なうち……なはず、ぐえー」
太った猫が堂々と姫の身体を踏んでいき、思わず声を上げます。
「一時は此処も涼しかったのですが……どうやら安全地帯ではなくなったようです」
迫りくる日差しに、撤退を考えた時。
ボチャーン。
庭の池から大きな水音が響きました。
「古池や
猫も飛び込む
水の音」
さすがに飛び込んだわけではないでしょうが、そそっかしい猫が足を滑らせたようです。
毛をべったり体に貼りつかせて自力で上がってきた猫は、ブルルッと身体を震わせて水気をまき散らします。
「……魚はいないですが掃除してるので多分大丈夫です」
その様子を見ながら、姫はつぶやくのでした。
この暑さなら風邪の心配はないでしょう。
「いうてそろそろお昼です」
姫が畳を上げれば、そこは餌置き場でした。
まず取り出したのはいつものカリカリ。
それにウェットフードをつけて、水皿には大量に水を入れます。
「昼間はあんまり食べないのですが夏バテもありうるので」
それから自分の分の昼食を用意します。
「私は梅茶漬け」
暑くて食欲の落ちる夏には、やっぱりこれです。
水を飲み終えた何匹かの猫は、涼しい縁の下へと消えていきました。
「猫は涼しい場所を知っている。ここに逃げ込むのは最終手段」
人の身ではついていくわけにも行きません。
「夕方まで待避するです」
奥に引っ込んで持ってきたるは蔵の鍵。
それと、茣蓙(ござ)と水筒とスマホ。
来客無いよう門の戸締まりだけ済ませれば準備は完了。
「いざ蔵!」
古い蔵へ向かう姫に、猫たちが付いてきますが、扉を開け入るとすぐ閉めます。
それでも1、2匹入り込んだのは仕方ありません。
ひやり。
蔵内は厚い土壁によって湿度が保たれ、室温も丁度良い感じ。
棚の施錠を確認し、猫の位置を一瞥して茣蓙を引き。
「寝る!」
ごろん、と横になって目を閉じます。
働くのは夕方で。
砂漠生活にも似た、これが姫の夏の日常でした。
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担当ゲームマスター
茄子りんこ
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
コメディ
バトル
お色気
定員
10人
参加キャラクター数
8人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2019年04月14日
参加申し込みの期限
2019年04月21日 11時00分
アクション投稿の期限
2019年04月21日 11時00分
参加キャラクター一覧
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