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【花火大会】夏の夜花に何を見る
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☆薔薇の花火
花火大会の会場へは早めについたが、それでも人はたくさんいた。
仙藤姉妹ははぐれないようにどちらからともなく手をつないだ。
「あまり人が混んでいなさそうな場所……なんて多分ないかなあ」
「でしょうね」
蒼の言葉に紫が期待していないように返事を返す。
「せめて窮屈はしなさそうな場所……、あ、あそこはどう?」
目ざとく隙間を見つけた蒼の指さすところへ紫は視線を向け、うなずいた。
「いいわね」
そこに身を落ち着けたら、早速一発目の花火が打ちあがった。
ドーン!
ちょうど午後8時になったようだ。
次の瞬間には一斉に夜空を花火が色とりどりに染めていく。
二人はその美しさを息を呑んで見上げる。
「綺麗……!」
蒼が歓声を上げた。
次の瞬間。
蒼の視界に、なぜか赤い薔薇の花が咲いたのが見えた。
(あれ、花火?)
すると、蒼の心の中で熱い何かがこみあげてくるのを感じた。
(何、これ?)
傍らにいる姉の美しい横顔を熱っぽく見つめる。
いつもと変わらないはずの見慣れた顔なのに、なんだか全然違って感じられる。
(この苦しいまでの感情は一体何だろう?)
言葉にできない、いや、そうしようと思えばできるけれども、言葉にした途端にその想いは色褪せてしまって、単なる言葉の残骸になってしまいそうで、それがどうしてもいやだから口に出せないし、これは手紙に書くことすらできないだろう。
(このもどかしいような、胸が苦しくなるような、疼痛めいた痛みと熱さはいったい……なんなの?)
そんな想いを秘めて、姉の横顔を見つめ続ける。
そんなこととは知らず花火の美しさを堪能していた紫だが、横顔に視線を感じたので、ふと妹の方を見た。
こちらの方をどこか熱を帯びた様子で見つめている蒼に気づき、驚く。
「どうしたの、蒼?」
「……なんでもない」
「具合でも悪いの? 花火も見ないで」
「なんでもないのよ」
こんな気持ち説明のしようがない。
不思議に思いながらも、本人がなんでもないというのでまた花火に集中する紫。
しかし蒼のほうは、やはり紫から目を離せず見つめ続ける。
(おかしな蒼。まるで恋してるみたいじゃない)
心理学科の学生である紫だが、この時ばかりは自分の目に映る状況からの分析を認めたくなかったのである。
そのうち、蒼の気持ちも落ち着いてきた。
(何だったんだろう?)
首をひねりながらようやく花火に集中を始めた。
次の瞬間。
(?)
今度は、紫の目の前に薔薇が開いのだった……
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
茄子りんこ
39番地
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
NPC交流
定員
50人
参加キャラクター数
29人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2019年04月19日
参加申し込みの期限
2019年04月26日 11時00分
アクション投稿の期限
2019年04月26日 11時00分
参加キャラクター一覧
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