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家電のスイッチを切らせるな!
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●電気は大事
「しっかし、今日は暑いなぁ……この世にクーラーがあってよかったぜ」
三夜 智蔵
は数少ない小遣いで作っているアクアリウムを眺めていた。
「無かったら俺のアクアリウムが全滅するところ……」
水槽の中を泳ぐ魚たち。しかし、どこか様子がおかしいように感じた。気をつけながら水槽のなかに手を入れる。
「……って、水温高い! よく見たらポンプも止まってるじゃねぇか!」
慌てて原因を探る智蔵。どうやら水槽用のポンプやクーラーの電源が切れているようだ。
「ん? 電源切れてた? ……なんでだ?」
水槽を掃除するときなどに切ることはあっても、普段から触るものでもないし、間違って押すような場所でもない。疑問を抱きつつも電源を入れなおす。しかし、また少しすると電源が切れている。
「また電源か? 面倒だしろっこん使うか……」
智蔵は指を鳴らして、ろっこん『スイッチング』を発動させる。これでポンプなどのスイッチを入れなおす。移動して全部のスイッチを操作するよりは楽だ。そしたらビクッと何か影が動いたのが見えた。
まさか誰も居ないのにスイッチが切り替わると思わなかったのだろう。驚いた様子で戸惑っていると、思わず智蔵と目が合った。それはおでこに星のマークがついた子どものような影だった。
「……ってお前誰だ、なんで電源切るんだぁあああ!」
* * *
同時刻。
三夜 虹司
はバンドのために自作曲を書いていた。
「よし、ようやく仮歌は終わりそうだ」
虹司はパソコンのソフトで作曲して、仮歌をボーカロイドに歌わせて、とりあえずの形にする。いわゆるDTMである。ボーカロイドの姿は、なぜか初恋のあの少女に似ている。虹司はできあがったばかりの曲を聴きながら、モニターを見つめ、いつのまにかうっとりしている。
しかし次の瞬間、モニターは真っ暗になっていた。どうやらパソコンの電源が落とされたようだ。
「あ……あー……まだ保存してないのに!!?」
パニックになりながら、なんとか復旧できないかと四苦八苦。半べそな所に父である智蔵が泣きついてきた。自分以上に慌てているように思えて、少し冷静になる虹司。
「父さん、どうしたんだよ慌てて」
「影が! 電源を!」
智蔵の話をまとめると、おでこに星のマークがついた影が色んな電源を切っているらしい。突拍子もない話だが、ついさっきパソコンが急に落ちた虹司には納得できる内容だった。2人は影を捕まえるために外へ飛び出す。
行き先に心当たりは無かったが、戸惑っている人々を追えば見つかるような気がした。智蔵は困ってる人たちから話を聞きつつ、ろっこんで電源を入れる。
「あ、今回は電源だけど、電気工事の仕事やってるんで何かあればご連絡よろしく!」
ちゃっかり営業をしつつ、影の痕跡をたどる。そしてようやく虹司たちは例の影を発見した。しかし2人に気づくと、悪さがばれた子どものようにすぐに逃げ出した。
「待て!」
虹司はろっこん『CREEP』で手から電流を放つ。自分も迷惑を被っているので、ちょっとだけ腹を立てている。当たりはしなかったが威嚇にはなったようだ。
「アクアリウムの電気が止まったら魚の命に関わるじゃんか……」
どうにか追い詰めようとする虹司の後ろで、智蔵の走る速度は徐々に落ちていた。
(俺とあの影の相性、良いというか最悪というか……キリがない……俺にはもう体力も……)
ぜえぜえと肩で息をしながら、今度こそ影を追い込み、対面した2人。影はどこか怯えた様子で2人のことを見ている。智蔵は腰を落とすと、影と目線を合わせた。虹司も同じようにしゃがむと影のほうを見る。
「このままじゃキリがないのでやめないか。だって、お前が消しても俺はろっこんですぐ電源入れて、いつまでたっても終わらないし……」
「必要以上の電気のオンオフは良くないんだよ。魚みたいな小さな命が左右されたりもするんだから。わかる?」
「ほら、冷たいアイス買ってやるから、な? 俺のアクアリウムのいたずらやめてくれよぉ」
「アイスって……」
「……も、もちろん虹司にも買うよ? ほら、炎天下走らせたし……」
「アイスなんかでつられる年じゃないよー……」
影は2人の話を聞きながら、どこか申し訳なさそうに口を開いた。
「ゴメンネ。ボク、カエル」
そう言うと、ふっと影がどこかへ消えていった。説得が効いたのだろうか。2人は顔を見合わせて、深く息を吐いた。その後アイスを買い、色々な場所の電源をつけて帰った。
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あとがき
担当マスター:
星織遥
ファンレターはマスターページから!
この度は、シナリオへのご参加ありがとうございました!
突然の出来事と影の遭遇に対して
皆さんの個性を感じながら執筆させていただきました。
改めて、この度はありがとうございました!
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
星織遥
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
コメディ
定員
10人
参加キャラクター数
6人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2019年03月30日
参加申し込みの期限
2019年04月06日 11時00分
アクション投稿の期限
2019年04月06日 11時00分
参加キャラクター一覧
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