エアコンをガンガンに効かせた職場。
扇風機をぶんぶん回す誰かの部屋。
この夏の暑さを乗り越えようと皆いろいろな家電を駆使している。
カチッ
パチッ
「……あれ?」
人々は異変に気づく。
家電のスイッチがいつのまにか切られている。
再度つけても、また止まっている。
そのとき何者かがスイッチを切っている瞬間を見つけた。
一見子どもに見えるが、全身が黒く、おでこに稲妻のマークが付いている。
「マズイ! ミツカッタ! ニゲロ!」
そういって黒い影は逃げていった。
「早くあいつを捕まえないと……! 家電のスイッチを切らせるな!」
こうして暑さを凌ぐための、壮大な鬼ごっこが幕を開けた。
星織遥と申します。
今回は家電のスイッチを切る『黒い影』を捕まえるお話です。
『黒い影』の概要は以下の通りです。
◆『黒い影』について
・複数人いて、寝子島全域に出没している。
・人間ではない
・身長は80~120センチ程度
・おでこのマークで特徴が違う
稲妻:足がけっこう速い。でも力は強くない。悪戯好き。
炎:力が強い。足の速さは普通。力勝負が好き。
星:能力は平均的。温和な性格なため対話で解決可能。
・単語を並べたような話し方をする
「オレ、ツヨイ、カツ」「ボク、マケタ、カエル」
・また、自称『宇宙侵略を目論む集団』とのことです。
◆何をすればいいのか
・『黒い影』を捕まえて『勝負に勝つ』こと
稲妻は『かけっこ勝負』、炎は『相撲』を持ちかけてきます。
最初から持ちかけるタイプもいれば、
追い込まれてから提案してくるタイプもいます。
この勝負に負けると、すぐに影たちは退散します。
星は『サイコロ勝負』(目が大きいほうが勝ち)ですが、
うまくいけば話し合いで止めることもできるかも?
「暑すぎてしんどいのに、エアコンを消されちゃう!」
「見たいドラマがあるのに、テレビを消されちゃって見れない!」
「大事な資料を作らなきゃいけないのに、パソコンの電源が落とされちゃう!」
など、自由にアクションをかけてください。
また、不自然でないシチュエーションなら、登録済みNPCと行動をともにすることもできます。
特定のマスターが担当しているNPC以外なら誰でも大丈夫です。
アクションには以下のことをお願いします。
・家電のスイッチを切られた心境など
・『黒い影』に対する行動や心情など
・対決の様子や作戦など
よろしくお願いします。