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【星幽塔】第一階層 はぐれ怪鳥と騒乱の暴風
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「鳥さんこちらー」
ヴォラティルの視界の中、一番高い塔に上った武道は扇子を手に舞い、周囲に雪を散らしてはヴォラティルの暴風を跳ね返していく。その隙にティオレがかまいたちを、桜とグレッグは矢をヴォラティルに叩き込んでいった。ヴォラティルは四方から飛んでくるそれらと武道どちらに標的を定めるか迷い、塔の周りをぐるぐると旋回している。
「さぁ、嵐を潰す嫌な吹雪をだす敵がここにいるぞ……こっちにこい……!」
武道がヴォラティルを引き付けている間、絶え間なく攻撃を行いながらもグレッグはヴォラティルの挙動を見て、内心こんなことを考えていた。
――しかし、なんでまたこんなデッケェ怪鳥が町を襲ったんだか……。
ヴォラティルは怒りに任せて街を破壊していることはわかるが、その怒りの根幹が何なのか、グレッグにはわからなかった。何か目的があって破壊しているわけでもないようだ。グレッグはそこまで考えて首を振ると、
――やれやれ、理由がわかんねぇから撃退に留めておいた方が良さそうだな。
と考え、弓を構えなおした。
旋回するヴォラティルは混乱した頭のまま武道に突進するが、武道は待ってましたとばかりにその顔面に吹雪をぶつける。それでぐぎゃっ、と啼いて仰け反ったヴォラティルに対し、武道は手羽に狙いを定めて彼のろっこんである『スイ・マー』を叩き込んだ。
「よしっ!」
そこを更にティオレが旋風を宿したロングソードの刃で切りつけた。先程受けた武道のろっこんのせいか、羽ばたくこともできず落ちるヴォラティルは、避ける間もなくそれを受け、その爪がぱらぱらと割れた。
轟音を立てながらヴォラティルは一度町中に落ち、それから暫し経ってゆらりゆらりと浮上した。しかしその様子に戦闘が始まる前のような活力は見えない。あと少しだ。その場の全員がそれを確信した。
「みんなー! あと少しだ!! ガンバローぜぃ!」
武道が皆にそう呼びかけると、皆はこくりと頷いて、ヴォラティルに視線を寄せる。ヴォラティルはそんな人間たちの様子を不思議そうに眺めた後、それを理解できないことへの苛立ちからか、ぐぎゃあ、ぐぎゃあと鳴き、痺れる羽を必死に動かした。
「妙子、お願い」
「危ない!」
そうしてヴォラティルが向かった先には、逃げ遅れた親子の姿がある。ティオレが口を開くと同時に、妙子はその親子からヴォラティルの注意をそらそうと声を上げた。
「今のうちに逃げて!」
妙子の言葉に従って、親子は口を噤んで走っていく。しかし、妙子の身もまた危険にさらされていた。妙子は自らの服を豪快に脱ぐと、ろっこんである『スライムレディ』を発動すべく念じた。
「なるべく使いたくないけど……」
そうすると妙子の身体はジェル状に変化し、瓦礫の隙間に潜り込んでいく。その上をヴォラティルの身体がひゅんっと通り過ぎて行った。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
六原紀伊
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
冒険
SF・ファンタジー
バトル
定員
10人
参加キャラクター数
5人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2019年03月01日
参加申し込みの期限
2019年03月08日 11時00分
アクション投稿の期限
2019年03月08日 11時00分
参加キャラクター一覧
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