this frame prevents back forward cache
0
0
はじめての方へ
ヘルプ
ログイン
\ オーバータイム!/
種族
学年:職業
00月00日生 00歳
AAA000000
ホームトップ
おしらせ
新着通知
はじめての方へ
遊び方
世界設定
キャラクター一覧
キャラクター検索
キャラクター作成
らっポ
チケット
コミュニティトップ(検索)
コミュニティ一覧
公式コミュニティ一覧
公開トピック一覧
コミュニティ書き込み検索
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
イラストトップ
イラスト一覧
イラスト検索
イラストレーター一覧
イラストレーター検索
自作イラスト一覧
アイテム一覧(検索)
マイリスト一覧(検索)
寝子島(全景)
寝子島(地図)
寝子島(セカンドマップ)
寝子島高校
学食百景 ~プレミアムメニューを堪能せよ!~
<< もどる
1
…
4
5
6
7
8
響 タルト
にとって、学食は普段そうぱっとするものでもなかった。
だが、プレミアムかき氷パフェのニュースは響きの心をぐっと掴んだ。
「さすが寝子高だね!」
おまけの吉報も心を躍らせる。
学食イベント期間中は、学生以外も食堂を利用できるらしい。
これを知らせないテはないと、響は
シオ・レイゼルオーク
に連絡を入れた。彼女とは、秋祭り以来の友人だ。
「行っていいの?」
電話越しのレイゼルオークは嬉しそうな声を上げた。
「うん、せっかくだから一緒にプレミアムかき氷とか食べたいなと思って」
「嬉しいなー。学校関連の施設なんて、普段行けること滅多にないから興味深いしねー」
二人で日取りを決めて、学校で再会する。
──────
やがて約束の日になった。
「あっ!」
再会を果たした響きは、嬉しそうに手を振った。
「シオさん~こっちだよ~!」
響に呼ばれて、レイゼルオークは笑顔で手を振り替えした。
「相変わらず可愛いねぇ」
あまり身長の変わらない二人で並んで、食堂へ向かう。
「どうぞどうぞ、遠慮無く座って」
響のすすめで、レイゼルオークが着席する。
すぐそばにプレミアムかき氷パフェの広告が出ていた。
値段を見てレイゼルオークは目を見開く。
「さ、三百円?」
誇大広告かとまじまじと張り紙を見ていたが、注文列に並んで実物を目の当たりにしてさらに目を見開いた。
「えっ、これ凄い……すごいね……」
てんこ盛りになったフルーツにトッピングの山をみて、これが本当に三百円かと言葉を失う。
そんなレイゼルオークに響は
「300円ってすごいよねぇ、うちの理事長太っ腹だからね~!」
と、分かっているのかいないのか、のんびりとした言葉を返した。
「え、これ全部乗せなの!?」
「そうそう、全部乗っかるの」
「選ぶんじゃなくて?!」
「理事長太っ腹だから~」
ますます学校の経営が心配になるレイゼルオークだ。
「シロップどうします?」
「え、シロップ? うぅんっと……」
色々種類があって即決しづらい。
悩むレイゼルオークを前に
「僕は抹茶で!」
響は即決した。
「抹茶、ですか」
「イチゴもメロンもフルーツでトッピングされてるから、どれにでも似合いそうだなと思って」
「なるほど。いいよね~、抹茶」
「シオさんは?」
「じゃあ私はイチゴにしようかな。季節的に……じゃない、こう、可愛くて定番で、いいなぁって」
「いいね、やっぱりストロベリーは王道!」
楽しく会話をしながら注文を終えて、テーブルに着席する。
「それじゃ、いただきまーす♪」
「いただきます~」
二人で手を合わせて、プレミアムかき氷パフェを食べ始める。
「食べるのもったいないぐらい美味しそう。盛り付けも綺麗だなぁ」
食べる前に、レイゼルオークはまじまじとパフェを観察する。
「豪快な部分もご愛敬かな。これだけよくトッピングしたのに崩れないのは、ホント凄いね~」
一方の響は、元気よく一口目を口に運ぶ。
「うん! 美味しい! 甘くて、冷たーい☆」
ほっぺを押さえて目を細める。
「いろいろと入ってるから飽きずに食べられるね-」
「そうだね~。同じトッピングでも、食べる順番とか、組み合わせとかで味わいも変わるし。生クリームを絡めるだけで、フルーツも変わるよね~」
「抹茶の風味もすっごいいい!」
ねぇねぇ、と、響はレイゼルオークに呼びかける。
「僕のあげるから、シオさんのも一口ちょうだい♪」
「交換? はいどうぞ、ふふふ」
一口分すくってあげようとしたレイゼルオークは、ふと手を止める。
「こういう時、小皿欲しくなっちゃいません?」
「小皿はもらえるよー」
響が席を立つ。
「もらってくるね!」
そう間を開けず、二人分の小皿を持って響が帰ってきた。
「お待たせー、はいお皿!」
「ありがとうございます、じゃあ、はいどうぞ。一口と言わず三分の一くらいシェアだー、なんて」
レイゼルオークはスプーンで器用にプレミアムかき氷パフェを取り分ける。
抹茶を口に運んで、レイゼルオークは目を細めた。
「んん、やっぱり抹茶の風味もたまらないね~」
イチゴ味を食べる響も幸せそうだ。
「うーん、美味しい。こういう瞬間って、ホント幸せだよねえ♪」
分けあって食べるかき氷は、あっという間になくなっていく。
満腹から来る多幸感に包まれて、二人ともにこにこ微笑み合う。
「ごちそうさまでした」
「ごちそうさま!」
合掌したところで、ふとレイゼルオークが思い出したように言った。
「そうだ、かき氷のあとの温かいうどん、美味しいらしいですよ」
「うどん? いいね! でも今日は流石に入らないや」
「そうですね。今回はお腹いっぱいで食べられないんですけど、また今度にでも」
「うん、また今度にしよう♪ 楽しみが増えたね」
「はい、また限定イベントお誘いください」
「もちろん! また期間限定のスイーツが出たら誘うね☆」
新しい約束をして、二人はまた、にっこりと笑い合ったのだった。
<< もどる
1
…
4
5
6
7
8
このページにイラストを設定する
あとがき
担当マスター:
39番地
ファンレターはマスターページから!
どうも初めまして、39番地と申します。
寒さにかじかむ手を温めながらプレミアムかき氷パフェのことをたくさん考えました。自分の出身地ではしろくまという巨大かき氷が人気でして、ひょっとしてあんな感じかなぁと思いながら寝子島のみなさんの様々な食事風景を想像させていただいた次第です。
学食の食堂はなかなかオツなもので、普段の教室では見られないクラスメイトの姿を見たり、知らない人に会ったりする不思議な場です。
社会人になっての食堂と学生の食堂は、やっぱり違うなぁと思います。
感慨深さを覚えながら、参加してくださった方々のアクションを拝読いたしました。
まだまだ拙いマスターではありますが、また遊びに来ていただけると嬉しいです。
↑ページトップに戻る
シナリオ
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
シナリオご利用ガイド
グループ参加ご利用ガイド
シナリオタイプのご案内
学食百景 ~プレミアムメニューを堪能せよ!~
シナリオガイド
リアクション
参加キャラクター一覧
コメントページ
ダイアリー一覧
シナリオデータ
担当ゲームマスター
39番地
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
学校生活
恋愛
定員
10人
参加キャラクター数
10人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2019年02月01日
参加申し込みの期限
2019年02月08日 11時00分
アクション投稿の期限
2019年02月08日 11時00分
参加キャラクター一覧
もっと!