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定食屋『おにざき』でお食事を
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「……相原先生……何しに来たんですか?」
接客担当のつくしに愛想がないのは悪気があってのことではない。
しかし、
相原 まゆ
先生に対してだけは事情が違っていた。
「何って……ご飯を食べに来たんだけど」
若干刺々しいつくしの言葉に、まゆは当惑する。
「お仕事お疲れさま! ご飯を食べながらコイバナでも聞いてもらおうと思ってね」
にこやかに声をかけるのは、一緒にやってきた
久保田 美和
先生。
「久保田先生とのコイバナ……ですか……『お兄ちゃん』は渡しませんよ?」
つくしの瞳に嫉妬の炎がメラメラと湧き上がる。
「え? あたしは別に……」
まゆ先生の言葉はつくしの心に届かない。
つくしにとって彼女は大好きな『お兄ちゃん』が想ってる相手、つまり恋のライバルなのだ。
(……とはいえ、お客様ですから……ちゃんと対応はします)
「こちらのお席にどうぞ」
厨房では、あやめがてきぱき調理をこなしつつ、隙を見て逃げようとする叔父を笑顔で見張っていたが。
まゆ先生の姿を見て笑顔のままガクブルと震えだした。
(鬼軍曹……怖い)
何かいろいろとあったらしい。
(お腹空いてきたから食事したいけど、何を食べようかな? あんまり混んでないお店が良いけど……)
参道商店街を歩いていた
綾辻 綾花
は、漂ってきたいい匂いに反応した。
「いい匂いがするのは、あの定食屋さん?」
自然と『おにざき』に足が向き、暖簾をくぐる。
だが、店内に入ると満席に近い状態だった。
(けっこう混んでるみたい……やめようか)
「いらっしゃいませ、すみませんが相席でよろしいですか?」
楓香が声をかける。
「ええと……」
悩んでいると、聞き覚えのある声が耳に入った。
「でねー、聞いてよ!」
綾花がそちらを向くと、美和先生の姿があった。
そして隣にはまゆ先生。二人のいるテーブルには空いてる席があるようだ。
「こんにちは、先生、相席お願いしてもいいですか?」
「綾花ちゃん! もちろんよ、座って座って」
「お邪魔します」
(美和ちゃん先生を放っておけない気がして……)
美和先生は綾花の1年のときの担任の先生だ。
様子からして、まゆ先生にいつものように恋バナを聞かせていたのだろう。
「日替わり定食一つお願いします」
「かしこまりました」
楓香に注文すると、綾花は美和ちゃん先生に言った。
「夏は出会いも多い季節です。素敵な人に出会えたんでしょうか?」
「……それが、聞いてよー!」
予想を裏切らないいつもの展開だった。
「というわけなのよー!」
「大変だったわね……」
「まだこれからが夏本番ですよ」
まゆ先生と共に綾花が美和ちゃん先生を元気付けていると、英二が綾花の分を運んできた。
話の腰を折らないように、そっと一礼して立ち去る。
「いただきます」
綾花は日替わりのしらす丼定食を食べ始めた。
「この日替わり定食美味しいですよ。シェアして食べませんか?」
綾花の提案に、まゆ先生と美和先生が目を輝かせて箸をこちらへ向けた。
「いいわね! あたしのサンマさん定食もあげる!」
「ありがとう! 私の猫島定食も食べて!」
三人は和気藹々とランチをシェアした。
「食べると元気出ますね」
「綾花ちゃん、夏バテしてない?」
「夏休みの宿題は進んでる?」
気遣ってくれる先生たちに、綾花は笑顔で答える。
「外が暑くてバテてたけど回復したのでこれから家に帰って夏休みの宿題をするつもりです。こつこつしないと終わらない量ですから。お二人はこれからどうされるんでしょうか?」
「ああ、これから学校で仕事あるのよね……積もる話もあるのに」
「もう十分落ち込んだじゃない?」
美和ちゃん先生の話が長引くならプリンも頼もうか、と綾花は思う。
(お客さんも多いのであまり長居しても良くないですが)
「落ち込んでたらこれからの新しい出会いを見落としちゃいますよ。運命の人は意外と近くに居たりして?」
綾花のアドバイスに、美和先生は顔を上げる。
「そうかなー。この辺にいないかなー?」
その言葉に、こちらをチラチラ伺っていたあやめと、つられて辺りを見回したまゆ先生の目が合ってしまった。
(ヒッ……?)
一瞬固まるあやめに戸惑いながら、綾花は注文をする。
「あの、玉子プリンお願いします」
「あっ、いいなー、私も!」
「じゃああたしも」
「かしこまりました。玉子プリンなら任せてください。美味しく作れる自信あります」
無表情に淡々と接客していたつくしがさっと現れて、薄い笑みを浮かべた。
(こんなことじゃだめね、接客はいついかなるときでも笑顔、だわ)
あやめは反省して、最高の笑顔をめざす。
「美味しかったわ、ごちそうさまでした!」
美和先生の会計の際、おつりを返すあやめは、さりげなく先生の手を握りにっこり笑いながら話しかけた。
「喜んでいただけてよかったです。よかったらまたぜひいらしてくださいね?」
ろっこん『リリスの微笑み』が発動する。
「え、ええ。また来るわね」
魅了されたまま、美和先生は帰っていった。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
天村花海
寺岡志乃
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
定員
10人
参加キャラクター数
10人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2019年01月31日
参加申し込みの期限
2019年02月07日 11時00分
アクション投稿の期限
2019年02月07日 11時00分
参加キャラクター一覧
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