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携帯戦記カプセルギア ある日、公園でのカプギア風景。その2
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その頃、怜理さんと雪人くんの戦いはまだ続いていました。
というのも、怜理さんも雪人くんも頭脳派でしたから、お互いの性能や取るべき戦法を把握するために、長い間、決定打となるチャンスが訪れようとしなかったからでした。
(だいぶわかってきたわ……。サンダルフォンのレッグミサイルは、直接に相手のギアを狙うだけでなく、特定の座標を狙うこともできる。それなら……)
そこで、怜理さんは、一計を案じ、レッグミサイルをかなり変則的な軌道で何発も発射しました。
そのうちの数発はボナパルト2をかすめるように、残りの数発はてんで見当違いの方向へと飛んでいきます。
「……!」
雪人くんが一瞬だけ目を見開き、次の瞬間には鋭く目を細めると、素早くスマホの画面をスワイプしていました。
刹那、常に一定の距離を保っていたボナパルト2が急接近。
Bスナイパーライフルを構えながら、一気に距離を詰めてきます。
「……っ」
怜理さんは息を詰まらせつつ、サンダルフォンにシールドによる防御を命じます。
(……こちらの意図に気づいた? いいえ、いくら彼が凄腕でも、こちらの意図を正確に読み取ることなんてできないはず……!)
ここで焦っては相手の思うつぼだと、怜理さんは自身の判断を信じて、意識を集中させます。
果たして、それは正しい判断でした。
「……ッ」
刹那、雪人くんの目が大きく見開かれました。
明後日の方向に打ち出されたミサイルのうちの2発が、大きく空を迂回して、真っすぐにボナパルト2に向かってくるのが見えたからです。
雪人くんは、怜理さんの作戦を見抜いていたわけではなかったのです。
しかし、雪人くんは素早く対応します。サンダルフォンを狙っていたBスナイパーライフルの狙いを素早くミサイルへと変更し、発射!
まずは一発、迎撃に成功します。
(……さすがにやるわね。でも、ここまでは予想済み!)
怜理さんも、雪人くんがそれくらいの芸当はこなすであろうことは読んでいました。
だからこそ、でたらめに発射したミサイルから『2発』、雪人くんの接近するであろう場所を狙って、「置いた」のです。
Bスナイパーライフルが連射できない以上、立て続けに飛来するミサイルを両方とも撃墜する術をボナパルト2は持たない――はずでした。
「考えたね。でも、相手が悪かったネ」
「え……?」
怜理さんが息を飲みます。
次の瞬間、雪人くんはスマホの画面を何度もタップ&スワイプ!
複雑なマニュアル操作で、音声では不可能な微細な調整とコマンド入力を実行し――Bスナイパーライフルをサンダルフォンに向かって投げました。
投げられたライフルは見事にミサイルに命中!
空中で爆発したミサイルが煙のエフェクトをまき散らして、怜理さんとサンダルフォンの視界を遮ります。
その煙の奥から――。
「――まあ、僕にもベータテスターのプライドってもんがあるからサ」
「……っ!?」
ボナパルトアームを大きく振りかぶったボナパルト2が出現。
そのまま振りぬいた拳はサンダルフォンにクリティカルヒットし、ステータスのほとんどを攻撃力に割り振ったサンダルフォンは惜しくもその場で戦闘不能に陥ったのでした。
その頃、「高機動型ぐれーと☆まんもす」は暴走していました。
「わー、まんもす、そっちじゃないのです!」
「まんもす、行きすぎです、そっちは行き止まりなのです!」
マンモスさんは、一戦ごとに戦い方を変え、従来のぐれーと☆まんもすと今回の高機動型ぐれーと☆まんもすのスペックの違いを正確に把握しようとしていました。
それは、ギアマスターとして、非常に正しい行為でしたが、彼女と戦うオタクな人達は馬鹿にしていました。
「デュフフフ! 無駄無駄! そんなセオリーを無視した組み立て、実戦で使えるわけないデュフよ」
オタクの人がもう完全に勝ったような顔をしながら、魔法少女型ギアのステッキを振りかざします。
「ていうか、それ以前の問題よ。そのギアはどうみても攻めよ。でも、今のあなたの戦い方は攻めっぽくないわ……」
腐女子の人が長い髪を振り乱してそんなことを言いながら、ポリタンクの火炎放射で突っ込んできます。
「いや、「受け」とか言われてもしらねーんですが……」
頬に汗をたらしつつ、マンモスさんは脚部のホバーユニットを活かした高機動戦闘を展開します。
(何度も暴走して、ある程度クセは掴みました。この位置関係、この距離なら……やれます!)
そして、ついにマンモスさんはホバーを使った高速機動で、たった一度だけバッチリ4人の背後を取ることに成功するのです。
その機動に、アニメオタクがデュフフと驚きます。
「デュフフ、なんて、馬鹿げた高機動……!」
仕事をサボッた会社員も、眼鏡の奥の瞳をキラリと輝かせます。
「私達にできないことをあっさりとやってのける……!」
それにニートがヒヒヒと笑って仲間達と目でタイミングを合わせ、
「「「そこに痺れる憧れるぅ!!!」」」
と、大声で唱和します。
「あー、なんかよくわかりませんが、お褒めにあずかり光栄ですとでも言っとくべきですか……?」
マンモスさんは反応に困りつつ、しっかりと『高機動型ぐれーと☆まんもす』に、両腕のガトリングを構えさせます。
そして、
「武器は使い慣れたものが一番です! ハチの巣にしてやるですよ、高機動型ぐれーと☆まんもす!」
「「「「ぎゃあああああああああ!」」」」
幾度となく失敗を乗り越えて、ようやくマンモスさんは高出力ホバーによる高機動戦法に成功してみせたのでした。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
水月 鏡花
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
バトル
ゲーム
定員
10人
参加キャラクター数
7人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2019年01月30日
参加申し込みの期限
2019年02月06日 11時00分
アクション投稿の期限
2019年02月06日 11時00分
参加キャラクター一覧
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