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携帯戦記カプセルギア ある日、公園でのカプギア風景。その2
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●
その頃。
「ノーメン……」
雪人くんはいまだノーメン呼ばわりされたショックから立ち直れないようでした。
と、そのとき雪人くんに一人の女の子がそっと声をかけました。
「ねぇ、君、よければこの子と勝負してみてくれないかしら?」
「……?」
その声に、ハッと我に返る雪人くん。
みるみるうちにその瞳には冷静さが戻り、その焦点はすぅっと怜理さんの持つサンダルフォンに合わせられます。
「なるほど。面白そうなギアじゃん。いいよ、やろう」
雪人くんがスマホを構えれば、怜理さんも静かに頷き、
「この子の名前はサンダルフォンよ。それから私の名前は
三夜 怜理
。ああ、こういうときはギアマスター名――『ワイズマン』を名乗った方がいいのかしら?」
「どっちでもいいんじゃない? 僕は
牧 雪人
。一応、『MAKIYUKI』ってマスター名で通ってる。で、こっちはボナパルト2」
手短に自身と相棒の紹介を済ませる雪人くん。
そして、自己紹介も、そこそこにギアバトルはスタートします。
「行きなさい、サンダルフォン」
先手を取ったのは、怜理さんのサンダルフォンでした。
まずはボディのガトリング砲で挨拶代わりの弾幕を展開します。
「芸のない攻撃。でも、戦術としては正しいね」
雪人くんは能面のような表情を崩さずに、脚部パーツの軽快なフットワークで余裕の回避。
右腕のBスナイパーライフルで、狙いを定めて反撃の一撃を放ちます。
「サンダルフォン、腕でガードして」
怜理さんの指示に従って、サンダルフォンが右腕のパーツからシールドを発生させて防御。
サンダルフォンの装甲は極めて薄いものですが、怜理さんはシールドを上手に使って致命傷をさけていきます。
「ふーん」
それを見て、嬉しそうに微笑む雪人くん。
一方で、怜理さんはそんなことは歯牙にもかけず、冷静に自身のギアのあらゆる動きを観察して、その真の性能の理解に努めます。
(やっぱりシールドを使えば、装甲の薄さはカバーできるのね。でも、動きの鈍重さという弱点は依然として残ったまま。普通に攻撃してもさっきみたいによけられるだけ。それなら……)
持ち前の頭の良さを使って、イメージの中で戦術を組み立てる怜理さん。
それは、これまでに体験したことのない新鮮な感覚を彼女に味わわせるものでした。
その日、
大江戸 マンモス
さんも、その公園でギアバトルをしていました。
今日のマンモスさんは、旧来の相棒の弱点である動きの遅さを克服するために、ある野心的なギアを組み立ててきていました。
「今日の『ぐれーと☆まんもす』はいつもとは一味も二味も違うのですよ!」
マンモスさんがそう言って、ギアを取り出して見せましたのは、彼女がよく一緒にギアバトルをする大きなお友達の人達でした。
「デュフフフ。見た目は全然変わらない気がするけど」
アニメシャツを着たぽっちゃりのオタクが不気味に笑い、
「せっかく仕事をサボってバトルをしに来ているのだから、もっと派手なモデルチェンジを見せて欲しいものだ」
スーツ姿の眼鏡の男が中指で眼鏡を押し上げながら言えば、
「てゆーか、そこは仕事しろよなのですよ」
と、マンモスさんが冷静に突っ込みます。
「じゃ、じゃあ、早速ギアバトルだ。今日こそ『僕の働いたら負けだと思っている号ver.38』の恐ろしさを見せてやる……!」
と息巻いたのは、負けたらすぐキレるニートの青年。
「で、そのギアは攻めなの? 受けなの?」
最後に言ったのは、何でもすぐにカップリングにしたがる腐女子のお姉さんでした。
「あー……。もういちいち突っ込むのも面倒ですから、さっさとバトルを始めましょう」
と、マンモスさんは深くため息を吐きつつ、A.I.C.O.をセットアップ。
(ぶっちゃけ控えめに言って駄目人間な彼らですが、それなりにいい歳をしているだけに腕は確かなのです)
だからこそ、マンモスさんは彼らを新しい『ぐれーと☆まんもす』の対戦相手に選んだのでした。
そして、早速、バトル開始。
最初の対戦相手はアニメ服のオタクのお兄さん。
「デュフフ。まだ慣れてないからって、容赦しないよ!」
彼のギアは魔法のステッキを持った魔法少女型ギア。
装甲は薄いですが、右腕の魔法のステッキから強力な星型の魔法弾を放ってきます。
「早速、新装備の出番ですよ。ホバー起動!」
と、そこでマンモスさんが指示を出せば、「高機動型ぐれーと☆まんもす」の脚部のホバーが起動!
超重量をものともしない速度で、地面を滑るように移動して、星型の魔法弾をかわします。
ですが、その次の瞬間。
「わわ! マンモス、行きすぎなのです! 早く止まるのですよ!」
勢い余った「ぐれーと☆まんもす」はそのまま滑り台に激突して、行動不能になってしまいます。
「デュフフフフフ! いくら早く動けたって、まともに操縦できないと意味ないデュフフフ!」
オタクのお兄さんは小馬鹿にしたように笑いますが、マンモスさんは気にもとめません。
(……やはり少々ピーキー過ぎるのが難点ではありますね。ですが、クセさえ掴めば、もう少しまともに動かせるようになるはず……!)
頭の中で、どうすれば制御できるか、その手法をいくつか考えると、マンモスさんは再びギアバトルのスタートを宣言します。
「さあ、次は誰が相手をしてくれるのですか? なんなら、全員まとめてかかってきてもいいのですよ」
マンモスさんがそう言えば、大きなお友達の人達はまた小馬鹿にしたように笑い、
「随分と強気だな」
「いいだろう。僕の『働いたら負けだと(以下略』の餌食にしてあげる」
「で、結局、攻めなの?受けなの?」
と、全員がギアをセットアップ。
かくして、マンモスさんの『ぐれーと☆まんもす』改造計画は続いていくのです。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
水月 鏡花
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
バトル
ゲーム
定員
10人
参加キャラクター数
7人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2019年01月30日
参加申し込みの期限
2019年02月06日 11時00分
アクション投稿の期限
2019年02月06日 11時00分
参加キャラクター一覧
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