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寝子島高校
携帯戦記カプセルギア ある日、公園でのカプギア風景。その2
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●
ビニールプールでは【赤】チームと【青】チームの激しい戦いが続いていました。
無数のギアが水の中を出たり入ったりするせいで、そこかしこに小さな水飛沫が上がります。
「みんな、服や、スマホを濡らさないように気をつけてね!」
と、そこで高校生の夏朝さんは、率先して皆に注意を呼びかけました。
実際、彼女のスマホはNyaphoneですから、うっかり水没させたりすると(お小遣い的な意味で)大変なことになるのです。
だから、夏朝さん自身も、細心の注意を払いつつ、相棒のアマネちゃんを操作して、【赤】チームの敵をけん制していきます。
「修理代、大変だもんねー」
と、苦笑しつつ、真白さんもせっせとやどりぎあーむで罠の設置を続けます。
そこはやはり二人とも高校生。
カプギアを楽しみつつも、年相応の分別があるのです。
けれど、ギアに夢中の小学生達には、その声はあまり届かないようで。
「行くぜ、ユーゴ! さっきの借りを返してやる!」
「望むところだ、ショータ! 返り討ちにしてやる!」
おそらくはこのプールバトルの計画者であろう二人の小学生は、自らが濡れるのも構わずに、水上で互いのギアを激しく激突させています。
この二人、実力はどっこいどっこいのようですが、今回は少しばかりショータくんの方がギアの扱いが上手なようです。
「……っ、やべ、このままじゃ……」
ガードを崩され、ユーゴくんの懐がガラあきになったそのときでした。
「援護するぞ! 軍師殿!」
白燕さんのサンゴクナイトが左腕の手甲から雷を発射。
「うわ!?」
隙を突かれたかたちのショーゴくんのギアが大きく体勢を崩し、素早く体勢を立て直したユーゴくんのギアに無防備な姿をさらすことに。
「ナイスだ、鎧の人! ここで必殺技で決めだ!」
ユーゴくんが無防備な姿をさらしたショーゴくんのギアに必殺のビームをたたき込もうとします。
「……っ……アマネちゃん……!」
と、そこで夏朝さんが咄嗟にアマネちゃんの名前を呼びかけます。
それに反応して、アマネはユーゴくんとショーゴくんのギアの間に割って入りました。
「「あ……」」
二人の少年の声が重なります。
アマネは当然のごとくユーゴくんのギアの攻撃の直撃を受けて戦闘不能に。
「……っ……ねーちゃん、ゴメン……」
と、ショータくんが素直に謝ろうとします。
「アマネちゃんなら大丈夫。それよりも」
「ほら、次の攻撃が来るよ!」
夏朝さんが首を振り、蒼さんが叫びます。
実際、ユーゴくんのギアと白燕さんのサンゴクナイトが、この追撃のチャンスを逃がす理由はありませんでした。
「援護してくれ、鎧の人! 一気に畳みかける!」
「勇敢だな、軍師殿! 了解した、ならば私は援護に徹そう!」
ユーゴくんがギアを突撃させ、サンゴクナイトがそれを雷で支援するかたちで一気に赤チームが殲滅戦を仕掛けてきます。
蒼さんは、それまで水中に向けていたキャノン砲の角度を変えて迎撃態勢に移ります。
「そうは行かないよ。このキャノン砲は水上の相手にだって――」
「そうは行かないのはこっちも同じッス!!」
「え……?」
そこで、水中から忍者のようにマシンガンで攻撃を仕掛けてきたのが、桐子さんのトルーパーでした。
「あ、Diablo Azul……!」
蒼さんは必死に呼びかけますが、思わぬ角度から奇襲をうけたDiablo Azulは水中に転落。
そこで、戦闘不能かと思いましたが――。
「まだよ! キャノン砲、パージ!」
蒼さんがそこでDiablo Azulに両肩のキャノン砲の水中で外し、そのまま着地と同時にボディから高出力のレーザーブレードを引き抜きます。
「……水陸両用でもないのに、味な真似をするじゃない!」
「量産型には量産型の戦い方があるッス!」
レーザーブレードを構える蒼さんのDiablo Azulに対し、桐子さんのトルーパーは微塵も退く様子を見せません。
それどころか、自慢のパイルバンカーを構えて――決死の突撃!
結果、両者は相打ち判定となり、互いに戦闘不能になります。
「軍師殿、このチャンスを無駄にしてはならぬ!」
「ああ!」
ユーゴくんのギアが【青】チームの陣地まで到達し、大暴れを始めようとしたそのときでした。
にゅるり、とユーゴくんのギアに足元からツタのようなものが絡みつき、その動きを制限しました。
「……しまった、トラップか!?」
ユーゴくんが気づいたときには、もう彼のギアは完全にツタに取り込まれていました。
(こっちはすでに一機落とされてるし、小学生だからって手を抜くのは失礼だよね……。というわけで)
状況によっては相手に花を持たせるのもありと思っていた真白さんでしたが、今の彼女にそんな余裕はありません。
「というわけで、ネージュリェーツ、フルパワーでぶっぱだよ!」
刹那、真白さんのネージュリェーツが、ボディーパーツの胸からエネルギー砲を発射。
至近距離から直撃をくらい、ユーゴくんのギアが戦闘不能に。
と、同時に、
「ああ、ネージュリェーツ……!」
不安定な足場で、反動の大きな武器を使ったせいで、ネージュリェーツは水中に落下してしまいます。
そこに水中にいた【赤】チームのギアが殺到。
今度はネージュリェーツがピンチに陥ります。
「軍師殿っ!」
白燕さんは、ユーゴくんとそのギアに向かって叫びます。
が、ユーゴくんの視線はすでに自分のギアではなくサンゴクナイトの後ろに向けられていました。
「オレのギアはいい! それよりも後ろだ!」
「……!」
そこで、白燕さんは気づきます。サンゴクナイトの後ろから、ショータくんのギアが急接近しているということに。
「後ろもらった!」
「させぬ!」
と、そこでサンゴクナイトは振り向きざまに右腕に装備された青龍偃月刀を一閃!
「うわっ……!?」
ショータくんのギアを一撃で戦闘不能に追いやったサンゴクナイト。
その一撃は強力無比でしたが、それゆえに不安定な足場で振りまわせば、大きく態勢を崩してしまいます。
と、そこに勝機を見出したのが、水中に落下したピンチをバレットシャワーによる弾幕で切り抜けた真白さんでした。
すでに【赤】【青】両チームで現存しているのは二人のギアだけとなり、この二人の勝敗がそのまま試合の勝敗を決することになります。
「今だよ、ネージュリェーツ。もういっぺんエネルギー砲ぶっぱ!」
上手く水上の足場に復帰したネージュリェーツが今度は落ちないように注意しながらもう一度エネルギー砲を発射!
「むむ……! サンゴクナイト、よけろ、よけるのだ……!」
白燕さんの声に、サンゴクナイトは必死で応えるように回避行動を取ろうとします。
しかし、そこで運悪く、複数設置されていたネージュリェーツの罠がサンゴクナイトに発動。
絡みついたツタに動きを制限されたサンゴクナイトに、ネージュリェーツのエネルギー砲がクリティカルヒット。
真白さんのスマホに表示されたサンゴクナイトのHPゲージがゼロになり、
「よし、これで私達の勝ちって……え? なんで、ネージュリェーツのHPも減って……!?」
と、その直後、ネージュリェーツのHPも遅れてゼロになりました。
「……最後の瞬間、青龍の手甲の電撃をそなたのギアのすぐそばに放った」
ぽつり、と言ったのは白燕さんでした。
「その電撃が足場に溜まった水溜まりを伝って、ネージュリェーツにダメージを与えたのだ」
「そ、そんな戦い方が……」
「これで相打ち……と言いたいところだが、こちらが一足遅かったようだな」
呆然とする真白さんに対し、白燕さんがやりきったような表情で息を吐きます。
スマホに表示された勝敗は【青】チームの勝ち。
どうやら、今回はギリギリのところで、A.I.C.O.が【青】チーム勝利との判定を下したようなのでした。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
水月 鏡花
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
バトル
ゲーム
定員
10人
参加キャラクター数
7人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2019年01月30日
参加申し込みの期限
2019年02月06日 11時00分
アクション投稿の期限
2019年02月06日 11時00分
参加キャラクター一覧
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