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【星幽塔】第一階層 マダムSの危険な館
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●プロローグ・2
武道はごくりと唾を飲み込む。
(地下室に何かあるのか……)
次は自分の番ということは分かっていた。
(なら……なるべく正気を保ったまま地下室に行くことが俺が今できることか……?)
マダムは鞭についた血をドレスの裾で拭き取ると、紅の三日月みたいな唇で武道に笑いかけてきた。
武道は覚悟を決め、マダムの加虐性愛を刺激するよう、強がって笑った。
それを見たマダムは、ねっとりとした手つきで、武道の眼鏡を外す。
「わかるわよ。あなたはすごく求めてる」
マダムは武道の腰帯を掴み、結び目を解いて外した。
中華風の上着が捲り上げられる。
マダムは武道の心臓のあたりに触れながら舌なめずりをした。
「あなたのここから聞こえるわ。――『みてみてアイシテ』」
マダムの鋭い爪が、武道の心臓の上の皮膚を引っ掻いた。
赤い筋の上に、ぷつ、と玉となった血を舐めとられる。
「……っ」
武道はマダムの舌が這う感触に耐えた。
まるでトカゲが皮膚の上を這っているかのようだ。
魅了が効いているのだろうか。
だから鞭を振るってこないのか?
そう思った瞬間、上半身に鋭い痛みが走った。マダムの鞭が武道の肩を打ったのだ。
痛いのは痛い。けれど、耐えられる、とも思った。
「この程度じゃ物足りないな。俺、痛みには割と強いんだよネ☆」
武道は笑みを浮かべたままマダムを煽った。彼女がいたぶることに酔いしれるように。
その一方でおうし座の魔星の光を宿した左腕の腕輪に意識を向ける。
頼むぞ、という気持ちだった。耐えられたら及第点、魅了し返せば万々歳か。
やがて武道が肉体的な痛みに忍耐強いと悟ったマダムは、鎖つきの首輪を武道の首に嵌めた。
四つん這いにさせ、まるで犬の散歩をするように引きずって、武道の頭を踏みつける。
それでも武道は笑ってみせる。
「おー、強い強い。ピエロになっても愛されたいのね、イイコちゃん?」
(そうだよ)
執拗な言葉攻めのあと、いいこいいこと頭を撫でられる。
精神的な鞭と飴に、武道は拳を握りしめて耐えた。大丈夫。まだ正気だ。
(こっちの魅了は効いたのカナ……)
分からないが、マダムの声が急に優しくなった。
「貴方の願い、叶えてあげる」
それからしばらくして、マダムの寝室にノックの音が響いた。
マダムがベッドの中から入室を許可すると、老執事が美しい若者を室内に運び込んできた。
片目を隠した黒髪の若者の名は
アケーチ・タッマーキ
。
意識を失っているらしく、アメジスト色の瞳は閉じられている。
「縛っておいて」
ベッドの中から聞こえたマダムの指示に従って、老執事はアケーチを椅子に座らせ、縛り上げた。
作業が終わったことを告げ、老執事は一礼してその場を辞す。
ベッドの中から、武道の呻き声が一つ、漏れた。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
笈地 行
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
SF・ファンタジー
バトル
お色気
定員
10人
参加キャラクター数
10人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2019年01月29日
参加申し込みの期限
2019年02月05日 11時00分
アクション投稿の期限
2019年02月05日 11時00分
参加キャラクター一覧
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