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【星幽塔】第一階層 マダムSの危険な館
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●プロローグ・1
「う……どこだ、ここ……」
滝原 レオン
は鈍い頭痛を感じて目を開けた。
蝋燭の灯りに照らされた、重苦しい深緋の天鵞絨のカーテンが目に入った。
どこかの屋敷の寝室のようだ。自分はベッドの上でくの字になって倒れている。起き上がれない。
「夜街を歩いてて……突然襲われて、それで……」
そこで、記憶が途切れている。
思い出そうと頭を振ったそのとき、自分のすぐ隣でうめき声と衣擦れの音がした。
「う……」
反射的に起き上がろうとして、縛られているのに気づく。
「なんだ、これ……」
身じろぎするが動けない。
それでも気配は伝わったのか、隣にいる人物が囁くように声を掛けてきた。
「……気づいたかい?」
レオンはその声に聞き憶えがあった。生徒会長の
志波 武道
だ。
「会長さんも縛られてるのか?」
「ああ。夜、街を歩いてたことまでは覚えてるんだけど……噂になってたマダムとやらかな?」
「そうよ」
答えたのは女の声。
目の前には黒いベールで顔を覆った黒いドレスの女が立っている。
肌の色は白く、胸元が大きく開いていた。胸の谷間を見せつけるように屈みこんで、ベールを外すと、二十代後半から三十代に見える美女の顔が露わになった。弧を描く黒い眉、少し吊り上がった目尻は化粧で彩られ、唇には真っ赤なルージュ。
「今日は豊作ね」
「てめっ……マダムSか!」
レオンは噛みつくように吼えた。拘束を外そうともがくが、びくともしない。
マダムは余裕たっぷりに口の端を引き、に、と笑む。
「私も有名人になったものねえ」
深緋のマニキュアを施した尖った爪の先で顎の先を持ち上げられ、レオンは微かに喘いだ。
「てめえ、何が目的だ!? なんでこんなことしてる!?」
「ふふ……なあに、子猫ちゃん?」
「質問に答えろ! 連れ去った奴らはどうした、どこにいる!?」
せめて情報を引き出そうと睨みつける。
しかしマダムがしたことは、手にした鞭を振るうことであった。
「可愛い囀りね。もっと聞かせて?」
空を切る音。ぴしりっと肌を打つ痛みがレオンを襲う。
「うぁっ!?」
レオンの辛そうな声に、武道は顔をしかめる。縛られている両手を動かしてみるがびくともしない。
(縄抜けは……無理そだな)
体力温存と状況把握の為にじっと回りを観察する。
ここはマダムの寝室か。ドアはひとつ。それ以外の壁には深緋の天鵞絨のカーテンが掛かっていて、窓があるかどうかはわからない。噂では若者たちが捕らえられているという話だったが、今この部屋にいるのはレオンと自分とマダムだけだ。
レオンが体を丸めて痛みに悶えていると、マダムに銀髪を掴まれ半身を引き起こされた。
「顔を見せて?」
レオンは笑みを浮かるマダムを睨みつけたが効果はなく、むしろ彼女を喜ばせただけだった。
「そういう顔、大好きよ?」
荒々しい手つきで上半身の服を脱がされ、その場に跪くよう命じられる。
どうしてか、それに抗えない。
むき出しになった背中に、また鞭が飛んできた。
「ぅぐっ、あっ、くぅ!」
歯を食いしばって耐える。
見ていられなくなった武道が思わず口を挟んだ。
「なかなかいい趣味してるじゃなぁい☆ でも痛そうだからやめない?」
「ふふっ、焦らないで。あなたはあとよ」
笑い声とともにレオンに振り下ろされる鞭。
「うあ、ぐ、いっ……!」
幾度も。幾度も。
「あっ、うう……!」
武道の目の前でレオンは繰り返し鞭打たれる。
「……はぁ、もう、……やめっ……あっ!」
その光景を何もできずに見ていることは正直辛い。
しかし、だからこそ、武道はマダムについて情報を得ようと必死だった。
「あぁ、あっ……んん……っ!」
レオンがマダムを睨みつける。
そうしたあとレオンの喘ぎ声が大きく、喜色を帯びてゆくことに武道は気付いた。
レオンがマダムに向ける視線に初めにはなかった艶が宿っている。
(責める道具の効果か? ……いや、瞳だ)
マダムの黒い瞳の中に妖しい光が宿っている。
それは自分に宿ったおうし座の魔星の光とよく似た輝き方をしていた。
(魅了――俺と同じ星の力か? 目を見るとダメなのか?)
「はっ、ああっ! くっ、そ……こんなのって……!」
考えるってことが分からなくなってきた。
痛みと快と悦が混じり合って襲って来て、声ももう、抑えられない。
気づけばレオンは恍惚の表情を浮かべ懇願していた。
「あ、ぁ……ご主人様、もっと……もっとお願いします……!」
そこから先の時間を武道は目を瞑って耐えた。
マダムはレオンを玩具に存分にお楽しみだった。
とうとうレオンは息をつくのもやっとの状態で、倒れ込んだ。
その背には、真っ赤な蚯蚓腫れが幾筋もつき、皮膚が裂けて血が滲んでいた。
マダムはパチッと指を鳴らし、老執事を呼んで無機質に言った。
「地下室へ」
その途轍もなく不吉で希望のない響きに、気が遠くなりかけていたレオンは一気に血の気が引いた。
「や、やめ……どうか地下室は……!」
抵抗しようにも、もう瞬きするほどの力もない。
レオンは縛られたままの腕を老執事に掴まれ、引きずられるようにしてドアの外へと消えていった。
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ダイアリー一覧
シナリオデータ
担当ゲームマスター
笈地 行
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
SF・ファンタジー
バトル
お色気
定員
10人
参加キャラクター数
10人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2019年01月29日
参加申し込みの期限
2019年02月05日 11時00分
アクション投稿の期限
2019年02月05日 11時00分
参加キャラクター一覧
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