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- 種族
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- 学年：職業
- 00月00日生 00歳
- AAA000000
夢で叶える夢
「おい、八神。この前みたいに倒れるなよ」
「おっと、サンキュ」
海の上に浮かぶとある海賊船。その船長である遠藤 健が八神 修へとMP回復剤を投げて寄越す。
その際に言われた言葉でいつかの海賊船の夢に出て来た船長はやはり健だったのかと納得をする修。
「は？ 一体、何の話だ？」
「いやいやこちらの話さ」
「ふむ……。今日は確かに結構暑いがな」
「いや、暑さで頭がやられたわけじゃないよ！？」
如何にも怪しんでいるという目で見られた為に修は慌ててこの前の海賊船の夢の話を健へと話し始める。
「へぇ。そんな事があったのか？ 俺は記憶にないような、あるような……？」
「あれは何だか良く解らない空間だったからなぁ。これも似た様なものだとは思うけど、今回ははっきり遠藤だと解るからまた別口なんだとは思うが」
「あ、そうだ。じゃあ、今回は目が覚めたら電話で確認をしよう。そしたらはっきりするだろ？」
そんな約束を交わしていると見張りをしていた船員が随分と騒ぎ出している事に2人同時に気付く。
「どうやら島が見えたみたいだな」
「島？ いやまて、この辺に島なんてあったか？」
騒いでる内容からして島が見えた事を把握した健がそう言うと、修がおかしいと首を傾げる。
念の為、2人でこの辺りの地図を広げて確認してみるも地図の上では島などないようになっている。
「まさか……」
「知ってるのか、遠藤？」
「あぁ、もしかしたら見えた島はロプノールかもしれない」
どうやら何か心当たりがあるらしい遠藤が八神の顔を見ながらニヤリと笑ってそう言う。まるでそれは良い物を見つけたと言っているようであった。
しかし、八神はそのロプノールという島を知らないらしく、何故そんな表情をするのかイマイチ解らないようだ。
「ロプノール？」
「あぁ。海を移動すると言われる島で、目撃されるところがその時その時で全然違うんだ。何でもその島には昔の大海賊の秘宝があるとの噂があるんだが、誰も未だに攻略が出来ていないらしい」
「へぇ、秘宝か。調べてみる価値はあるな」
「だろ？」
「ふーむ。後、探索していない場所は島の中央にある擂鉢状の窟か」
「そうなるな」
船長である健の指示の元、海賊団は島に上陸をして探索を行っていた。
島はそれなりの広さではあったものの幾つかの班に別れて探索を行った結果、大部分を踏破する事が出来ていた。
こうまで簡単に調べる事が出来たのは、要は何もなかったからである。
「……どう思う、八神」
「妙な島だ。これまで誰も成果を得れていない島だというのに、今のところ何も危険がないというのが気になる」
「そうだな……」
「だけど、宝があると解ってて引くのは俺等らしくない、だろ？」
「勿論だ。明日、本格的に調査隊を組んで向かうのは当然だが、注意はしておかなければな。またヤガミンここに眠るみたいな事にならないように」
「遠藤、実は記憶があるだろ！？」
「いや、何かそれだけが頭に浮かんでくるんだよなぁ……」
何かがあるとは思いつつもそこに宝が、ロマンがあるなら敢えて進むのが男とばかりに酒を飲み交わし語り合う2人。
その他の団員達もまたまだ見ぬ秘宝に思いを馳せて賑やかな夜を過ごしていた。
だが、この時の彼らはまだ知らない。
これから彼らが向かう窟には思いも寄らぬ謎が待ち受けている事を――。
「って、ここで目が覚めるんかああああいっ！ ていうか、最後のナレーション、何だよっ！？」
目が覚めて修の最初の一声がこれである。
だが、良いところであったのは間違いがなく、叫んでしまうのも無理もないかもしれない。
そして、ふと見ると修の携帯に電話がかかってきたところであった。
「おっと、いけね。……あ、遠藤？」
こうして今日も彼等の1日が始まる。
「おっと、サンキュ」
海の上に浮かぶとある海賊船。その船長である遠藤 健が八神 修へとMP回復剤を投げて寄越す。
その際に言われた言葉でいつかの海賊船の夢に出て来た船長はやはり健だったのかと納得をする修。
「は？ 一体、何の話だ？」
「いやいやこちらの話さ」
「ふむ……。今日は確かに結構暑いがな」
「いや、暑さで頭がやられたわけじゃないよ！？」
如何にも怪しんでいるという目で見られた為に修は慌ててこの前の海賊船の夢の話を健へと話し始める。
「へぇ。そんな事があったのか？ 俺は記憶にないような、あるような……？」
「あれは何だか良く解らない空間だったからなぁ。これも似た様なものだとは思うけど、今回ははっきり遠藤だと解るからまた別口なんだとは思うが」
「あ、そうだ。じゃあ、今回は目が覚めたら電話で確認をしよう。そしたらはっきりするだろ？」
そんな約束を交わしていると見張りをしていた船員が随分と騒ぎ出している事に2人同時に気付く。
「どうやら島が見えたみたいだな」
「島？ いやまて、この辺に島なんてあったか？」
騒いでる内容からして島が見えた事を把握した健がそう言うと、修がおかしいと首を傾げる。
念の為、2人でこの辺りの地図を広げて確認してみるも地図の上では島などないようになっている。
「まさか……」
「知ってるのか、遠藤？」
「あぁ、もしかしたら見えた島はロプノールかもしれない」
どうやら何か心当たりがあるらしい遠藤が八神の顔を見ながらニヤリと笑ってそう言う。まるでそれは良い物を見つけたと言っているようであった。
しかし、八神はそのロプノールという島を知らないらしく、何故そんな表情をするのかイマイチ解らないようだ。
「ロプノール？」
「あぁ。海を移動すると言われる島で、目撃されるところがその時その時で全然違うんだ。何でもその島には昔の大海賊の秘宝があるとの噂があるんだが、誰も未だに攻略が出来ていないらしい」
「へぇ、秘宝か。調べてみる価値はあるな」
「だろ？」
「ふーむ。後、探索していない場所は島の中央にある擂鉢状の窟か」
「そうなるな」
船長である健の指示の元、海賊団は島に上陸をして探索を行っていた。
島はそれなりの広さではあったものの幾つかの班に別れて探索を行った結果、大部分を踏破する事が出来ていた。
こうまで簡単に調べる事が出来たのは、要は何もなかったからである。
「……どう思う、八神」
「妙な島だ。これまで誰も成果を得れていない島だというのに、今のところ何も危険がないというのが気になる」
「そうだな……」
「だけど、宝があると解ってて引くのは俺等らしくない、だろ？」
「勿論だ。明日、本格的に調査隊を組んで向かうのは当然だが、注意はしておかなければな。またヤガミンここに眠るみたいな事にならないように」
「遠藤、実は記憶があるだろ！？」
「いや、何かそれだけが頭に浮かんでくるんだよなぁ……」
何かがあるとは思いつつもそこに宝が、ロマンがあるなら敢えて進むのが男とばかりに酒を飲み交わし語り合う2人。
その他の団員達もまたまだ見ぬ秘宝に思いを馳せて賑やかな夜を過ごしていた。
だが、この時の彼らはまだ知らない。
これから彼らが向かう窟には思いも寄らぬ謎が待ち受けている事を――。
「って、ここで目が覚めるんかああああいっ！ ていうか、最後のナレーション、何だよっ！？」
目が覚めて修の最初の一声がこれである。
だが、良いところであったのは間違いがなく、叫んでしまうのも無理もないかもしれない。
そして、ふと見ると修の携帯に電話がかかってきたところであった。
「おっと、いけね。……あ、遠藤？」
こうして今日も彼等の1日が始まる。
あとがき
担当マスター：
昂祈
ファンレターはマスターページから！
昂祈です。
夢で叶える夢のリアクションをお届けいたします。
夢と言えば皆さん、初夢というものは見た事はありますか？
現代では初夢というのは元日から2日の夜、または、2日から3日の夜に見る夢とされているようです。
私はこの定義で言えば初夢自体は見た事はあるのですが、縁起がいいとされる一富士二鷹三茄子の奴は見た事はありません。
というか、これらが揃う夢ってどんな夢なんでしょうか？
しかも、この一富士二鷹三茄子って続きがあるらしいのですが、そこまで行くとそれを見ようと思わないと不可能な気がします。
さて、2月になったばかりではありますが、今月も頑張ってシナリオを出していきたいと思いますのでよろしくお願いします。
それでは、この度のシナリオにご参加頂きありがとうございました！
夢で叶える夢のリアクションをお届けいたします。
夢と言えば皆さん、初夢というものは見た事はありますか？
現代では初夢というのは元日から2日の夜、または、2日から3日の夜に見る夢とされているようです。
私はこの定義で言えば初夢自体は見た事はあるのですが、縁起がいいとされる一富士二鷹三茄子の奴は見た事はありません。
というか、これらが揃う夢ってどんな夢なんでしょうか？
しかも、この一富士二鷹三茄子って続きがあるらしいのですが、そこまで行くとそれを見ようと思わないと不可能な気がします。
さて、2月になったばかりではありますが、今月も頑張ってシナリオを出していきたいと思いますのでよろしくお願いします。
それでは、この度のシナリオにご参加頂きありがとうございました！
シナリオ
シナリオデータ
シナリオスケジュール
- シナリオガイド公開日
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- 2019年01月09日
- 参加申し込みの期限
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- 2019年01月16日 11時00分
- アクション投稿の期限
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- 2019年01月16日 11時00分
