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【終業式】負けられない! 夏休み前哨戦!!
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――再び・教室にて
「……香水の瓶は、そんなに大きくはない筈だもん。物陰とか、隙間とかにありそうだよね」
と、いくつかの教室を見て回っていた瀬莉は何かがキラッ、と光った気がした。不思議に思っていると、廊下で何かがキラキラと光っていた。
(何だろう?)
廊下をのぞき込むと、夏朝がスマホの明かりを頼りに隙間を照らしている。彼女は美和が落としたというメモを探している最中だった。
「ん? 君も探し物してるの?」
ふと目が合った夏朝が、瀬莉に問う。瀬莉が事情を説明すると夏朝は「それならば」とスマホを貸してくれた。
「この隙間になにかあるような気がするんだよね」
「照らしてみようか」
瀬莉の呟きに夏朝はすかさずライトを照らす。と、奥に光るものが。よく見れば招き猫の形をした小さな瓶が転がっている。
「箒、貸して下さい!」
瀬莉が手を伸ばせば、夏朝はすぐに箒を手渡す。そして隙間へと箒を突っ込み……香水の瓶を転がしてゲット! 瀬莉はほこりを払うと罅が入っていないか、香水が漏れていないか点検する。
「うん、大丈夫。それにしても、この香水……とってもいい匂い」
「爽やかな匂いだね」
招き猫型の香水瓶は、傷一つない。その事にほっ、とした瀬莉は仄かに香る香水の香りに瞳を細めた。
(香水の瓶は見つかった。なら、次はメモだね)
夏朝は気合を入れなおして捜索を再開する。そうしながらも、内心ではふつふつと怒りがわいていた。
(『ラストチャンス』なんて……ありえない……秋以降にチャンスが1回もないなんて話、あってたまるか…!)
その後ろになにか邪悪な物でもいるのだろうか? そんなことをつい考えてしまう夏朝。彼女の中には、なにやら固い決意があるようだ。
「もうちょっと向こう側を探してみようかな」
夏朝は一度思考を切り替え、探し物に集中する事にした。
一方綾花はメモを探して隙間を探っていた。だが、なかなかそれらしきものは見当たらない。その上(これは瀬莉や夏朝にも言えたことだが)廊下は掃除されている物の、教室は誰も掃除していないのか埃がすごかった。
(埃に紛れているのでしょうか)
せき込みながらもメモを求めて身を屈める。美和が話せたのならばどんな紙だったか聞くことが出来たのに、とため息を吐く綾花だったが……、僅かにかさっ、と乾いた音を聞いた。黒板の下を見ると……メモが落ちているではないか!
(もしかして、これですか?)
綾花が手に取り、開く。……だが、それは全くの別物で内容は誰かの携帯番号だった。
「これではないのです」
綾花がため息をついていると、見覚えのある先生がそこにいた。担任の
早川 珪
である。思わぬことに綾花は僅かに目を見開く。
(珪先生、どうしたのでしょう?)
だが、少しでも人手は多い方がいい。彼女は一歩踏み出した。
「お掃除、頑張ってるようですね。ちょっと様子を見に来たのですが……」
珪はそういって労をねぎらうが、壁の落書きが泳いでいる様子を見「疲れているのかな……」と目元を揉んだ。綾花はどう説明しようか、と少し考え
「珪先生、実は美和先生が落としたというメモを探しているんです。探すのを手伝っていただけませんか?」
と事情を説明すると、珪は少し考える。彼自身は『ひと』であり神魂やもれいびなどを知らない。だが、真剣な眼差しの綾花の様子から事態の重さを感じ取っていた。
「それは久保田先生にとって大切な物なんだね? わかった。僕も手伝おう」
「! ありがとうございますっ」
珪は真面目な綾花の眼差しに頷き、共に捜査を開始した。
2人で手分けして探していると、珪がとあるクラスの戸の前で顔を曇らせた。どうやら閉めようとしたものの、動かないようだ。
「何か、レールに挟まっているのかな?」
「確認します」
綾花がしゃがむと、レールに何か挟まっている。それを傷つけぬよう取って開いてみた。そこに書かれていたのはたった一言。
――掃除は専門業者に任せましょう。 by寝子島の母
「もしかして……これが、ありがたいお言葉……?」
綾花は、思わず疑ってしまった。
確かに、美和は掃除や整理整頓が苦手である。寝子島の母とやらはそこを見抜いていたのだろうか? しかし、よく見るともっと小さな文字でこうも書いてあった。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
菊華 伴
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
学校生活
コメディ
SF・ファンタジー
定員
1000人
参加キャラクター数
54人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2019年01月10日
参加申し込みの期限
2019年01月17日 11時00分
アクション投稿の期限
2019年01月17日 11時00分
参加キャラクター一覧
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