this frame prevents back forward cache
0
0
はじめての方へ
ヘルプ
ログイン
\ オーバータイム!/
種族
学年:職業
00月00日生 00歳
AAA000000
ホームトップ
おしらせ
新着通知
はじめての方へ
遊び方
世界設定
キャラクター一覧
キャラクター検索
キャラクター作成
らっポ
チケット
コミュニティトップ(検索)
コミュニティ一覧
公式コミュニティ一覧
公開トピック一覧
コミュニティ書き込み検索
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
イラストトップ
イラスト一覧
イラスト検索
イラストレーター一覧
イラストレーター検索
自作イラスト一覧
アイテム一覧(検索)
マイリスト一覧(検索)
寝子島(全景)
寝子島(地図)
寝子島(セカンドマップ)
寝子島高校
マリンスポーツ、堪能しよう!
<< もどる
1
…
3
4
5
6
7
つぎへ >>
「わあ、これがジェットスキー! かっこいい!」
恵御納 夏朝
は、初めて見る乗り物を、珍しそうに眺めていた。
初心者の講習は、すでに終えている。後はこれに乗って海に出て、実践あるのみだ。
「よし、頑張って楽しもう!」
ラジオ体操でもするように、体のあちこちを伸ばし始める夏朝。
水着の上にTシャツを着て、やる気も準備も万端だ。
そんな夏朝のもとに、
八神 修
がやって来た。
「本当に、今日は前項のマリンスポーツ日和になってよかったね」
「あ、八神君! 着替え終わったんだ」
先ほどまで、グリーンのスポーティーな水着に、白のパーカーを着ていた修が、今はしっかりウェアを着こんでいる。
夏朝は思わず、そんな修をまじまじと見つめた。
「そういうの着ると、逞しい感じがするね」
「そうかな。ありがとう」
修は笑顔で答えた。高校に入って一年、いろいろ強くなったと自覚しているから、変化が目に見えているのだったら嬉しい。
「なるほど、これが体験のジェットスキーか」
修はそう言って、ハンドルに手を置いた。夏朝のように、機体を見ても驚きはしない。
「八神君は、ジェットスキーやったことがあるんだね」
聞けば修は、こくりと頷いた。
「一応あるよ。座学で予習もしてきたけどね。ほら、これが特殊小型船舶免許だよ」
何気なく差し出された、しかし立派な免許証に、夏朝は「ほわあ」と声を上げた。
「すごいねえ」
さっき講習受けたけど、経験者なら八神君を見習おうかな……。
ぶつぶつ聞こえた声に、修は苦笑する。
「ちゃんと掴まって乗ってれば大丈夫だよ。ライフジャケットもあるんだし」
「うん、八神君が言うなら、大丈夫って気がする!」
二人はそれぞれ別のジェットスキーに乗り、ハンドルを握った。
落ち着いている修に対して、夏朝はドキドキ。
でも、エンジンをかけて進みだした途端、そのドキドキは消えてしまった。
「うわあっ、速い!」
びゅんびゅんと、風をきって進むジェットスキー。
すごい音を共に、水しぶきもバシャバシャ飛ぶ。
「恵御納、スピード出てる、気をつけて!」
後ろから、修が追いついてきた。
「えっ、あ、ホントだ!」
夏朝が周囲を見れば、確かの他の人達より先を行っている。どうやら夢中になりすぎたようだ。
「ジェットコースターは苦手なのになぁ。こっちは平気みたい」
不思議だけど楽しくて、夏朝は自然と、満開の笑みを浮かべていた。
修はスピードダウンした夏朝の少し前を走りながら、きらきら輝く海上を見やった。
遠くは、ボートのひかれて跳ねる人。頭上を見上げれば、パラセーリングをしている人がいるのも見える。
「まさに夏だな」
夏朝も、今はしっかり安全運転を心がけている様子。心配要素は何もなし、と思ったところで、目の前に、ちらり、何かが動いて見えた。
「えっ!?」
まさか、誰かいるのか? でもこんなところに?
動揺がそのまま運転に繋がり、気付けば修は、バランスを崩して、海へバシャン!
「えっ、八神君!?」
夏朝は叫び、直後、八神を習って海へどぼーん!
「どうしたんだ、恵御納!」
海上へ頭を出した修に言われ、夏朝は小さく咳をしながら「え?」と首を傾げた。
「あれ、もしかして、どぼーんするものじゃない?」
何かあったのかと心配してくる修に苦笑を返し、夏朝はぱしゃぱしゃと水を蹴った。
(うーん、どぼーんは違ったみたいだけど、海が気持ちいし、まぁいっか! でも、ボートは大丈夫かな?)
慌てて泳ぎ戻ると、修が一緒に見てくれた。
「うん、大丈夫だよ。どこも壊れてない」
「そっかありがとう! 八神君は頼りになるね」
その後はそれぞれボートに乗って、陸へ戻って休憩タイム。
「ジェットスキーは、冬のスキーとバランスのとり方に、共通点があるね」
「あー、そうなのかな? じゃあどっちかできる人は、もう片方もできるんだ」
そんなことをしゃべりつつ、香ばしいイカ焼きを食べて、あたたかいお茶を飲んだ。
「でも俺は、マリンスポーツではダイビングが一番経験多いかなぁ。あれならゆっくり泳げるし、息もできる。のんびりしてていいよ」
「ダイビング、僕はやったことはないけど……。海の底を見ながら泳げるのも、面白そう」
そのときはぜひ一緒に、なんて話をしつつ、二人はまた海上へ。
「うわぁ、八神君、ジャンプしてる! えっ、回るの? そこで!?」
さっきどぼーんした修が見せる技に、夏朝は驚き目を見張った。
「すごい……ほんとすごいよ、八神君……」
修本人は、夏朝がそれほどびっくりしているとは知らず、自身の上達ぶりに満足し、ガッツポーズ。
「これは来年もぜひ楽しみたいな! 冬はスキーで、夏はジェットスキーもいいかもしれない」
大技を決める修と、安全運転を楽しむ夏朝。
合流して並走し、陸上に戻った後は、修が夏朝を送って、帰路についた。
「ジェットスキー楽しかったね……。今日は一日、本当にありがとう」
「こちらこそ。一緒に過ごせて良かったよ」
互いに笑顔を向けあう、桜花寮の前。どこかで猫が、にゃあんと鳴いた。
<< もどる
1
…
3
4
5
6
7
つぎへ >>
このページにイラストを設定する
シナリオ
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
シナリオご利用ガイド
グループ参加ご利用ガイド
シナリオタイプのご案内
マリンスポーツ、堪能しよう!
シナリオガイド
リアクション
参加キャラクター一覧
コメントページ
ダイアリー一覧
シナリオデータ
担当ゲームマスター
瀬田一稀
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
恋愛
スポーツ
定員
10人
参加キャラクター数
10人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2018年12月15日
参加申し込みの期限
2018年12月22日 11時00分
アクション投稿の期限
2018年12月22日 11時00分
参加キャラクター一覧
もっと!