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Re:シーサイド・ザ・クラブ
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●●●蟹鍋●●●
それぞれの戦いに没頭するもれいび達だが、ほどなくして本格的な朝を迎える。
交通量は増え、通行人も増える。すると必然的にろっこんが弱化していく。
このままでは解決できないか、と思われたとき、不自然な波が出現しなくなった。
「出てこない…かな?」
「…終わりかしら?」
海水に入っていた碧南は砂浜に足を向けつつきょろきょろと様子を見る。
肩を少し上下させながら同意する莉鳥も海水に足を付けてみながらも、警戒を怠らない。
少ししてから網とバケツをもって戻ってきた蒼留人と刀は警戒を解いていた。
「あれだけカニが居たのに、今は静かなもんですよ」
「カニは出現しなくなったな。砂浜から離れてるところにも出てこないから大丈夫だろう」
軽く言う蒼留人だが、実感のこもった言葉を口にする刀。
念のために莉鳥と刀、碧南と蒼留人でいくつかの確認をした後、問題ないと判断。
バケツに入りきらないカニを直也と琴代のいるところに持ってきた一行。
「これはまた…大量だね。なんだか漁をしていたかのようだよ…」
「……これは?」
琴代も元気になってきたのでカニ鍋を用意していた直也は驚いていた。
その直也に対して戸惑っていたのは莉鳥である。
時に海水を浴びながら【スタンハンド】を繰り返して、戻ってきたと思ったらカニ鍋。
「あぁ、御剣さんに頼まれてね。確かに去年似たようなことしてたから一式借りてきたんだ」
「…そう」
「みんな食べるよね?」
「もちろん」
「いただこうかしら」
「ゴチになります!」
「食べますよー!」
刀、莉鳥、蒼留人、碧南はそれぞれ頷き、多かれ少なかれ海水を浴びたいたためタオルで体を拭き始める。
直也はバケツからカニを取り出してテキパキと物言わぬカニをさばいていく。
そこに琴代が戻ってきて、碧南と刀が具合を確認すると、申し訳なさそうに笑みをこぼす。
「止血はしてもらったし、もう大丈夫! みんな、ありがとうね」
「よかった!」
「そうか。しかし、久保さんが相手だからってもう無理はするなよ?」
「あはは…君に言われると痛いなぁ…」
体を拭き終わった人からカニ鍋の準備に参加して、ほどなくしてカニ鍋ができる。
醤油、味噌、塩と、いくつかのバリエーションを用意した直也は少しやりきったような顔をしている。
紙皿を配り終え、手を合わせて鍋をつつき始める一行。
「うん、一働きした後の飯は美味い! 暑いけどカニ鍋最高!!」
「うん、うまい」
気温が上がってきているが気にせず勢いよく食べる刀と蒼留人。
カニの足にダシが良く絡んでうま味があふれ、独特の弾力もいいアクセントになっている。
鍋を変えればまた違った味わいになるのも面白い。
「これ、色で味が変わったりはしないんですか?」
「どうだろ。一緒に食べてみる?」
「はい」
ふと蒼留人が疑問に思った変色したカニ。なんと煮込んでも色が変化しなかったのである。
変色したカニを食べるのに少し躊躇していた碧南が誘うと、蒼留人は素直に頷く。
「…味はあんまり変わらないんですね」
「あはは、不思議な力で制御されてた同種類のカニなのかもね」
おいしいのは変わらないが、少し期待と違ったことに肩を落とす蒼留人。
碧南は笑いかけつつ、なんとなくの原因を予想していた。
「…」
「おいしいかい?」
「えぇ」
「それは良かった」
もくもくとカニ鍋を食べていた莉鳥に少し心配になった直也が話しかけた。
無愛想ながらもカニを食べ続けている莉鳥は最小限の答えで返す。
直也がやりにくそうにしている様子もないので、そのまま鍋をつつき続ける莉鳥。
「自分たちが倒したカニで鍋するって、なかなかない機会だよね」
「だよね。去年も…あれ…?」
「どうしたの? 大丈夫?」
「ん、んーん、何でもない」
碧南が笑いながら琴代に話しかけると、何か考え込むように手が止まった琴代。
どこか痛むところが、と心配になる碧南に、今度は琴代が微笑む番になった。
不思議に思いながらも、大丈夫というのなら大丈夫だろうと碧南はカニ鍋に手を伸ばす。
そんな琴代を、どこか遠い目で見る直也。感づきながらも何も言わぬ刀。
第二弾のカニ鍋を準備すると海に集まってきた人たちの注目を集め始めた。
その中に知り合いを見つけて、一緒にカニを――なんて誘っていたら大人数になってきた。
蒼留人と刀でバケツから出していき、手早くカニをさばいていく直也とその補助を元気にする碧南。
お腹がいっぱいになって一息ついている莉鳥と琴代。
今回の事件もまた、彼らの手によって解決と相成ったのであった。
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あとがき
担当マスター:
御宮 久
ファンレターはマスターページから!
「海に入ったモノを捕食する計画…ついに日の目を浴びるときが来た!」
『…』
「昨年の失態から準備を重ね、将軍レベルのものを多数確保…そして、兵士の海水引き上げ能力の向上もできている」
『…』
「我々は! 海の支配者になるため! 進軍する!」
『おー!』
「諸君! 準備はいいか!」
『おおおぉー!』
「突撃ー!」
―――――
ザパーン! ビリビリー! ドボーン!
―――――
「…」
『……』
「強かった…な…(ぷかり)」
『しょ、しょうぐーん!(ばちゃばちゃ)』
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
御宮 久
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
冒険
バトル
動物・自然
定員
10人
参加キャラクター数
4人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2018年12月07日
参加申し込みの期限
2018年12月14日 11時00分
アクション投稿の期限
2018年12月14日 11時00分
参加キャラクター一覧
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