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「ここか……」
弥逢 遊琳
の目の前に現れたのは洞窟の入り口であった。
その入り口は拒絶もせずさりとて歓迎もせずにただそこにある。何となく、遊琳にはこの入り口がここにある予感がしたので訪れてみたのだがどうやらその予感は当たっていたらしい。
中へと入って行く遊琳の足取りに迷いはない。彼にはここで確かめねばならない事があるのだ。
洞窟の中に視線を彷徨わせながら歩ていく。それはまるで迷っている、というよりも何かを求めているかのようだ。
「……違う」
ぽつりとした呟き。それは確かに呟きだと言うのに大声であるかのようでさえあった。その呟きにどれだけの感情が籠められているのか。確かにそれを求めているというのに手に入らない、手に入れられない。確かな事はここもまた違ったという事だけであった。
いつの間にか人の気配が全くしないところまで来ており、そこで遊琳は立ち止まる。
薄々遊琳には解っていた事だったがここは彼が求める場所とは違う。彼の考える最適な場所の条件に合致していない。つまりは、遊琳の居場所たりえないという事だ。
この奥は入り口に近いところよりも神魂の影響が強いのか向こうでは見れなかった様々な宝石や鉱石があるのが解った。
だけど、それは遊琳からすれば意味はない。例え、どれだけの神秘的な気配に夢を見たり幻想を視たりする事は出来ても。
「仕方ないね。なら、精々ここを楽しむ事にしようか」
諦めたような声を上げた遊琳の雰囲気はどことなく変化している。先程までは人間らしい感情が表情等で見て取れたのだが、それが霧散している。まるでそれは霞か何かのようでさえある。
そんな遊琳の目に留まったのは、岩肌から出ている1つの琥珀に似た鉱石だ。
こんなところにある筈もないその石をじっと見ていると、中に見えるのは遊琳によく似た姿の人だ。
永き時を客人さえ久しい自然の中で穏やかに生きる人のようでいて人ならざるものの生。それはまるで仙人のような生き方だ。
だけど、それを遊琳は羨ましいと感じてしまう。思わず岩肌からその琥珀に似た石をもぎ取る程に。
そして、視線を別の石に移せばまた別の光景が見えてくる。
昏く蒼い石で見たのは、幼い頃何者かに習い事の道具を川へ投げ捨てられて雨の中拾う為に増水した川へ入った光景。
勿論、それに覚えはあった。遊琳からすれば思い出したくもない出来事だ。その日の全ての感触を覚えているのだ。
それ故にその石から静かに目を逸らした先で吸い込まれる様に目があった翠玉の中には、幼い姉と共に赤子を覗く両親の姿。
赤子だから、はっきりとは解らないがそれでも確認はある。この赤子は恐らくは――。
遊琳は頭のどこかが痛むのを感じる。あぁ、これは……。そして、その光景を拒否するかのように遊琳の意識は遠のいていくのであった。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
昂祈
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
冒険
SF・ファンタジー
定員
10人
参加キャラクター数
10人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2018年12月06日
参加申し込みの期限
2018年12月13日 11時00分
アクション投稿の期限
2018年12月13日 11時00分
参加キャラクター一覧
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