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携帯戦記カプセルギア アイランドウォーズ エピソード1
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「ふむ。あれが噂のカプセルギアか」
「厄介そう」
「うん、そうだね」
そのように言葉を交わし合う
鷹司 凜太郎
と
スピカ・フォーツ
の前には二体のカプセルギアが彼らの事を睨んだまま佇んている。
近頃出没するようになったという謎のカプセルギア、ミノタウロス。何でもこのミノタウロスに敗北するとカプセルギアを破壊されるという。
それを聞いた凛太郎は痛ましく思っており、悲しむ子ども達を増やさない為に事件解決の為にスピカと共に件のミノタウロスを探していたのだ。
そして、こうして目の前に現れたという事になる。
「情報はある程度得ている。やろう、スピカ君」
「うん。情報通りなら……嵌めるの、そう難しくはないかも……」
凛太郎がベレルフォン、スピカがトライアルβをそれそれ呼び出す。
こうして変則的な二対二のギアバトルが開幕した。
『ブゥオオオオオオオッ』
昏い緑色の炎を揺らめかせてミノタウロスが二体とも突撃をしてくる。どうやらその見た目通りの猪突猛進タイプなのだろうか。
しかし、それを見た凛太郎は落ち着いた様子で自らのギアであるベレルフォンを操作して動かしていく。
凛太郎達の狙いは戦場を開けたところでなく、ある程度の閉所にする事。
幸いな事に距離を取るベレルフォンとトライアルβをミノタウロスはそのまま追って来る。これならば凛太郎達の作戦を行い易いというものだ。
直ぐ傍にあった立体駐車場の中へと入っていくベレルフォンとトライアルβ。それを雄叫びを上げながら追うミノタウロス。
だが、追いかけっこもここまでだ。この立体駐車場ならばスピカと凛太郎が考えているフィールドとして最適だと言える。
「スピカ君」
「うん」
凛太郎とスピカが交わす言葉はそれだけだ。しかし、それだけ通じるのだ、この二人の間では。
短いやり取りを合図とするかのように行動開始。
ベルレフォンがトライアルβから少し離れたと思ったら、立体駐車場の中へと入ってきたミノタウロス達へと無駄無弓による光の矢を雨あられとばかりに撃ち込んでいく。
これもまた狙いの一つだ。この状況ならば相手が来る方向は判り切っているので、纏めて狙い撃ちをし易い。
『小癪な人間共が!』
『このような攻撃で俺を倒せると思ったか!』
二体のミノタウロスが全く同じ声でそんな事を叫んで再び突撃をしてくる。
喋った事にも驚いたがそれ以上に気になる事もスピカには出来ていた。
(……? 二体いるのに、俺? 声も、全く同じだし……)
されど、今はそれを気にしている場合ではない。射撃を行ったベルレフォンへとミノタウロスが気を取られている間に気取られぬように回り込まなければならないのだ。
トライアルβがそうしている間も、ベルレフォンは射撃をしながら移動している。まるで段々と追いつめられているような振りをしながら。
「絶体絶命……に、見えるかい?」
焦っているような表情を浮かべていた凛太郎が、しかし、不敵な笑みを浮かべる。
駐車場の壁へとベルレフォンを追い込んだと思っているミノタウロス達はその言葉に怪訝な雰囲気を出しつつも手に持った大槌を叩きつけよう――として、片方のミノタウロスの背中からトライアルβが強襲を仕掛ける。
「幾らなんでも、猪突猛進過ぎ……」
カルキノス・EXシザースというトライアルβのアームパーツ。これは強固な盾と盾裏の大鋏という攻防一体のパーツだが、その真骨頂は攻撃と同時に流す超高電圧の電撃にある。
『グゥオオオオオオッ!?』
「遠慮なく、喰らいなさい」
二つのカルキノス・EXシザースでそれぞれのミノタウロスを挟み、更に電流による二重の攻撃。たまらずミノタウロス二体は大槌を振り回すが、腕部とシールドの間に仕込まれたワイヤー射出。それをアンカーのようにしてスピカは素早くトライアルβを退避させる。
未だにミノタウロスのパワーは健在と言えど、最初のベルレフォンによる射撃と今のダメージ。ミノタウロスに蓄積したダメージはけして小さくはない。
その上再びベルレフォンから光の矢が飛んで来始める。
しかも、ベルレフォンは今度は駐車場の天井ギリギリを飛んでいるのがミノタウロス達にも見えた。
『飛行能力、だと?』
『ならば、まずはこの鋏のギアから潰してやるわっ!』
「それは、無理」
トライアルβに使用されている脚部パーツである”狂気”脚部・改にはシールド生成機能が存在している。
とは言え、ミノタウロスのパワーはかなりのもの。ただ単純に受けたのでは簡単にシールドブレイクに陥る可能性もあるが、そこはマスターであるスピカの腕の見せどころであった。
振るわれる大槌に対して微妙に角度を変えてシールドで受ける。それだけでトライアルβはまるで強固な城塞であるかのような防御力を見せていた。
『おのれっ!』
「おっと、それは禁止だね」
ストンプを行おうとその兆候を片方のミノタウロスが見せるものの、その体勢に入った途端にベルレフォンに集中攻撃を喰らう。
ヘイムダルによる補正で正確無比となった射撃が、ステラグローブによる速められたリロードで撃ちこまれる。
凛太郎のギアであるベルレフォンは射撃特化と言えるカプセルギアだ。
武器である無駄無弓による射撃を、ヘイムダルとステラグローブというパーツで補助、強化するという構成になっているのだ。
『グッ、ググッ!?』
ここに来て、漸く劣勢である事を理解したミノタウロス。
しかし、そもそもの話、同じ行動をしか取らないミノタウロスと役割分担と連携を理解している凛太郎とスピカ操るベルレフォンとトライアルβでは最初から話にはなっていない。
ある意味、この結末は当然と言えた。
「さて。君達は一体何者だ? ユグドラシルと関係があるのか?」
「黒幕、誰……? それに、マスター、いないみたいだけど……自律型……?」
ミノタウロス二体を動けない状態にしてから、言葉を喋れるという事で尋問を開始する凛太郎とスピカ。
『ユグドラシル? そんな連中は知らんな。それに俺を貴様等が操るギアと同じにするな。マスター等というものは存在せん。全ては自らの意思によるものよ』
ミノタウロスのその返答に思わず顔を見合わせる凛太郎とスピカ。
ユグドラシルとは関係のない自律型のカプセルギア。一体、何故そんなものが存在するのか?
『言っておくが、俺に勝ったからと良い気にならない事だ。同胞はまだまだ存在する。我らが昏き皇帝ディープス万歳!』
「えっ!?」
「あ……」
ミノタウロスがそう叫ぶように言うと、ミノタウロスのボディに突然亀裂が入り、そして、砕け散ったかと思えば昏い緑色の炎となった消え去った。
「折角、強化に使えそうだったのに……」
「むぅ。スピカ君に使えそうなパーツもあったのだけどね」
最初の感想が果たしてそれで良いのだろうか?
だが、口ではそんな事を言いつつも、何かが起っているという予感は二人の中に確かに芽生えていた。
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担当ゲームマスター
昂祈
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ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
学校生活
バトル
ゲーム
定員
10人
参加キャラクター数
10人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2018年11月17日
参加申し込みの期限
2018年11月24日 11時00分
アクション投稿の期限
2018年11月24日 11時00分
参加キャラクター一覧
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