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【期末テスト】赤点?満点??灼熱、四日間の死線<物語編>
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●テスト3日目
<本日のみやこセンパイ>
黒パーカーな都先輩は頭を抱えて唸っていた。
「英語~……なぜ多国語を学ばねばならんのか……論文がだいたい英語だからってことかしらね……でも医学系とかそっち系の大学進む気もないし役に立たん気も……」
赤い瞳がぐるぐるしてきた。
「あぁでも世界中のおぬこに会いに行くのには必要かしら……あぁ、暑すぎてなんかおぬこの幻が……」
◇
こちら3年7組。
今日も
小犬丸 信乃
と
鴉取 荘助
は前後の席で試験を受けている。
今朝の1発目は信乃が苦手とする英語。信乃は額の汗をぬぐい、今日の不運を嘆いた。
(今日はひたすら暑い。いや、暑いなどと表現では生ぬるい! 暑いを通り越して熱いくらいだ! このような日に苦手な科目ばかり集合しているとは……!)
ぐぬぬっと机にかじりつくように近づいたり、反対にちょっとのけぞったりしてみるが、問題用紙の英語が突然日本語に変わったりするわけもなく。
(くっ……相も変わらず面妖な言語め!)
集中しようと頭を振ると、汗でしっとりと濡れた髪が肌に張り付いた。肌も汗で濡れているので不快感を感じ手で払うが、結局は別のところに張り付く。
(くっ……鬱陶しい! 汗がまるで昨日かれぇらいすを食した後のようだ)
ああ……昨日の荘助のかれぇらいすはうまかった……と逃避し始める信乃。
(早く終われ~~)
そんな彼の一挙手一投足を後ろから見守っている男がいた。
(こっこれは……!)
荘助の心臓がトゥクンと脈打つ。
すぐ前を見ると、荘助が尻尾と呼んでいる銀色の髪の長く伸ばして後ろに縛った一筋が、産毛の輝く項やら、汗に濡れた背中やらに張り付いているではないか。
(汗で湿気をはらみ少しうねった髪の一筋一筋と白いシャツ。そしてインナーを着てくださいって言ったのに暑いの一言で拒否されたおかげでうっすらと透けて見える肌。余りにもえr……素晴らしい光景に眩暈が……)
ああ、カメラ! この光景をカメラに収めたい。
荘助は心の底からそう思ったが、当然ながら試験中にカメラはない。
それならば一分一秒でも多くこの目に焼き付けたい!
幸い今日の教科は得意分野ばかりであった。信乃の為に完璧に仕上げた家事の知識、そしてなんでも教えられるように仕込んだ英語、こんなものは見ないで答えられるレベルである。
そう。
訓練されたお庭番が主人のために素早く仕事を成し遂げるが如く。
荘助はちゃっちゃとテストを終わらせ、たっぷりと信乃さん観察に時間を費やした。
(仰け反ったり頭を振ったり悩んでいる姿も最高に可愛いな~。ああ~幸せ。永遠に終わらないといいのに~)
◇
2年1組
巫部 紫苑
は、はふぅと熱っぽい息を吐き、涎をぬぐう素振りをした。
(カレーの美味しそうな匂いがどこからか漂ってきます……)
英語の長文の中のpuppyとcrowがどうしたかより、スパイスの香りの方が気になってしまう。
(期末テストは普段よりもお腹が空きますけど、今回は余計に……ですね)
清楚なお嬢様風の雰囲気ながら、その実紫苑は、学園祭や街のイベントなどでは全屋台制覇を軽々成し遂げる底無しの食欲と胃袋の持ち主さんである。もちろん今回のカレーな四日間は初日から参戦。様々な味のカレーを軒並み制覇してきた。
(昨日のカレーは一昨日よりもスパイシーになってましたし、今日は更に進化しているのでしょうか……?)
めくるめくカレーの数々が脳裏に次々浮かぶ。
(これが終われば美味しいカレーをたくさん食べられる……そう思えば、テストも頑張れるというものです! でも、お腹が空くのは止められませんけどね……)
きゅ~っとお腹が鳴る。
今朝も朝御飯は三人前以上をペロリ平らげて来たのだが、そんなのは紫苑にとっては腹八分目どころか三分目ほどでしかない。もうお腹がすいて来た。
(おっと、いけませんいけません……テストが終わるまで我慢です。……カレー……)
「はい、そこまで」
担任の
黒崎 俊介
先生の声で、紫苑は我に返った。
休み時間だ! 答案用紙が回収されていく。
「休み時間は腹ごしらえしつつ勉強しないと……」
紫苑はいそいそと、鞄の中から通常の3倍はありそうなおにぎりを3つ取り出した。紫苑の大食いに馴れたクラスメイトでもさすがに目を瞠っていると、その彼女の豊かな胸ほどの大きさのおにぎりはあっという間に3つとも胃袋の中。
一番驚いたのは、教卓で答案用紙を揃えていた黒崎先生で、あまりの驚きに動きが止まっている。
「巫部さん、……驚いた。いったい君のどこにあれだけのおにぎりが入るんだい……?」
「そんなに驚くほどでしたか? 軽く小腹を満たしただけですが……」
「軽く?」
「ええ。食べないと、次の家庭科のテストの間もちませんので」
そういうものかな……と動き出した黒崎先生だったが、紫苑がシャツのボタンを上から外し始めたのでまたぎょっとして動きを止めた。
「か、巫部さん。今度は何を……!?」
「はい? 暑いので汗を拭こうとしただけですが……胸の下も汗がたまって下着までぐっしょりですよ……」
『胸』『下着』のワードに、クラスメイト男子たちがぴくりと反応する。
紫苑の下着は紫色のレースのセクシーかつ大胆なデザインのもので、上から三つもボタンを外せば、ブラのレースも、ブラからこぼれおちそうな胸の谷間もくっきりと見えてしまう。
男子たちは見ないふりしてチラチラ視線を送って寄越すが、紫苑自身は羞恥心や周囲への関心が薄いので、下着や肌が見えても全く気にする素振りはない。
男子たちの視線に気づいた黒崎先生は、紫苑を見ないようにしながら注意した。
「巫部さん。暑いけど、ボタンは上まで留めるように」
「わかりました。汗を拭いたら留めますね」
そう言ってシャツの裾を捲ると、妄想でいっぱいになった男子たちの一部が鼻血を噴いた。
「巫部さんっっ!!」
尚、この話はのちに二日目の萌の剣山流血事件と混ざり『1学期期末テスト流血事変』として背びれ尾びれがついて学校中の噂になったという……。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
笈地 行
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
学校生活
NPC交流
定員
1000人
参加キャラクター数
49人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2018年12月09日
参加申し込みの期限
2018年12月16日 11時00分
アクション投稿の期限
2018年12月16日 11時00分
参加キャラクター一覧
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