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【期末テスト】赤点?満点??灼熱、四日間の死線<物語編>
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●転機
背負った竹刀袋の中で、愛用の竹刀がかたかたと鳴った。
試験が終わって数日後の学校の廊下。
帰り支度の生徒たちのざわめきは耳に入らない。
聞こえるのは歩くのに合わせて竹刀の鳴る音だけ。
優木 遥斗
は満ち足りた心持ちでその音だけを聞いていた。
ここ数日、表面的にはいつも通りの静かな遥斗だったが、その内心は落ち着かなかった。
今回ほど、試験結果を気にしたことがあったろうか。
たぶんなかった。これまでは部活ばかりに気持ちが行っていた。
しかしもう高校二年生。
自分の進む道、叶えたい夢、その過程にある「進学」を見据えないわけにはいかない。
だから今回は、どの教科も真面目に時間をかけて取り組んだ。また、解けるはずなのに時間が足りない、という時間配分についての悪い癖を克服できたのも大きい。
こうした地道な努力や心構えの変化が、点数という結果としてついてきた。
復習も怠らず、間違えた箇所は一つ一つ確認しながら頭に入れた。
そんな遥斗が何より嬉しかったのは、一番苦手だった化学の点数が上がったことだ。
「あ、五十嵐先生」
遥斗は廊下の向こうに化学の
五十嵐 尚輝
先生の姿を見つけ、ぺこりと頭を下げた。
今回の躍進は、
先生から貰ったアドバイス
のお陰も大きい。お礼を言いたかったが上手く言葉が見つからず立ち尽くしていると、五十嵐先生の方から近寄って来て、声を掛けられた。
「頑張りましたね」
「は、はい。先生のお陰で焦らないで試験に臨めました」
自分のペースで問題を解くこと。
理解できる問題から取り掛かること。
間違えていないか見直すこと。
出来ていなかったことが出来るようになった。
もう一度頭を下げると、五十嵐先生は気恥ずかしそうに後ろ頭をくしゃくしゃと掻いた。
「僕のアドバイスなんか大したことないです。君が自分で頑張ったんです。スイッチ、入ったみたいですね」
激励され、遥斗は思わず姿勢を正す。
「はい」
白衣の背中を見送って、もう一人、今回頑張るきっかけになった人のことを想う。
(
泰葉さん
……俺、頑張ったと思うんだ)
脳裏に思い描かれるのは、社会に出て働いているけれど、大学受験を考えている(かもしれない)年上の女性の艶やかな笑顔だ。
「……でも、ここからだな」
伸びをする。
勉強は大切だが、頭を使うのは疲れる。
背中の竹刀がはやくはやくと急かしてくる。宥めるように竹刀袋に触れる。
「体がなまっているな。走るか」
と、お腹がぐうとなった。自分でも驚いて、それから笑いがこみ上げてくる。
「その前に飯だな」
兎も角だ。これでしばらくは思いっきり部活ができる。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
笈地 行
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
学校生活
NPC交流
定員
1000人
参加キャラクター数
49人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2018年12月09日
参加申し込みの期限
2018年12月16日 11時00分
アクション投稿の期限
2018年12月16日 11時00分
参加キャラクター一覧
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