this frame prevents back forward cache
0
0
はじめての方へ
ヘルプ
ログイン
\ オーバータイム!/
種族
学年:職業
00月00日生 00歳
AAA000000
ホームトップ
おしらせ
新着通知
はじめての方へ
遊び方
世界設定
キャラクター一覧
キャラクター検索
キャラクター作成
らっポ
チケット
コミュニティトップ(検索)
コミュニティ一覧
公式コミュニティ一覧
公開トピック一覧
コミュニティ書き込み検索
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
イラストトップ
イラスト一覧
イラスト検索
イラストレーター一覧
イラストレーター検索
自作イラスト一覧
アイテム一覧(検索)
マイリスト一覧(検索)
寝子島(全景)
寝子島(地図)
寝子島(セカンドマップ)
寝子島高校
飴玉の不思議!?
<< もどる
1
2
3
4
5
来夢は寝子島小学校の正門前に立って、にやりと笑みを浮かべた。
「小学校に来てみたわ! 普段はなかなか見れない素のままの子供達、漫画で子供キャラを出すときのリアリティを出せそうね!」
正門を入り、校舎の昇降口へ。いくつもくつ箱が並んでいる。
「懐かしー。あたしにもこんな時が」
「淀川」
「!」
いきなり偽名を呼ばれ、慌てて振り返った。
「なんだ、忘れ物か?」
どうやら教師らしい。神魂の影響なのか、淀川南子はこの学校に在籍していることになっているようだ。
「え、あー、はい。まぁ」
曖昧な返事をすると、
「早く帰れよ」
そう言って、職員室がある方へ歩いて言ってしまった。
「今のあたしは正真正銘の小学生ってわけね。……もしかすると、あたしは実は大人だって思い込んでる小学生なのかも。これは良いネタね!?」
来夢は独り言を言いつつ、階段を上がり、適当な教室を覗く。「ん?」
何やら数人の子供達が遊んでいるようだ。ネタの予感。
来夢は思わず教室へ入った。
「いきなりごめんね。君達何で遊んでるの?」
子供達は不思議そうに来夢を見た。
「何ってカプセルギアだよ」
「ふむふむ。それがいまの子供たちのブームなのね」
「まさか知らねぇの?」
「うちの学校なのに?」
子供達がざわつき始めた。どうやら子供達の間では常識らしい。来夢は気にせず続ける。
「ねぇアタシもやってみたいから、ちょっとその辺詳しく教えてもらえるかしら?」
「良いけど……もしかしてガチャガチャ回したことないんじゃねぇ?」
「一個も持ってないの?」
来夢は頭に手を当てた。
「あはは。まぁねー」
「じゃあ、昨日手に入れたこれ使えよ」
「あ、貸してくれるの?ありがとう! それじゃ勝負よ!」
来夢と小学生のカプセルギアが対峙する。
「よし、行けー!」
教室で派手な火花が散った。
数分後。
貸してもらったカプセルギアは目を回して倒れていた。決して弱かったわけではなく、慣れない来夢が動かしたせいだろう。
「むきー! また負けたわ! こ、今度こそアタシが勝つんだから!」
「こっちも調子が乗ってきたところだよ!」
端から見れば、大人の女性が混じっているとは思えない。
来夢はすっかり小学生達に馴染んでいたのだった。
大学の構内へ入ってすぐに違和感を覚えた。
「小学校より、大きい……!」
勉強を習う場所、ということで雰囲気は似ているのだが。
「廊下も広いし、ここって教室?」
近くの教室を覗くと、席が階段状になっていて、一番低いところに大きな黒板があり、その前でマイクを片手に講義を行っているのは講師だろうか。
「席、自由なんだ~」
何もかも新鮮だ。
「ねぇ、君」
後ろから声をかけられて、振り向くと二人組の男子大学生が立っていた。
「え?」
「もしかして、サボり? よかったら一緒に食堂いかない?」
いわゆるナンパのようだ。
初めての経験に戸惑う。
「えーと」
「一年生でしょ? なんか奢るぜ?」
「サークルとか入ってんの?」
「い、いや、遅れたけど、この教室に。すみません」
ぺこりと頭を下げて、慌てて教室へ入る。
一番上の席に座ると、男子大学生達は諦めたようで歩いていってしまった。
ほっとして、黒板と講師に視線を向けるが、一瞬で眠くなった。
「大きくなったら、わかるようになるのかなぁ」
しばし、居眠り。
講義が終わりに差し掛かったので、またこっそり抜けて、研究室があるフロアへ。
適当な研究室へと入ってみる。
「誰もいない……。今の時間は授業みたいだし、当然よね」
天井に届くほどの棚、試験管やビーカーがしまわれていた。
そして、部屋の真ん中にあるテーブルの上に懐中時計があった。
「誰のかな」
興味を惹かれて調べてみると、少し調子が悪い。
「あ、もしかして、この部分が」
持参している修理道具を使って簡単に調整をする。すると、すぐに元通りになった。
「ん? 君は?」
入ってきたのは先生らしき、白衣の男性だった。
「うちの研究室に女子はいないはずだが。……その懐中時計」
どうやら彼の持ち物のようだ。
「これ、調子が悪かったみたいです」
男性はきょとんとした。
「ああ、今朝から、動きが悪くて」
「実は修理してみたんです」
瀬莉はそう言って、彼に懐中時計を返す。
「! 本当だ。凄いな、ありがとう」
どうやら喜んでくれたようだ。
大学を出た瀬莉は空を見上げた。いずれ入学するかもしれない場所、一足先に大人になった気分だ。
「あれ?」
小学生の女の子が何やら不満そうな顔をしながら歩いてくる。
「何、あの攻撃。小学生に負けるなんて。カプセルギアのガチャガチャ回そうかしら」
どうやら、カプセルギアで負けてしまったようだ。
この姿だからか、小学生が微笑ましく感じる。
瀬莉はそう思ったが、中身は工藤来夢であった。
「戻ったら、帰ろ」
夕日が沈む。
鴨魂の影響は消えつつあるようだ。
<< もどる
1
2
3
4
5
このページにイラストを設定する
あとがき
担当マスター:
高城ヒト
ファンレターはマスターページから!
こんにちは! 高城です。
年齢変化現象、いかがでしたでしょうか? 大人になったり子供になったり、イベントに巻き込まれたCPさん達の反応を楽しんでもらえれば嬉しいです。
今回もご参加ありがとうございました! またよろしくお願いします!
↑ページトップに戻る
シナリオ
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
シナリオご利用ガイド
グループ参加ご利用ガイド
シナリオタイプのご案内
飴玉の不思議!?
シナリオガイド
リアクション
参加キャラクター一覧
コメントページ
ダイアリー一覧
シナリオデータ
担当ゲームマスター
高城ヒト
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
学校生活
SF・ファンタジー
定員
10人
参加キャラクター数
10人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2018年10月24日
参加申し込みの期限
2018年10月31日 11時00分
アクション投稿の期限
2018年10月31日 11時00分
参加キャラクター一覧
もっと!