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飴玉の不思議!?
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その日、
岡瀬 靖久
は昼からジョギングをしていた。今日はダンス教室の仕事が休みなのだ。
と、その時。
「おっと」
角からいきなり猫が飛び出してきた。慌てて靖久は足を止める。もう少しで踏んでしまうところだった。
「こら、危ないよ」
「にゃぁ~」
猫は靖久を見上げると、道の真ん中でごろんと寝転がった。甘えるように鳴きながら、お腹を見せてくる。
その愛らしさに思わず頬が緩んでしまった。
「野良猫、かな?」
靖久はしゃがんで、猫の腹に手を置いた。それからすぐに雌猫だと気づき、慌てて手を離す。
「あぁ……つい触れてしまった」
遅かったようだ。ろっこん、『青春の輝き』により、靖久の体は17歳くらいの姿へと変化してしまう。念のため体を見回し、カーブミラーにその姿を映してみると、イケメン好青年がこちらを見ていた。
「まぁ、いいか。どうせ二時間くらいだしな」
いつの間にか猫の姿はなく、靖久は少し迷ったが、ジョギングを続けることにした。
「やっぱり体が軽い。それに……」
靖久のお腹がぐううっと鳴いた。
「今なら牛丼二杯は余裕だな」
改めて若さを実感する。
岡瀬 結華
は自分の姿を見回して呆然とした。
困っていたお爺さんの手助けをしたお礼、レモン味の飴を口の中へ入れた途端、体が浮くような感覚に襲われ、気づけば小学生くらいの体になっていたのだ。
「まさか飴でこんなことになるなんて」
結華はろっこんの発動にイチゴの飴玉を使用する。人からもらった違う味の飴で体に変化が起こるとは夢にも思わなかったのだ。
「これも神魂の効果、なのかしら……。どうしよう、ちゃんと元に戻るのならばいいけれど……心細いなぁ」
視界は異様に低いし、いつもより歩くスピードが遅い気もする。
「うう、泣きたくなってきた」
精神的にも子供化が進んでいるような気がする。いつもの数倍、パパとママに会いたい。「でも、このまま帰って平気……?」
と、悩み始めた結華だったが、
「結華」
そう名前を呼ばれ振り返ると、
「……?? えぇと、どなたですか?」
どこか見覚えがあるような、そうでないような、十代後半くらいの青年が立っていた。
待ちに待った休日になった。創立記念日以来会っていなかった弟の
神嶋 星志郎
とのお出掛けの日。
神嶋 征一郎
は傍らを歩く星志郎に優し気な視線を向けた。そしてさりげなく車道側を歩く。
「この前はいきなり電話して悪かった」
「そんなことないです。せー兄とお出かけ嬉しいのですー♪」
大好きな兄に遊んで貰えてご機嫌のようだ。
星志郎はセーラー服に半ズボン、ライオンの鞄を背負っているのだが、
「もしかして、おろしたてか?」
「はい! せー兄の服もかっこいいです」
征一郎の服装は白シャツに黒スキニー。時計と銀の指輪ネックレスをつけている。
「映画、楽しみだな」
「僕もです。でも、アニメ映画ですけど、本当にいいんですか?」
「お前が楽しそうならそれでいい」
そんな会話をしていると、
「や、神嶋ちゃん」
声をかけてきたのは、征一郎の友人、
御庭 凪糸
だった。
「……! 御庭、何故ここに」
「偶然、偶然。可愛い子とデート?」
凪糸が楽しそうに言うと、星志郎は頭を下げた。
「初めまして」
「よく見ろ、弟だ」
「えっ、なんか礼儀正しそうな子がいると思ったら、神嶋ちゃんの弟!?」
凪糸は二人の共通点を探すように視線を行ったり来たり。
「弟の星志郎です。よろしくお願いします」
「そうか。初めまして、御庭のおにーさんだよ。よろしくな、星くん?」
同じように神嶋ちゃんと呼ぶと分かりづらいので、星志郎は星くん、征一郎は征ちゃんと呼ぶことにした。征一郎は不本意とでも言いたげな表情をしていたが。
自己紹介をしているうち、困っているらしいお爺さんに道を聞かれた。三人で道案内を
してあげると、お礼にと三種類の飴玉をもらった。
征一郎がレモン味の黄色、星志郎がブルーハワイ味の青、凪糸がイチゴ味の赤だ。
何故だかそれを舐めずにいられなくなり、三人はその場で口の中へ。
変化はすぐに現れた。
霧谷 朧
は手を振りながら去って行くお爺さんに軽く会釈をした。手にはお礼にともらった飴玉が。
「レモン味、か」
誰かに飴玉をもらうなんて、小学生以来かもしれない。
何故か無性に舐めたくなり、口に放り込んだ。
妙に懐かしい味がする。
ぼんやりとそんなことを考えていると、妙に視界が低いような気がした。下半身が地面に埋まっているような視点だ。そして体が軽い。
「!?」
自分の手と体を見回してみると、背が低くなり、二回りほど小さくなっていた。
「どうなってんだ」
そう呟いてから、脱力した。自分が今いるここは寝子島なのだ。
「そういう土地だというのにうっかりさね……」
真剣な声色で呟いたはずなのに、妙に高い子供の声が喉から出て来て、朧は苦笑いを浮かべた。
「はあ、さて、どうするか」
「君、朧だね?」
声を掛けられ、慌てて見上げると、
弥逢 遊琳
が立っていた。
「え、ええっと」
朧は戸惑った。今の自分は普段の姿と随分違うはずだ。なのにいきなり名前を呼ばれるとは思わなかった。
「いや……だからなんでいつも俺を見つけられるの?」
「小さくなっても判るさ」
遊琳はそう言って、頷く。
不審者扱いも困る、ひとまず、家へ連れて行くことにした。
「さあ、朧」
「えっ」
手を引かれ、遊琳の家へと向かうことになった。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
高城ヒト
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
学校生活
SF・ファンタジー
定員
10人
参加キャラクター数
10人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2018年10月24日
参加申し込みの期限
2018年10月31日 11時00分
アクション投稿の期限
2018年10月31日 11時00分
参加キャラクター一覧
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