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【海開き】賑やかな夏のはじまり
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寝子ヶ浜海岸に多くの人々が押し寄せる。迎え入れる海の家は活況に沸いた。至るところで威勢の良い声が飛び交う。特設ステージではビートが効いた生演奏に若者達がリズムに乗って踊っていた。
佐藤 英二
は執事として海の家のバイトに勤しむ。服装は白い半袖のカッターシャツに学生ズボンで間に合わせた。
「お帰りなさいませ、旦那様」
英二の恭しい態度に青年は誇らしげな顔付きとなった。
「うむ、席の案内を頼む」
「承知いたしました。こちらにご用意させていただきました」
英二の接客態度を見たチーフはにこやかに食器を片づける。
「すみません」
テラス席に座っていた女性が手を挙げた。案内を終えた英二が引き返す。
「お嬢様、何なりとお申し付けください」
「南国トロピカルパフェをいただくわ」
「畏まりました。すぐにお持ちいたします」
英二は一礼して下がる。客に見えない位置までくると手早く伝票を書き上げた。厨房のスタッフに注文の品を伝える。その中の一人が笑顔を見せた。
「佐藤君は手際がいいね」
「まだ口調は慣れませんが、カフェでバイトをしているので」
「やはり経験者か。即戦力は有難い。こうも忙しいと、もうね」
男性スタッフは首に掛けたタオルで顔の汗を拭った。
「また、客が来たようだ」
「いってきます」
英二はきびきびとした動きで出迎えた。反射的に頭を下げる。
「お帰りなさいませ、お嬢様」
「英二くん、私ってお嬢様なの?」
「え、その声は野々さん!?」
英二は勢いよく顔を上げた。目の前で、きしし、と笑うのは
野々 ののこ
であった。
「その、ここは執事の海の家だから、お嬢様って呼ぶのが自然というか」
「じゃあ、私はお嬢様ね。あれれ、英二くん。なんか顔が赤いよ?」
ののこが顔を寄せる。英二は困ったような表情で伏し目がちとなった。
「野々さんが来るとは思わなくて。それにスクール水着なのが、ちょっと……」
「海だもん。やっぱり水着じゃないとね」
「そうかな?」
「そうだよ。今日の英二くん、おもしろいね」
「そうかもね。で、では、こちらにどうぞ、お嬢様」
火照った顔で英二はののこをテラス席に案内した。
「良い景色だね~」
ののこは望遠鏡を持ったような姿で海を眺めた。
「お嬢様、メニューはこちらになります」
「へー、いろいろあるんだね」
ののこはテーブルに置かれたメニューを手前に引き寄せた。傍らに立った英二は気付かれないように深呼吸をする。次第に顔の赤みが薄れてきた。
「ねえねえ、あれも執事とかのサービスなの?」
ののこは一人の執事を指差した。英二は見た瞬間、ええっ、と驚きの声を上げた。
アケーチ・タッマーキ
が四つん這いの姿になっていたのだ。悦楽に浸るような表情で若い女性を見上げている。
「見目麗しいお嬢様の為に特別なサービスをご用意いたしました」
「それって、もしかして上に座るとか?」
女性が苦笑いを浮かべた。犬となったアケーチは尻尾ではなく、激しく尻を揺する。黒いビキニパンツから露出した白い臀部が打ち震えた。
「程良く引き締まった肉体の弾力と人肌の温かさをご堪能ください、ふふふ!」
「魅惑的な提案だけど、今はこちらでいいわ」
女性は椅子を引いて座るとメニューに目を向けた。
「マンゴーのセミフレッド。それと飲み物はアイスティーで」
「畏まりました、お嬢様」
アケーチは素早く立ち上がって一礼した。何事もなかったかのように去っていく。
ののこは、ほー、という声で見送った。直後に英二へと向き直り、目を輝かせた。
「英二くんの特別なサービスが知りたいなぁ」
「え、ええっ! そ、そんなのないって。本当に、ないから!」
「顔がすごく赤いよ。今日の英二くん、なんかおもしろいね」
ののこは明るい笑顔を見せた。英二は茹で上がった顔で注文を聞くと早足で厨房に引き返す。
その中、少し表情が緩む。
――野々さんの笑顔が見られたから、いいか。
英二は溌剌とした様子で伝票に注文の品を書き込んだ。心なしか文字が躍って見えた。
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担当ゲームマスター
黒羽カラス
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
スポーツ
オールジャンル
定員
1000人
参加キャラクター数
35人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2018年10月21日
参加申し込みの期限
2018年10月28日 11時00分
アクション投稿の期限
2018年10月28日 11時00分
参加キャラクター一覧
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