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【星幽塔】第九階層 海原の咖喱工房
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「香辛料はこれで混ぜて、野菜やお肉を煮込んだスープでのばすの。こんな感じね」
「お~、いい匂いだ」
飛龍は感心し、メモを取りながら調理に励んだ。
「やはり、カレーにはこれが必要かな」
と荷物からパックを取り出した
八神 修
。彼は海硝子の根を切った物をナタ豆代わりに浸けた福神漬けを準備していたのだ。
「それはそれでおいしそうだな」
飛龍が興味を示せば、コトコが小首をかしげる。
「ふくじんじゅけ?」
「カレーと一緒に食べると美味しいよ」
興味を示してくれたことが嬉しい修は、あとで食べてみてね、とコトコにほほ笑んだのだった。
その傍らで鳥を捕まえたのは自分だから、と
恵御納 夏朝
が丁寧に鳥を捌いていた。まぁ、解体などは第六階層で行っていたのであとはお肉の調理だ。
(食べやすい大きさに切って、下味をつけて……。か、解体はさすがにできなかったけれど……)
水上 桜
は鶏の肉に下味をつけつつ第六階層の事を思い出す。あの狩りの後、現地の人にコツを教わって夏朝が解体したのだが……桜にはきつかったらしい。やっぱり解体も頑張るべきだったか、と真面目な桜は悩む。
「大丈夫だよ」
と夏朝が励ますと、桜はおずおずと頷いた。
「細かい所も無駄にならん様にソーセージも作るけど、切り方とかにリクエストとかあるかい?」
そう言ったのは
鎌八 まもる
。彼は十一階層で解体したカリブーのお肉をつかってトッピングを用意してくれるようだ。
「しっかし解体は大変だったな。でも角とか毛皮で細工が出来そうだし、楽しみだね」
るんるんと作業をしながらお土産を想うまもるは、手際よくカリブーのソーセージを作っていった。
厨房の外では綺麗になったホールで
御剣 刀
がスプーンなどを用意していた。デカンタにはレモンなど柑橘類の輪切りが入った水。グラスもキンキンに冷えており、いつでも食べられる準備が整っている。
(早く、食べたい……!)
でないと、お腹と背中がくっつきそうだ、とこぶしを握り締める。
厨房ではわいわいがやがやと楽しそうな声が聞こえ……同時においしそうな匂いも!!
「おまたせ!」
「みんなで食べましょう!!」
アリスとリリエルが厨房から出てくると、その後ろから他のメンバーも続々と出てくる。
「はーい、ご飯も炊けたんだな♪ みんなでたべよう!」
ルータの声に、みんなが歓声をあげる。刀は率先してカレー皿にカレーを盛り、そんな様子に苦笑しながらリリエルやアリスがルーをごはんにかける。
大まかな辛さが3つ準備され、微調整は用意されたスパイスでする方法だ。ちなみにおこさまコンビのコトコとクポラッチョの分はちょいと甘目にしてある。
トッピングにはカリブーステーキだけでなく、まもるお手製のカリブーソーセージもあるし、ゆで卵や蟹の解し身もある。修の差し入れである海硝子の福神漬けもおいしそうだ。
各テーブルにはティオレが準備したサラダも置いてある。みんなでたべればとっても楽しいカレーパーティーの始まりだ。
「がっはっはっ、これは美味い!」
シグマが食べているのは激辛である。辛めのカレーにスパイスを加えたそれは、微妙に赤い。
「僕は中辛にしてみたけど、これは丁度いいね。おいしいっ!」
夏朝が顔をほころばせる。ふと思ったのは、一緒に頑張ってくれた桃白猫さん。カレーは食べさせてあげられないが、後で美味しいものをあげよう、と心に決める。
「かれーってこんなに辛いの~?! で、でもがんばるんだっ」
クポラッチョは最初普通の辛さのものにチャレンジしていたらしい。しかし辛さにはちょっとウサギ耳がふるふるしている。それでも「でもたべる……ボクはおとこのこだもん!」と頑張る姿は微笑ましい。
「こっちはどう? ちょっと甘目にしたけど……」
と、アリスが調節したものをクポラッチョにあげれば、お口直しになったらしく「おいしぃ~」とほほ笑んだ。それでも両方の辛さを食べる事にしたらしく、顔がきりっ、としたように見える。
「お味はどう?」
「おいしぃ~♪ さいしょはあまりにからくてムリ!っておもってたけど、たべれたよ!」
笑顔のクポラッチョに、アリスの顔もふんわり綻ぶ。そうしつつものんびりカレーを食べるピエロットに目を向けた。
「そういえば、ピエロットは何をしていたの?」
「あー、そいつは気になるかもな」
アリスの言葉にシグマが頷けば、ピエロットはへにゃっ、と笑い
「テーブルセッティングしたら日当たり良くて寝てたんだぁ」
その答えに、思わず脱力する2人なのであった。
ちなみに3人の話をのんびり聞いていたクポラッチョの皿にニンジンが増えている。犯人は「くぽたん、こえたびてみてくらしゃい!」と言って自分の皿から移していたコトコである。
「あー、またにじーあったれしゅ」
とまたクポラッチョの皿に移している。勿論クポラッチョが気付かないはずが……。
「んー?にんじんさんとピーマンさんがふえてる?? ふふふ、ボクにたべてほしいんだねぇ」
気づいていなかった。
カレーにそれだけ夢中なようだ。思わずその様子に、夏朝とシグマは思わず和んだ。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
菊華 伴
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
コメディ
冒険
定員
15人
参加キャラクター数
15人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2018年10月31日
参加申し込みの期限
2018年11月07日 11時00分
アクション投稿の期限
2018年11月07日 11時00分
参加キャラクター一覧
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