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携帯戦記カプセルギア 第六話「仮面に隠された陰謀を暴け!」
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後編:作戦の行方
10:22 AM:スタッフ控室
「部長、お話が」
「ん?」
歪屋 チヒロは、赤い髪の男に話しかけていた。彼は赤いテラードスーツを着こなし、赤いフィルタがかかったサングラスをかけニヒルな笑みを浮かべた男だ。
「小耳にはさみましたが、洗脳装置を使用するとの事。今回のイベントは私が主催ですが、何も聞いておりません」
「まぁ、俺の独断だからなぁ」
チヒロの言葉に、赤い男はそっけなく言い放った。彼は赤い蛇のような模様のネクタイを緩めながらチヒロを見やる。
「なにか作戦を行う場合、一言言ってください。サポートなど必要でしょうに……。それに、上からまた何か言われるのでは?」
「上からの許可は得てるぜ? だから何をしようと俺の勝手だ……。お嬢様はすっこんでろ」
軽く肩を小突く赤い男。だが、チヒロは譲らない。少し考えた後懐から一体のカプギアを取り出すと、チヒロは赤い男に突き出した。一角獣を象ったそれは、かつての戦いで自ら破壊し作り直した物だった。
「ギアマスター・カーマイン。勝負だ」
「こっちはそんな暇なんてねぇんだがよぉ……」
カーマインと呼ばれた男は、心底めんどくさそうに首を振る。が、懐から蛇のような竜のカプセルギアを取り出し、口元を歪ませた。
「そっちがその気なら秒で終わらせてやるよ」
同時刻・イベント会場
バラバラに洗脳装置を探していた翔、玲音、雪人。幸いたくさんの子供たちが会場内にいるため、きょろきょろしていても特に怪しまれない。ただ、小柄な玲音は兄弟か姉妹かを探しているのかと勘違いされ、スタッフに案内所へと連れていかれそうになった。
偶然通りがかった翔が声をかけた為、スタッフから解放された玲音。彼女はキャスケットを被り直し安堵の息を吐いた。
「ふ~、あぶないあぶない」
「本当にな」
翔も「やれやれ」といった表情でため息を付いたが、直ぐに気持ちを切り替え周囲を見渡す。
・12時のイベント(アニメ試写会)に合わせ、装置を発動させる。
・装置は弁当箱ほどの大きさ。
・カプギアでなければ入り込めないような場所にある
・なにかと繋がっているらしい。
・発動したら会場全体に効果を広げる
どうにか得たヒントを手掛かりに考えるも、候補がいくつもありそうで悩んでしまう。
(しらみつぶしに全部探すのはタイムリミット的に無理だ。多少なりとも絞らないと……。大きさはそれなりだし気付ける筈だ)
翔がふと隅に立ち止まって考察に耽っていると、玲音が彼の服を引っ張った。
「会場全体に響かせるなら音がたぶん早いと思うんだよ。サニィも前に音波での操作妨害やってるし」
「たしかに、そうだな」
翔が相槌を打ちながら、不意に視点がスピーカーに向く。
(そういえば、やたらスピーカーを見かけるが……?)
それらを見つめていると、玲音が1つ頷く。
「あのねっ、さっきステージを見たら大きなスピーカー見つけたの。でね、コードもけっこうたくさんあったんだよっ! それを辿っていったら、きっと大元の機械につくよね?」
「調べてみる価値は、あるかもしれないな。時間がない、急ぐぞ」
玲音の報告に、翔は胸騒ぎを覚える。2人は急いでイベントが行われるステージの方へと向かうことに。その途中、玲音は少し声のトーンを押さえて翔に問う。
「でも、これねぇボクの思い込みだよ?」
「いや、いい着眼点だ。この会場、妙にスピーカーが多いからその線はアリかもしれない」
翔が眼鏡を正して答え、小さく笑った。
幸い、ステージ周辺に人が居らず、カメラらしきものもない。途中で合流した雪人と共に3人はさっそく調査を始める。
「僕が見張っておくよ」
と、雪人が周囲を警戒する。
(ここか使いどころかな)
翔は己のカプギア、セイクビリット(以下、リットと表記)を取り出すと瞳を閉ざした。彼のろっこん『共鳴―artifact spirits―』は『目を閉じ、10秒以内に対象物へ触れる』事で『人工物と意思疎通ができる』のだ。
――リット、アンタしか行けない所がある。確認してきてくれるか?
――私はSHOと常に共にある。任された。SHOも十二分に気を付けてくれ。
――俺は大丈夫だ、ありがとう。
短い意思疎通の後、リットを操作して大きなスピーカーの奥にあるコードを辿らせる。ともに行くのは玲音の相棒たるカプギア、サニィだ。
2対のカプギアは狭い世界をなんなく乗り越えてコードを辿り、やがてパソコンとお弁当箱程の大きさの箱を見つけることができた。
お弁当ほどの大きさの箱にはパネルがあり、淡く光っている。その箱には束ねられたコートもあり、別のスピーカーに繋がっているようだった。
「本当に、スピーカーに繋がっていたな……」
翔が目を僅かに見開く。これが発動すれば、会場中の子供たちが洗脳されてしまう。傍らの玲音はちらり、と会場の時計を見て表情を少々強張らせた。
「今、10時45分だよ。パスワード、勝手に打ち込んでみる?」
不安げに翔へと提案するが、翔は首を振る。
「何が起こるかわからない。それや物理破壊はもう少し待とう」
「人が来る。一旦出よう」
雪人の助言に従い、2人は一旦それぞれのカプギアを引かせる。3人は時間を『間違えて入った』ような仕草でその場所を後にした。
彼らから遅れて入った会場のスタッフは機材などの最終調整を行っているように見えた。雪人は深いため息を付く。
「とりあえず、パスワードを待つしかないのか」
彼の言葉に、翔と玲音の表情が曇ったその時、雪人の端末が震えた。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
菊華 伴
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
推理・サスペンス
バトル
ゲーム
定員
20人
参加キャラクター数
6人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2021年03月26日
参加申し込みの期限
2021年04月02日 11時00分
アクション投稿の期限
2021年04月02日 11時00分
参加キャラクター一覧
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