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家、ついてっちゃうもんね!
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「どうも、野々さんに巻き込まれた気がするのよね」
ののこが立てた企画に誘われる形で参加することになった
剣崎 エレナ
は、かわいい後輩の頼みとあって了承はしたものの。
まさか企画の内容が、知らない人の家にお邪魔して撮影することだとは。
エレナは何人かに交渉し、最初に成立したのが猫鳴館に住む
神野 美野梨
だった。
美野梨は、本や実験材料の買い出しに出かけ、その帰り道だったらしい。
「えっ、家を……?」
最初は驚いた美野梨だったけれど、エレナから詳細を教えられ「そういうことなんですね」と納得する。
納得はしたけれど。
「あの、エレナ先輩。ここから猫鳴館までって結構距離がありますけど……」
「距離は気にしなくて大丈夫よ。タクシーで行くから」
「え、タクシーですか? そんなお金……」
もちろんエレナが全額出すことも伝えてはいる。けれどそれでも、美野梨の中には申し訳ないという気持ちがあった。
「まあそう気にしないで。寝子高の生徒がどんなところに住んでいるのか興味があるのは事実よ」
エレナがそう言うと、美野梨は思い直す。
未知の物への探究心という点では、自分にも理解できる。
「なら、お言葉に甘えて」
猫鳴館へ着くと、美野梨はスリッパを出した。
「足元気をつけてくださいね」
「お気遣いありがとう」
「床が抜けることがあるので」
「……え?」
そういう意味での気をつけてくださいだったの……?
「充分補修はしてるから、走ったりしなければめったにないとは思うわ……」
「走ったらアウトなのね……」
なんとなく把握できてきたエレナは、別の意味で感心しながら案内を受ける。
「ここは?」
何やら数名の寮生が賑やかにはしゃいでいる声が聞こえたので聞くと、
「そこは大部屋です。サロンみたいなものかしら」
「サロン、ね……」
このポジティブさは見習うものがある、そんな気がする。
少し歩くと、今度は何か香ばしい匂いが漂ってきた。
「あら、良い匂い」
「誰か料理中のようね。見ていきます?」
「そうね、少しだけ……」
寄ろうとしたエレナだったけれど、その足下を素早くネズミが駆け抜けていった。
「っ!!」
そのネズミが、まっしぐらに匂いの元へと向かって行くのを見てエレナは言葉を失った。
「どうしました?」
「あっ、ああええと、せっかくだけどまたの機会にさせてもらっても? 時間もアレだし」
慌てた様子のエレナに首を傾げる美野梨だったけど、深くは追求せず。
ふたりはそのまま美野梨の部屋へと辿り着いた。
「ここが私の部屋です。散らかってますけど……」
エレナは部屋を見渡す。
年相応の女子らしい部屋、とは少し違っていて、本やらレポートやらが積まれていた。
ちらりとエレナがそれに目を向けると、『ライオンの生態について』『筋肉と体力の関係』などなど、これまた女子らしくはないタイトルの数々が。
「これは……」
「もし興味があったらどれでも見てください。それは私がライオンになった時の……」
「ライオンに……なった時……?」
エレナの眉間にしわがよった。
そういえば先輩は「ひと」だったっけ。
美野梨は思い出し、夢の中での話ですよ、と付け足して事なきを得たのだった。
「どうぞ」
美野梨が座布団をエレナに勧める。
流れのままに座ったエレナは、流れのままに美野梨が出してきたジュースを受け取る。
けれど、それを口に運ぼうとしてぴたっと手が止まった。
エレナが手にしているジュースはふかーい緑色をしていて、あまり嗅いだことがない匂いをしていたからだった。
「こ、これは……!?」
「ミドリムシを原料にしたドリンクですね」
「ミド……!?」
「美容と健康にいいですよ。味もまあまあだと思います」
同じジュースを持った美野梨は、当たり前みたいにそれを喉へ流す。
「……い、いただきます」
数秒の間があって、観念したのかエレナは目を瞑ってそれを口に含んだ。
その後の彼女のリアクションは、美野梨だけが知っている。
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担当ゲームマスター
山中にいな
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
コメディ
定員
10人
参加キャラクター数
8人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2018年09月27日
参加申し込みの期限
2018年10月04日 11時00分
アクション投稿の期限
2018年10月04日 11時00分
参加キャラクター一覧
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