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朝、目が覚めて
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刀がミノタウロス担当、亮がサソリ担当という分担作業。
それにあわせるかのようにミノタウロスは刀に向かってじゃらりじゃらりと歩いてくる。
「焼肉を食べたいとは言ったが、まさかミノタウロスとはな」
じゃらり。じゃらり。
「こいつ、食えるのか? 迷宮のミノタウロスといえば、たしか人間を喰ってたよな……」
じゃらり。じゃらり。
「え? このままだと喰われるのは俺の方か?」
じゃらり。じゃらり。
「じょ、上等だ! 返り討ちだ!」
刹那、刃引き刀を振り抜いてその首を斬るッ!
そのスピードは相変わらず凄まじいが、なんとこのミノタウロス、刀と同じだけのスピードで腕をかざして防御すると、見事に鎧で受けてしまった。
「おいおい。デカい奴は遅いのがセオリーだろうが」
ミノタウロスはごっつい両手をぶんぶん振り回す。
そのスピードは早すぎてまともに腕が見えず、刀の視界に留まるのはその残像のみ。
「モオオオオ~!」
ミノタウロスは腕を振り回しながら雄叫びをあげた。
「おいおい、もお~とか言うのかよ」
するとミノタウロスはピタッと振り回す腕を止めて、
「おまえをたべる」
呟いた!
「おいおいおい、喋れるんかい!」
驚きすぎて思わず関西弁になる御剣刀。
するとミノタウロスはさらに驚きの言葉を発した。
「みつるぎ、かたな」
「おいおいおいおいおい、俺の名前も知ってんかよ!」
どういう仕組みなのか、ミノタウロスは刀についてくわしいようで、的確に彼を表現してしまう。
「みつるぎ、むっつり。みつるぎ、むっつり」
「こ、こら! おかしなことを言うんじゃねえーーーー!!!」
瞬間、ろっこん発動!
迫るミノタウロスの腕をかいくぐり、迷宮の壁や天井を足場に所狭しと動き回る。
そして、ミノタウロスの攻撃を躱しながら死角へ回り込み……首を後ろから、ダンッ。
「モオオオオオオオ~~~~!」
首に半分ほど食い込んだ刃引き刀に苦しみながらも、血しぶきと一緒に刃引き刀を弾き出してしまった。
血は激しく出るものの、この大きな体である。この程度ではまだ死なぬ。
腕をぶんぶん振り回して刀を追い込んでいく。
「くっそう。だいたいなんで普通に寝てただけなのに起きたらこんなことになってるんだよ! ……てめえはぁ! ここでぇ! くたばれぇ~!」
いよいよその腕が刀を捉えるそのとき――
刀のろっこんがさらに加速!
気がつけばミノタウロスの背後にまわって、刃引き刀を思いきり振り落としていた。
「モオオオ……」
ごろりと何かが転がった。
凄惨な切り口は、刀の背中に引っかかっていたスク水がふぁさりと落ちて隠していた。
「おっしゃぁ……ようやく動かなくなったか。亮はどうだ?」
ちょうどその頃、通路の向こうでも亮がサソリの尾をポッキリと折って倒していた。
「すげえパワーだな」
二人は顔を見合わせ、おつかれ! と軽く手をあげてお互いの健闘をたたえ合う。
その頃には、他の人たちも追いついていた。
修とあおい、幸次猫に花遊の幸次。かように蒼留人、そしてスク水の碧南、いつの間にか何か食べてる流。もちろん瑠奈もふわふわと。
「え? 水守は何を食べてるんだ?」
猫の入ってた鍋とカセットコンロを使って、牛肉をぐつぐつ煮込んで食べていた。
刀はぎょっとしてのぞき込む。
「その肉ってまさか……」
無邪気にもぐもぐ食べてる流が顔をあげる。
「ん? この肉、御剣のだった? こんな状況だし、みんなで食べようよ」
と刀のお口にあーんと放り込まれた。
「ううう、……うまいな」
これがどういう肉かは考えないようにしよう。刀は心に決めた。
この肉、味付けはもちろん焼肉のたれだ。
あおいはにっこり嬉しそうにしていて、修もみんなもようやくほっこりするのだった。
ただし、透明なふわふわ瑠奈だけは……
「あたし、食べれないよぉ~」
浮いているのにこう言うのもおかしな話だが、地団駄を踏んでいた。
このとき、牛肉に浮かれながらも、みんなは1匹の猫のことを忘れてはいなかった。
そう、夏朝猫である。
「みゃみゃーん♪(お宝どっこかなー?)」
そのころ夏朝猫はファンタジックな世界観に魅了されたのか、この世界にありそうなお宝を探し出すべく迷宮を駆け回っていた。
きっとそのお宝が現実世界に引き戻してくれるはず! そう信じて……。
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担当ゲームマスター
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ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
コメディ
SF・ファンタジー
オールジャンル
定員
10人
参加キャラクター数
10人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2018年09月19日
参加申し込みの期限
2018年09月26日 11時00分
アクション投稿の期限
2018年09月26日 11時00分
参加キャラクター一覧
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