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新田 亮
は酒場に火がついているのを確認した。
マスターが必死に火を消しているが、店のあちこちから火の手が上がる。
どうやらモンスターが火をつけているようだ。
「マスター、消火はまかせた!」
そう叫ぶと、自分は剣を構える。
迷宮を抜けて応援が来てくれると助かるところだが、そうもいかない。
修は酒場の火事を見て、あとはオヤジがきたら全部揃うな、とこんな時にも冷静に考えていた。
その頃、既に亮の目は標的を捉えていた。
「俺はこの放火魔と仲良く遊ぶとするか」
酒場の周りには、口から火を吹くモンスターがチラホラと見えていた。モンスターの分際でというか、モンスターにしては珍しく胴体に何か布を巻き付けていた。まるでスク水を着ているようだ。
「メスなのか? ちゃんとクラスと名前書いてあるか、確認させてもらうぜ」
言って走り出す亮。
と、その瞬間、
「ちゅちゅちゅ~~~~」
あっという間にモンスターにぶつかられ、ぶっ飛んで倒れてしまった。
よく見ると、そのモンスターは人間サイズの――
「ネズミか! やはり下水道に引き込むとかいうのも、お前だな。でも、やられたからにはやり返す! 倍返し! いや3倍返しだ!」
ネズミがチュウっと首をかしげる。
亮も自分で言いながら思わず
「どこかで聞いたことのあるような、しかも微妙に古いフレーズだな。しかしとにかく……」
と息を吸い、
「俺のろっこん、3倍でいくぜ」
ここで、ついにろっこん発動!
身体能力がアップして、まさに“鬼人の体”に!
「うおおおお!」
今度はネズミとがっぷり四つ!
炎を吐かれないように両手で口を押さえるも、ぐいぐいと押される。
が、うおおおおおお! 最後はうっちゃりで撃破した。
が、このネズミはタフだ。素速く立ち上がった。
(強いな……)
亮が苦戦を覚悟したそのとき――
「にゃ~」
迷宮を抜けた幸次猫がやってきた。
幸次猫は、あたりをきょろきょろと見回す。今は猫の花遊が入っている自分の本来のボディがどこか、探していた。あまりにも心配で、気になって気になって、その思いが迷宮からの脱出に導いたのだろう。
すると、
「チュウ!」
なんと、大きな体のネズミが大慌てで逃げていってしまった。
「ふう、どこの猫だか知らないが、サンキュー。奴を寝床まで追いかけよう」
と幸次猫をサッと抱き上げて先へ進む。
「にゃにゃにゃ~(俺はネズミより花遊! 花遊を探してるんだよ~)」
しかも再び暗い迷宮に入っていく。
「にゃにゃにゃ~(やだやだ、暗い~。ネズミなんて追いかけたくないんだってばー!)」
こうして亮と幸次猫は共闘することになった。
「にゃにゃにゃ~~~(やーめーてー!)」
暗闇に、幸次猫のかわいい鳴き声がどこまでも響いていた。
と、暗い迷宮の中で、目の前の壁がゴゴゴ……と開いていく。
ゴクリと息を呑む亮と幸次猫。
「あれはなんだ? 穴? 目かな?」
開いた壁の向こう、暗闇にかすかに見えるのは丸い何か。
幸次猫は猫の姿になったせいか、性格もより猫っぽく? 好奇心が強くなっている。
「にゃにゃ?(なんだろう?)」
と近付いていこうとする。
次第に暗さに目が慣れてきて、ハッとする幸次猫。
そう、それは目でも穴でもない。機関銃の銃口だった。
「にゃ……」
まさに猫の習性か、道端で車を避けられずに固まってしまう猫のように動けない。
「くっ!」
亮はろっこんでスピードアップ! その身体能力を最大限に生かして、幸次猫をサッと抱き上げてジャンプ!
ダダダダダダと撃ち放たれる弾丸を間一髪かわすのだった。
「ふう、危うく蜂の巣になるところだったな」
「にゃ、にゃあ~。にゃにゃにゃ~(あ、ありがとう~。いい奴だな~)」
穴の中をもう一度のぞいてみると、今度はよく見えてきた。
「おいおいおい、やばいぞ」
なんと、サソリ型の巨大ロボットが壁から出てくるではないか!
尾の先端が銃になっていて、そこから目の前の壁を撃ちまくりながらのお出ましだ!
「オリャアアアアア!」
亮はジャンプして天井を殴りまくり。
穴を開けるて幸次猫を匿って、自分は手をかけてぶら下がる。
(目の前の壁ばかり撃ってるところを見ると、きっと上が弱点だろう)
そう判断した亮は、サソリが自分たちの下を通ったところで飛びかかり、尾を攻撃して倒そうというわけだ。
「イチカバチカ、接近戦でやるしかないな……」
と、そのときだった。
「甘いぞ、亮。敵が一体だと思ったら大間違いだ」
「なに?」
いつの間にか、
御剣 刀
が通路の反対側から姿を現した。
「サソリの後ろに、もう一体いるぜ」
「まさか……」
じゃらり。じゃらり。じゃらり。
迷宮に閉じ込められていたのだろうか、足枷からのびる切れた鎖を引きずりながら出てくるのは人間……ではない。
胴体は人間だが、首から上がまるで違う。
「う、牛?」
「亮。こいつは、ミノタウロスだぜ」
じゃらり。じゃらり。じゃらり。
ムッキムキの巨漢に鎧をつけて、牛の頭をしたミノタウロスは厄介そうだ。
「こいつらを倒さないと脱出はできないだろう。牛野郎は俺に任せな。サソリは亮、お前に頼んだぜ」
こうして猫になったりスク水着てたりというゆる~いフシギな1日は、すっかり戦闘モードに。
「み、みんな……!」
ふわふわ瑠奈は透明な手を固く握っていた。ぎゅぎゅっ。
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担当ゲームマスター
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グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
コメディ
SF・ファンタジー
オールジャンル
定員
10人
参加キャラクター数
10人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2018年09月19日
参加申し込みの期限
2018年09月26日 11時00分
アクション投稿の期限
2018年09月26日 11時00分
参加キャラクター一覧
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