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【星幽塔】第八階層 落書幽霊事件
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破:真相は、追いかけるもの
ティオレ・ユリウェイス
は紅玉区を歩きながら、それとなく住人たちの話を聞いていた。騎士団が聞いていた内容と似たり寄ったりではあるが、ここで彼女はこんな事を聞いた。
「うーん、見かけた幽霊がね、最近亡くなったクララ嬢にそっくりなんだ。まだ10歳だったんだけど、不治の病でね……」
「不治の病?」
「あぁ。どんどん体が水晶になっていく病でね」
飲み物を買いながらその事を頭に刻むティオレ。それとなく続きを促せば、女性はため息を吐きながら付け加えた。
「とても絵を描くことが好きで、紅玉区にも飾られているのよ。あのお嬢様はこの辺りがお好きだったから。黒玉区の職人たちとも仲が良くて、特別な絵の具を作ってもらえる仲の職人さんがいたみたい」
その言葉に、ティオレがわずかに目を見開く。確かに、緑玉区の貴族が職人を追い出した、とか似たような事を聞いた気がする。
「どんな物を売りつけようとしたんだろうな」
「売りつけではなかったみたいだけど……」
女性の言葉に、ティオレは少し首を傾げた。
一方その頃。緑玉区に来ていた
恵御納 夏朝
と
旅鴉 月詠
は、そこに描かれた落書きを見ていた。夏朝はそれをなんとなく「かわいいな」と思ったが、貴族の人々はあまりよく思っていないらしく、絵の近くを足場やに立ち去っていく。
(なんだかなぁ)
そう思いながら落書きをスマホで写真に収めておく。
(貴族のお家に『願いを叶える何か』を売ろうした人が追い出される時『何か』を落とした。『何か』をお姫様が得て、絵を描くのに使って幽霊になっても落書…絵を描いてるって事かなぁ)
そうであるのならば彼女の名や願い、思いを知り可能な限り叶えたいけれど、と夏朝は切実に考える。
「僕は、幽霊って緑玉区のお嬢さんの可能性が高いのではないかと考えているよ。できるなら、お屋敷に行って話を聞きたいんだけども……」
2人は情報を元にそのお屋敷に行ってみると……そこは、緑玉区の中でもかなり立派なお屋敷だった。夏朝は少し緊張するも、月詠は「ふむ」とわずかに考えるだけである。
「ごめんください。落書き事件を追っている冒険者なのですが……」
「エイロス殿から事情は聴いております。どうぞ」
夏朝が事情を話すと、門番が通してくれた上、メイドさんが案内してくれた。その先にいたのは、がっちりとした体をした初老の紳士である。彼は意外そうな顔をして2人を見た。
「冒険者というからもう少し荒いイメージがあったが……」
その言葉に2人は苦笑する。
時間も惜しいとばかりに落書き事件の事、ここの娘が病で亡くなったこと、その前に職人が何かを売りつけようとして追い出した事を質問する。と、紳士は、表情を険しくした。
「クララが死んだのは本当だ。水晶になってしまう病でね。それでもクララは死ぬまで絵を描いていたよ。……ただ、あの職人を追い出してしまった事は後悔していてね」
「一体何があったんだい?」
月詠が問いかけると、紳士がより厳しい顔になる。
「商品自体は『乾いた後は水に強くなる水彩絵の具』だったんだ。ただ……」
「ただ……?」
さらに苦虫をかみつぶしたような顔になる紳士に、夏朝が心配になる。彼はため息交じりに、小さな声でこう言った。
「彼は、娘に想いを寄せているようだったんだ」
その言葉に、夏朝と月詠は顔を見合わせた。
その後、2人は屋敷近くに描かれた落書きに対し、許可を得て1つの実験を行う事にした。
「星の力に、絵の具が反応している?」
「うん。もしかしたら、そうなのかなって……。具体的な理由とかはないんだけど」
月詠は夏朝の考えに「興味深い」と口元を綻ばせ実験にやる気を出す。夏朝はさっそく描かれた妖精の絵を塗料で塗りつぶす。
その様子が気になるのか、夏朝が騎士の光で呼んだ橙白猫(飛行可能な翼をもつ)がのぞき込んで擽ったい思いをする場面もあったが、夏朝はそっと星の力を込めてみた。……だが、塗料を塗った場所に変化はない。
「違ったのかな?」
「いや、すぐに答えを出すのは軽率だよ」
夏朝が表情を曇らせ呟くが、月詠が止める。彼女は異変に気付いていたのだ。塗料がするり、と滑り落ち、落書きがそこに残る。2人は顔を見合わせた。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
菊華 伴
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
コメディ
推理・サスペンス
SF・ファンタジー
定員
10人
参加キャラクター数
7人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2018年09月01日
参加申し込みの期限
2018年09月08日 11時00分
アクション投稿の期限
2018年09月08日 11時00分
参加キャラクター一覧
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