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「……何でお姫様の恰好なの?」
神と名乗る不思議な存在の力によって強制的にさせられた自らの格好に頭を抱えるように呟く
水上 桜
。
桜の今の格好は正しく中世ファンタジーに出てくるようなお姫様であった。
青と白を基調にしたドレス。胸の上部辺りが開いているのは恐らくネックレスを見えやすくする為だろうか。
スカートと言えば幾つもの布を用いているようで、見事な物であった。正しく美麗なドレスと言えるだろう。
「あ、でもこのアクセサリーは中々良いかも」
ドレスと共につけているアクセサリーもまた素晴らしいものばかりで、興味がある桜としては見応えがあるものばかりだった。
「それにしても……。シチュエーションがどうとか言っていたけれど、つまり私にお姫様を演じろって事なのかしら」
事前に与えられた知識では桜が今いるのはとあるお城であるようだ。そこで夜会が開かれる予定となっており、その夜会にお姫様として桜が参加するという事になるわけだ。
問題があるとすれば桜にお姫様としての知識や経験はないという事に尽きる。そこに関しては神様達を満足させれば済むと言う事なので、厳密な所作を必要とされる事はないだろう。
「そうだ。お姫様というならよく夜会から抜け出すお姫様とかお話で見るし、その方向性で動いてみるのもありかも」
夜会に参加してみたは良いもののどうにもつまらない。あまりにもつまらないからこっそり抜け出してしまうお姫様。
これならば、お姫様としての知識がなくても何とかなると考えた桜は早速実行に移していた。
だが、身に纏っているのは着慣れない豪華なドレス。こっそり動くのも大変な為に直ぐに見つかってしまいさぁ大変だ。ドタバタ劇の開幕である。
「この辺なら兵士達はいないかしら……って、あら?」
「……ん?」
人気が少なそうなところにある死角になりそうな場所。隠れるには丁度良いと思ったら視線がぶつかった。
そう。そこには先客がいたのだ。長身に綺麗な金髪に青色の目。如何にも王子様といった服を着ているこの男性に桜は見覚えがあった。確か隣国の王子として紹介された人物だ。
「……アルファート王子? 何故、このようなところに」
「いや、ちょっと息抜きにね。どうにも性分として夜会は得意でなくて……。そういう桜姫はこんなところに何しに?」
顔に苦渋の色が浮かぶ。どうやら夜会が得意ではないというのは本当のようだ。
実は自分も同じように抜け出してきたのだと隣国の王子に話す桜。それを聞いたアルファート王子は意外な目で見て来た。
「私のような人が他にもいるとはね」
「悪いとは思うのですけどね」
桜が苦笑を浮かべれば、それに似たような苦笑を返すアルファート。
そこに兵士達の何事か話す声が聞こえて来た。話す内容自体は聞こえないが、もしかしたら桜を探しに来たのかもしれない。
「兵士達か。まだ直ぐ近くというわけではないようだが、ここにいたら見つかるかもしれないな」
「なら、少し移動しましょうか」
スカートの端を摘まみ歩き出す桜。それを見たアルファートが何事か注意するように手を伸ばすも少し遅い。
明かりが薄い為に桜は気付いてなかったが、その先には段差があったのだ。それを知らない彼女はそのまま歩き出してしまった。
「きゃっ」
「桜姫っ」
足を踏み外す桜の手を自らの方へと引き寄せながら何とかしようとするアルフォート。しかし、バランスを立て直す事は出来ずに、結局二人は共に倒れこんでしまう事に。
「う、いたたたたた……」
「ご、ごめんなさい、アルフォー……」
謝ろうとして言葉が途中で途切れる桜の声。何故かといえば、重なり合うようにして共に倒れたアルフォート王子の両手が自らの胸をしっかりと掴んでいるからだ。
それに気付いた桜の頬がサッと赤く染まる。
「いや、ごめん。上手く助けれなくて。って、何だこの柔らかい……」
そして、アルフォート王子も現在の自分がどういう状況か気付く。気付いた拍子に思わずちょっと揉んでしまうのはご愛嬌か。
「きゃあああああああああっ」
「ちょ、まっ、へぶしっ!」
絹を裂くような桜の声。そして、あまりにも高速で振り抜かれるビンタ。
その声を聞きつけて兵士が駆けつけてくる音が聞こえる。それに気づいた二人は慌ててその場を離れる為に動き出す。
この夜会での桜とアルフォートの騒動はまだまだ始まったばかりである。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
昂祈
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
お色気
定員
15人
参加キャラクター数
8人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2018年08月19日
参加申し込みの期限
2018年08月26日 11時00分
アクション投稿の期限
2018年08月26日 11時00分
参加キャラクター一覧
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