this frame prevents back forward cache
0
0
はじめての方へ
ヘルプ
ログイン
\ オーバータイム!/
種族
学年:職業
00月00日生 00歳
AAA000000
ホームトップ
おしらせ
新着通知
はじめての方へ
遊び方
世界設定
キャラクター一覧
キャラクター検索
キャラクター作成
らっポ
チケット
コミュニティトップ(検索)
コミュニティ一覧
公式コミュニティ一覧
公開トピック一覧
コミュニティ書き込み検索
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
イラストトップ
イラスト一覧
イラスト検索
イラストレーター一覧
イラストレーター検索
自作イラスト一覧
アイテム一覧(検索)
マイリスト一覧(検索)
寝子島(全景)
寝子島(地図)
寝子島(セカンドマップ)
寝子島高校
【星幽塔】第六階層 雲氷を探して
<< もどる
1
…
4
5
6
7
8
つぎへ >>
☆雲氷発見!
「地図から少し離れているが……」
空気がひんやりしていた。
フワフワエナガたちが、こっち、というように振り向いては飛び、修は頷いた。
導かれた先に大きな樹があり、その下に洞穴があった。
「天井に穴があるし空気は大丈夫そうだ。岩ももろくないようだな」
修は安全を確認して足を踏み入れた。
岩の隅に、キラキラ輝くものがあった。
そこにも、こっちにも。天然の冷凍庫のような涼しさだ。
「雲氷なのです?」
美咲紀が目を輝かせて駆け寄る。
地形と、何処にどう発生しているか観察する修。
ルーペで拡大しスケッチする。
「美しい結晶だ」
「遠投で暑くなってきたところなのです。シロップはブルーハワイを持参しましたとも!」
美咲紀が持ってきたシロップを取り出そうとしていると、時子とヨタカ、シキが飛んできた。
「シキさん、ここ?」
遅れて望春が続く。
『これが雲氷ですか……食べてみたいです』
鳥の姿のままの時子も思う。
「お疲れ様、案内ありがとう」
修は雲氷をエナガや鳥たちに差し出した。
時子は鳥のまま雲氷をつつくことにした。
「俺、ブルーハワイのシロップを持ってきたよ」
望春の取り出した瓶に、美咲紀が声を上げた。
「私もブルーハワイなのです、ほら!」
「すごい偶然だね。それじゃ食べてみようか」
美咲紀はアルミ皿を取り出し、雲氷を少しずつ取り分けてシロップをかける。
「透き通った青が綺麗だね」
「いただきます!」
皆はスプーンで雲氷を口に運んだ。
「うーん、青い空で爽やかな味、これは絶品ではありませんか。おいしー」
「うん、苦労しただけあって、味もおいしい。確かにこれは宝石かも! どうでもいいけど、ブルーハワイって結局何味なんだろ……?」
ふと浮かんだ疑問を望春がつぶやく。
「うーん、シトラス味? シューくんもシロップいかがですか?」
「ブルーハワイの味に規定はないが、サイダー・ラムネ系とカクテルをイメージしたフルーツ系の二種類が主流らしい。とりあえず俺はシロップなしでエナガと一緒に味わおう」
修は舌の上に氷を乗せ、溶かしながらじっくり味わう。今まで食べた甘いものの記憶を総動員して分析する。
「蜂蜜……いや黒蜜のほうが近いかな? 実に美味しい」
『美味しいですね……ヨタカさんとふわふわエナガさんたちも一緒に食べましょう』
時子に言われ、ヨタカさんは満足そうに雲氷をついばむ。
『ヨタカさんの口にも合いましたか』
それを見ながら望春も気づく。
「シキさんも頑張ってくれたし、食べさせてあげよう。鷹の姿より人間の姿にしてあげたほうが食べやすいかな……?」
ラムネ味の飴をなめてろっこんの進化能力を発動する。
そこには、シキさんの羽と同じ髪の色の美少女が座っていた。
「雲氷おいしいよ。はい、シキさんもどうぞ」
「……」
ツンデレ風の美少女は黙って雲氷を受け取り、まんざらでもなさそうに食べるのだった。
そこへ、フワフワエナガを追いかけて刀が入ってきた。
「お、もうみんな食べてるのか」
氷を食べているフワフワエナガやシキさんたちを見て、ふと刀は思いつく。
「もしかして、雲氷持って空に行ったら鳥たちと戯れたりすることが出来る?」
雲氷を皿にとった刀は、洞穴を出てろっこんを発動した。
空気のブロックを階段にして空中に腰掛ける。
(普段はやらないけど折角の記念だし、鳥たちと一緒に雲氷を楽しもう)
時子は鳥の姿のまま、刀の雲氷の元へ飛んでいく。
雲氷を見つけて、他の鳥たちも集まってきた。
「うん、上手く表現できないけどこれは美味い!」
美味い美味い、とパクパク食べる刀。
(おっと鳥たちの分まで食べないように気を付けよう)
「でもこれ美味いな、ついつい食べちゃうよ」
鳥たちは刀を恐れることなく、雲氷をついばんでいた。
『みんなで食べると楽しいですね』
時子も、その様子を微笑ましく眺めながら雲氷のお茶会(?)を楽しんでいた。
<< もどる
1
…
4
5
6
7
8
つぎへ >>
このページにイラストを設定する
シナリオ
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
シナリオご利用ガイド
グループ参加ご利用ガイド
シナリオタイプのご案内
【星幽塔】第六階層 雲氷を探して
シナリオガイド
リアクション
参加キャラクター一覧
コメントページ
ダイアリー一覧
シナリオデータ
担当ゲームマスター
天村花海
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
冒険
動物・自然
定員
10人
参加キャラクター数
10人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2018年08月11日
参加申し込みの期限
2018年08月18日 11時00分
アクション投稿の期限
2018年08月18日 11時00分
参加キャラクター一覧
もっと!