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第8話
(去年の水着、少しきつくなったような気がします。太ってしまったのでしょうか? デザインは気に入ってたので残念です)
夕鈴 翼
は、去年着ていた黒のビキニを思い出しながらシーサイドアウトレットを歩いていた。両親は不在のことが多く、この日も不在で彼女は1人で買い物に来ていた。
店に着くと、水着の群れの中から出てくる知った顔を見つけた。
桜 月
と
北条 冬華
だ。2人は大きめの手提げ袋を持っていた。水着を買った帰りのようだ。
「こんにちは」
声をかけると、2人は微笑を浮かべて挨拶を返してくれた。
「やあ」
「偶然ですね。新しい水着ですか?」
「はい。でも、ボク、どんな水着がいいのか良く判らなくて……太ってしまったみたいなんです」
去年の水着がきつくなってしまったと話すと、月と冬華は顔を見合わせた。一拍置いて同時にくすっと笑い合う。
「大丈夫だよ。それは太ったんじゃないから」
「成長しただけですよ」
2人に言われ、翼はなんとなくほっとした。胸に注目されていることには気付いていない。
「シンプルで、無駄な布の無い動きやすい可愛いものがあるとうれしいんですけど……」
「そういう水着なら、割とあったよ」
「お気に入りの水着が見つかるといいですね」
「はい、ありがとうございます」
月と冬華と別れると、翼は水着売場に入っていった。見てみると、結構大人っぽい水着もハンガーにかかっている。
(なんだか、どきどきしますね……)
試着するだけならタダ(?)だし、この際イロイロ試してみよう、と翼は水着を選んでいった。
――小学6年生。早く大人になりたいお年頃。
彼女は大人っぽい水着をジャンジャン選んで試着を始めた。
「あれ? この水着、着方がよく判らないけど、こんな感じで良いのかな?」
それは紐が複雑に使われている水着で、どことどこを縛ればいいのか迷ってしまう。
「こんな感じかな?」
着終えた状態で鏡の前に立って、全身をチェックしてみる。結局自分ではわからなかったので、変な所がないか確認してもらおうと翼は試着室のカーテンを開けた。
靴を履いて、店内に戻る。店では水着のファッションショーっぽいことをしている女の子達もいて、加えて、翼は裸を見られて恥ずかしいという観念をちゃんと持っていなかった。周りの人が着ているから自分も合わせようくらいの気持ちで服を着ている。その為、水着姿で店内に戻ることに抵抗はなかった。
(お店の人は、買って貰う為に何でも似合ってるって言いそうな気がしますね……)
誰に見てもらおうかときょろきょろしていた彼女の目に映ったのは――
級友たちとプールや海に遊びに行く機会がある……かもしれないと、買い物に来ていた
佐藤 英二
はついでに水着も買うことにした。
マネキンを見る限り挑戦的な水着が多いかとも思ったが、男性水着売場には普通と言える水着も売っていた。英二はほっとして、その中から水着を選ぶことにした。
(ええと……どれがいいかな……)
トレンドは、ワイルドな迷彩柄のサーフパンツらしい。他にも青と白のストライプ、無地など、色々ある。丈も様々で、膝まであるものから太ももあたりまでと豊富だった。
「青、緑、黒、白、灰色、茶色、赤、オレンジ……迷うなあ」
「やっぱりここはオレンジだろ! みかんの色だ!」
「あ、こんにちは! 偶然だね!」
突然話しかけられて驚いたものの、すぐに誰か分かった英二は、振り向いて挨拶した。彼の後ろに立っているのは、小鳥カフェ&ホテル『TABE=TYA=DAME』のアルバイト、森宮 檎郎だった。
「定休日だから買い物に来てたんだ」
「今日は1人なんだね」
「いや、店長は外の別の店に行ってるよ。水着は買わないんですか? って聞いたら怒られちゃって……」
「そ、そうなんだ」
店長の
小鳥遊 風羽
がなぜ怒ったのか何となく想像できたがあえて言わず、英二は話題を変えた。
「檎郎さんはオレンジか。ぴったりだね。あれ……でも、ここに桜色の水着もあるよ。さくらねこ星人っぽくない?」
「ん? お? ホントだ! これは迷うなあ……」
2枚の水着を手に、檎郎は悩み始めた。だが、ふとこちらを見て訊ねてくる。
「英二はどうするんだ? オレンジか?」
「う、ううん、オレンジは……」
檎郎がオレンジを選んだらお揃いになってしまう。
「もうちょっと考えるよ」
「そうか。俺は……あ! オレンジと桜色のストライプがあったぞ! これにするよ」
檎郎は、「じゃあ先にレジに行ってるな」と売場から離れていった。残った英二は、ファッション性には頓着せず、サイズが合って、色や形が無難で地味っぽい緑の水着を見つけてそれに決定した。翼が話しかけてきたのは、売り場から出ようとした時だった。
「あの、この水着、着方が合ってるか見てもらいたいんですけど……」
「えっ、僕!?」
「はい、よろしくお願いします。紐が左右対称になっていない気がして……」
「え、ええと……」
英二は戸惑いながらも翼の背中で蝶々結びされている紐を見てみた。確かに縛り方が間違っているようだ。
「まず、左肩の縛り目を解いて……」
「左……これですか?」
翼が紐を引っ張ると、そこは思っていたより重要な箇所だったようで、水着が前からはらりと外れた。
「わっ、わわっ!」
英二は慌てて目の前に手を翳したが、指の間から翼の豊満な胸が見えてしまった。彼が顔を赤くして、近くにいた客もぎょっとする中、前述のような理由で翼だけが平常心だった。
「あらら、解けちゃいました」
「あのね、これはこうやって着るのよ」
客の1人が丁寧に水着の着け方を教えている。それで着方をマスターしたらしい翼は、今の水着をレジに持って行った。店員が告げた値段を聞いて、ちょっと英二は驚いた。
「そんなに高いんだ」
「本当は掘り出し物でお買い得な物が良いのですが、サイズの問題があるので贅沢は言ってられません」
翼は苦笑する。英二はつい、彼女のぽよんとした胸に目を遣ってしまった。他意はない。
英二が緑の水着を購入して店を出ると、そこでは風羽と檎郎が話をしていた。風羽はカフェ用の雑貨を買っていたようだ。
「こんにちは」
「こんにちは~。いい水着が買えたみたいですね~」
風羽はにっこりと微笑んでいる。
「え、なんで分かるんですか?」
「いえ、とてもいい表情をしているので~」
「えっ、あっ、そ、そうですか? あ、あの、さっきちょっと女の子に頼まれて……」
英二は水着の紐直しを頼まれたことや、最近好きな女の子とあったこと等の話を始めた。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
沢樹一海
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
恋愛
お色気
定員
15人
参加キャラクター数
15人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2018年08月08日
参加申し込みの期限
2018年08月15日 11時00分
アクション投稿の期限
2018年08月15日 11時00分
参加キャラクター一覧
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