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第7話
桜 月
と
北条 冬華
は、2人で寝子島シーサイドアウトレットに向かっていた。今日は梅雨の中休みのようで、空は晴れ渡っていた。月と冬華は日傘を差して道を歩く。
(日傘で陽光を遮らないと、日焼けという名の火傷を負ってしまう。気をつけないと)
冬華の方を見ると、タンクトップとショートパンツという格好の彼女は、
無邪気――というか無自覚な笑顔を浮かべていた。周囲には、同じくアウトレットに向かう男性達の姿が多く見える。
月はちょっと、やきもきした。
(今日もこの辺りは人が多いですね。こういう所での買い物は楽しいです)
とはいえ、男性達の視線が自分に集中しているのは自覚していた。
(何故なんでしょうか……)
しかし、自覚はなかった。月は勿論理解していて、彼等の目は冬華の胸を注視していた。冬華も胸に関して色々と考えてはいたが、それは水着のサイズについてで異性の下心についてではない。
(去年に比べて私のバストが6cm増えて、F→Jにカップ上がったせいで、去年の水着、サイズが合わないんですよね……)
冬華は、視線には無自覚に自分の胸に手を当てる。
(おかしい、どうしてこうなったのでしょう……)
それを見て、月は「あっ!」と小さく叫んだ。
――そうやるとむにってなって更に視線が集まるじゃないか!
という月の思いを余所に、冬華は胸に手を当て続けている。
(……月さんとの夜の付き合いのせいでしょうか)
とか考え、夜のあれやこれやを思い出して頬を赤らめていると、はしっ、と誰か――月が彼女の手を取った。月の日傘が冬華の視界を塞ぐようにする。胸を見せないようにする為だが、そうすると前が見えなくなるのは必然である。
「あ、あの、月さん……?」
「早く行こう、冬華」
月は冬華の手を引いて、アウトレットの水着売場まで誘導した。
売場に着くと、冬華は去年の水着では胸を包みきれずにこぼれてしまうことを話した。それを聞いて、月は考える。
(大きくなった理由には心当たりがあるからいいとして……)
冬華の胸のサイズだとデザイン的にいいのが少ない。その事情は普段着る下着などでも同じで、冬華の下着は全て月がデザインして作っている。
それならば、どうして水着を買いに来たかというと――
「月さん、私は月さんに水着を作ってほしいのですが……」
「勿論、作るよ。ただ、その前に市販の水着のデザインを見たかったんだ」
月は、下着でも水着でも冬華の肌に触れる物は自分がデザインした物で揃えたいと思っていた。さっきの男達の視線も冬華の外側だから我慢できたが、中身を見て触れていいのは自分だけだ。
「そうだったのですね。じゃあ、色々と試着してみますので参考にしてみてください」
「うん。似合ってたら片っ端から買っていこう」
「はい。着られるサイズのものは限られていますが……」
「これなんかどうかな。似合うと思うよ」
月はレオタードを選ぶと、冬華に見せる。
「素敵ですが、これは……いえ、着てみますね」
冬華はレオタードを持って試着室に入っていった。着替えを待つ間、月は思う。
(私のデザインはまだ未熟だから、水着を手掛けた時に冬華の魅力を引き出せないかもしれない)
だから、まず市販のもので似合うものを探して、それらを元にデザインしてできあがった水着を冬華に着てもらおう。
「あ、あの、これは……」
カーテンを開けた冬華は、両手を胸の前で組んですらりとした脚をもじもじとさせていた。その顔は真っ赤に紅潮している。
「このレオタードは……。駄目です。色々危ないです!」
よく見ると、冬華の瞳はうるうるとしている。訴えかけているようでもある。
レオタードは非常に似合っていたが、同時に非常に露出が多かった。
「これだと外に出れません……。月さんと2人きりなら着ても良いですけど……」
「2人きりなら?」
月はその言葉を聞き逃さなかった。サンダルを脱いで、試着室に足を踏み入れる。
「それなら、今でもいいんだよ」
冬華の胸元から臍の辺りまで指を這わすと、彼女はびくんっと身を震わせた。
「いっ、今は……っ! 外に声が聞こえてしまうので……」
確かに、耳を澄ますと試着室の外から多くの女性の声が聞こえてくる。
「……そうだね。今日はそういうことをしにきたんじゃないし。じゃあ……後で2人っきりの時にじっくり見せてね」
「はい……」
熱い息を吐いて冬華は答えた。
その後、いくつかの水着に着替えてみて最終的に黒いビキニに決めた。
「やっぱり少しサイズが合わないので、きつきつで危ないですが……。黒とか、こういうのもいいですね」
ビキニの下は紐パンで、上もゆったりとした余裕はない。布はちゃんと三角だが、下乳が隠れきれていない。
水着を購入して戻ってくると、冬華が月に訊ねてきた。
「月さんはどんな水着が好みなんですか? 折角ですし、月さんも自分が着る水着を選んでみては?」
「私? えーと……じゃあこれとかどうかな?」
月は青の縦ストライプビキニを選んで、試着する。
「うーん。とてもよく似合うと思いますよ」
冬華は水着をじっくりと吟味するように、月に顔を近付けた。
「まじまじと見られると恥ずかしいよ……」
月は白い頬を桃色に染めて、恥ずかしがった。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
沢樹一海
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
恋愛
お色気
定員
15人
参加キャラクター数
15人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2018年08月08日
参加申し込みの期限
2018年08月15日 11時00分
アクション投稿の期限
2018年08月15日 11時00分
参加キャラクター一覧
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