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【プール開き】ドキッ☆水着だらけのうふふのふ♪
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「ああ、頭が痛い……」
葉利沢 倫理子
は、ベッドの中で、こめかみに手をやった。
今日は寝子高のプール開きだが、こんな体調では、とうてい参加することはできそうにない。
「……今日は休みにするわ」
初夏とはいえ炎天下。無理をしていいことなどないだろう。
倫理子は細く息を吐いて、目を閉じた。
その脳裏に。
<彼女>──Maliceが囁きかける。
『──あなたの身体、また借りるわね』
そのまま、倫理子の意識は闇の中へ。
倫理子の体を借りた<彼女>──Maliceが、プール開きのために選んだのは、エスニック柄のトライアングルビキニだった。ついこの間、<彼女>自身が店で、買い求めたものだ。
更衣室で水着に着替え、プールサイドに向かう。
まばゆい太陽が、<彼女>を照らした。その表情は、普段の沈みきったもの――すなわち、倫理子のものとは、まるで違う。唇には、自身が滲んだ笑みすら、浮かんでいた。
背を伸ばし、黒髪のボブを揺らして、さっそうと歩く。
その美貌は人の目を引きつけるの十分たるものなのだから、堂々するだけで、まわりの反応は、まるで変わった。
「あの人……」
「すごく綺麗ね」
周囲から、ひそひそ声が聞こえてくる。向けられるのは、羨望のまなざし。
しかし、そのどちらをも無視をして、<彼女>は一人、プールで最も賑やかな、わいわいコースへと向かって行った。
とはいえ、ここで誰かと遊ぼうというのではない。
ここならば、のんびり水と戯れることができる、と思ってのことだ。
「気持ちいいわね……」
借りた浮き輪に上半身を乗せ、下半身は水の中。
ふわふわと水の流れを漂っていると、周囲にざわめきが生まれ始めた。
先ほど聞こえた<彼女>を称賛するものとは違う声だ。
「なにかあったのかしら?」
のんびり背後を振り返り、<彼女>は一瞬だけ、目を見開いた。
どういう訳か、サメ――ゼンラー・シャークが、こちらに向かってくるのだ。
「は、は、葉利沢っ! 倫理子おおおおっ!」
「その名前を呼んでも、拘束力はないわよ」
彼女は唇に、冷たい笑みを浮かべた。
しかし当然サメには通じず。敵は真っすぐに、<彼女>に襲い掛かった。
「ふふ、かわいそうな子」
それは<彼女>を敵と定めたことか。
それとも、これから<彼女>と遊ばねばならないことか。
本人にしかわからないことを口にして、<彼女>はひらりと、サメの猛進を交わした。
牙をむきだした凶暴な生き物をからかうように、ひらひらと、攻撃を避け続ける。
ときには、サメの背びれを撫ぜたり、頭をとんとはじいたりもした。
それはいかにも「私はあなたに、本気で向かってはいない」と言っているよう。
だが、その遊戯に、次第に攻撃性が混じってくる。
いつまでもお遊びをしていては、周囲の目を引いてしまうからだ。
「まっすぐにしか進めないなんて、本当にかわいそう」
<彼女>は、ぎりぎりのところでサメの牙を交わすと、その背後に回って、背中に一撃を繰り出した。
サメはそれでも<彼女>を諦めず、くるりとUターン。<彼女>もまた、そうなることを知っているかのように、おいでおいでと手をこまねいた。
そのくせ、向かってくると、悠然と避けて、攻撃を仕掛けるのだけれど。
「あの人、すごくない?」
「なんだろうね……」
(さすがに、目立ち過ぎたかしら)
<彼女>自身はどうでもいいが、倫理子にしてみれば、これはやっかいなことだろ。
なにせ<彼女>は、人から見れば、倫理子にしか見えないのだから。
「でも、こうするのもどう思うのかしらね」
滑らかな唇で弧を描き、倫理子は自らの水着に手をかける。
水着を着た者を襲うのならば、脱いでしまえば襲われない。簡単なことだ。
ためらいも恥じらいもなく――そもそも自分の体ではないのだから、そんなものがあろうはずはないが――、<彼女>は水着を脱ぎ捨てた。
やせた体が、衆目にさらされる。
サメは、<彼女>が放った水着に向かい、猪突猛進に向かってきた。
「ふふ、馬鹿なんだから」
(それが餌だとも、気が付かないなんて)
<彼女>は白く細い手を振り上げる。狙うはサメの急所、鼻柱だ。
「さあ、もう休むといいわ」
強烈な一撃が、散々遊んだサメに、死を与える。
腹を見せて浮かんだサメを見ても、彼女はまったく動じることなく。
投げた水着を体につけ直し、また悠然と泳ぎ始めたのだった。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
瀬田一稀
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
学校生活
お色気
定員
1000人
参加キャラクター数
53人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2018年08月12日
参加申し込みの期限
2018年08月19日 11時00分
アクション投稿の期限
2018年08月19日 11時00分
参加キャラクター一覧
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