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【プール開き】ドキッ☆水着だらけのうふふのふ♪
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時刻はまだ午前中だというのに、初夏の太陽が照りつけるプールサイドは、うだるような暑さである。
だがその中においても、女子たちはきゃっきゃと賑やかに話している。
みんな、プール開きのためにと、水着を新調したからだ。
「その水着セクシーだね! あ、彼に見せようと思ってがんばったんでしょう?」
「ふふ、わかる? でもそっちだって、すごくかわいいの着てるじゃない」
水上 桜
は、友人たちのそんな会話を聞きながら、手に持っていたゴーグルを首にかけた。
「あれ、桜は水泳部の水着?」
友人の一人が、不思議そうな顔をする。
一緒に水着を買いに行ったから、当然と言えば当然だ。
「私は買った水着は、海開きまで取っておきたいな。学校の授業で着るのって、もったいないじゃない」
そう言えば、友達は、きっちりラインを引くところが、几帳面な桜らしいと笑った。
(まあ可愛い水着もいいんだけど……泳ぎにくいのよね)
それに学校のプールなら、やはり邪魔な飾りがついておらず、どんなに動いてもずれる心配のないものがいい。
だが、おそらく。
その水泳部の水着が目を引いたのだろう。
もしくは、時間が早く、まだそれほど人が集まっていないからだろうか。
「じゃあ最初のお立ち台は、水上さん!」
いきなり、先生に指名されてしまった。
「え、最初っ!?」
思わず声を上げるが、呼ばれてしまったものは、仕方がない。
「わっ、桜、一番だよ!」
「頑張れ、水泳部!」
友達の声を聞きつつ、桜は第5コースまで、プールサイドを歩いていった。
「水泳部なら、記録を出してほしいわね」
先生が、笑顔を向けてくる。
「あ、ポーズもお願い」
(記録に挑むのはいいけれど、ポーズまで取る必要があるの……?)
でも、そんな桜の思いを邪魔するように、音楽が鳴り響いた。
なにやら、これから戦士が戦いにでも赴くような、勇ましい曲だ。
(もう、仕方ないわね)
桜は、どうしたらいいかわからないので、髪をかき上げるしぐさをとった。
(ちょっとグラビアアイドルっぽい?)
ちらっとだけそう思ったが、もともと水泳部で鍛えた体は、セクシーというよりは健康的な雰囲気だ。
『元気』で『活動的』ではあっても『妖艶』にはならないだろう。
ただ、周囲からはぱちぱちと拍手が起こった。
(なるほど、要は余興ってことね)
まあこれだけの人が集まっている上に、楽しいことが大好きな学校だから、納得と言えば納得だ。
桜は、持っていた水泳帽をかぶり、しっかり髪を中に入れ、ゴーグルを装着した。
余興であっても、タイムを狙うのならば、こういうところはきっちりしておきたい。
挑むのは、クロール50メートル。
自己ベストは、32秒だ。でも、大会に出るような子たちは、20秒台後半である。
(まだ数秒も差がある……)
背筋を伸ばして立った桜は、目を閉じて、すうっと深く、息を吸った。
酸素を全身に染みわたらせつつ、集中力を高める。
先ほどの賑やかなBGMは消え、周囲の拍手もやんでいた。
誰もが、桜が真剣だとわかっているのだ。
ピイ! と高いホイッスルが鳴ると同時に、コンクリートを蹴って、プールに飛び込む。
水泳部指定の水着のシンプルさが前面に押し出されるような、スマートな飛び込みだ。
泳いでいる最中は、余計なことは考えない。ただ理想のフォームを追い求める。
半分の25メートルで、壁を切ってターンをし、無我夢中だった。
やがて、ゴール。
「……30秒!」
ストップウォッチを止めた先生の声に、桜は目を見開き――破顔した。
「えっ! 本当に!? 2秒も縮んでるの!? すごい、嬉しいっ!!」
プールから上がるのも忘れて、プレゼントを買ってもらった子供のように、無邪気に飛び跳ねる。
だがこの喜びは、誰かから与えられたものではない。桜のこれまでの努力のたまものだ。
「すごい、桜! 速かった!」
「やっぱその水着で正解だったよ!」
「ひらひらしてたら、泳ぎにくいもんね!」
駆け寄った友達が、プールサイドから声をかける。
「うん、ありがとう! 自己ベスト更新だわ!」
プールから上がり、桜はゴーグルと、水泳帽を外して、広いプールを見回した。
そこにはやっと、多くの人が集まり始めていた。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
瀬田一稀
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
学校生活
お色気
定員
1000人
参加キャラクター数
53人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2018年08月12日
参加申し込みの期限
2018年08月19日 11時00分
アクション投稿の期限
2018年08月19日 11時00分
参加キャラクター一覧
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