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【プール開き】ドキッ☆水着だらけのうふふのふ♪
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八神 修
は、と
七夜 あおい
は、並んでプールサイドを歩いていた。
「暑いね……」
「そうだな」
「溶けちゃいそうだね」
「……そうだな」
本当は、日光で熱を帯びている修の体よりも、胸の内の方がよほど熱い。でもあおいは――。
(気が付いていないんだろうな)
お互いに学校指定のシンプルな水着を着ている。
正直言っておしゃれではないし、学年が上がったところで代わり映えもしない。
でも。
(去年とはまた一味違うというか、ドキドキが加速するというか)
まさかじいっと見つめるのは失礼なので、ちらちら横目で見る。
あおいの、くぼんだ鎖骨や、白くて丸い肩や、そのちょっと下のふんわりとしたなだらかな丘や、細いウエストが。
(眼福……!)
ぎらぎら光る夏の太陽も、周囲の喧騒も、すべて消えてしまうインパクト。
これがアニメだったなら、絶対あおいはヒロインだし、その背中には、キラキラ輝くエフェクトが見えているはずだ。
でも修は、思春期真っ只中ではあるけれど、見事な精神力・自制心で、あくまで平静を装っていた。
顔は穏やかな微笑み、手が触れそうな距離にあおいがいても、指先一本触れることはない。
ただ、あおいの目線は、ちょっと気になっている。
あおいは静かに修に――正確には、修の体に目を向けていた。
(こうして気にしてもらえるっていうのは、毎日走ったり、筋トレしてる成果かな)
たとえば、腕を曲げると、筋肉の筋がすうっと出たり。
お腹も割れてはいないが、そこそこ硬くなっている。
太腿やふくらはぎにも、無駄な脂肪は何もない。
成長期の体は筋トレのおかげで、男らしい体に成長しているのだ。
「なんか、去年と違う気がするね」
それまで無言だったあおいが、やっと口を開いた。
「そうか?」
「うん、そうだよ。男の子って、成長速いのかなあ」
「そんな……男女の違いじゃないと思うけど」
そう返しつつも、内心修は、ガッツポーズをしていた。
(もしあおいが、今より俺を男として気にかけてくれたら……)
そうしたら、こんなに簡単に、水着で隣に座ってくれることはなくなるかもしれないけれど。
きっともっともっと、ドキドキはしてくれる。
(俺があおいに、感じるみたいに)
だが、いつまでもこうしていたら、この日差しに焼かれて干からびてしまう。
「一寸遊ぶか」
修は、持参したビーチボールを取り出した。
プール開きと名を冠していても、周囲にもビーチボールは飛び交っているし、水面には、大きな浮き輪だって浮かんでいる。
「わ、持ってきたの?」
あおいの目が、きらりん☆と輝いた。
どうやらこの選択は、正しかったようだ。
二人、プール内に離れて立って、大きなボールをぽわんと投げ合う。
「去年の遠泳は楽しかったね」
「今年も行くのかな」
「行ったらいいなあ。私、またいっぱい泳ぎたいよ。修くんは泳ぎたくない?」
「俺? あんまり長い距離は自信が……」
ぽーん、ぽーんとボールを打ち返しながら、修は苦笑した。
体を鍛えてはいるが、泳ぎはあおいの方が速い。少なくとも、去年はそうだった。
(今年は、どうだろうな)
「えいっ!」
ぶわっ!
高く飛んだボールをキャッチすべく、あおいが跳ねる。
揺れたツインテールが元に戻ると同時に着地して、あおいはふうっと息を吐いた。
「なんでも、やってみないと」
その手には、ビーチボールをしっかりつかんでいる。
「そうだな。何事も挑戦だよな」
修は頷き、あおいに一歩、近付いた。
「その、夏本番になったら海に行かないか? 野々とか誘って皆でさ」
あおいがぱっと笑顔になる。
だがその答えが聞こえるより早く。
「じゃあ次は、八神君! お立ち台へどうぞ!」
「この続きは海で、だな」
修は「行ってくる」と告げ、お立ち台へと向かって行った。
「頑張ってね」
「ああ」
この1年で、自分がどう成長したか、あおいに見せるチャンスだ。
BGMは、なぜか、なんとかランドのパレードみたいに派手なもの。
茶目っ気を出し、斜めに構えたポーズをとりつつ、目は自然と、あおいに止まった。
胸の前でふたつ、ぐっとこぶしを作っているというのは、期待してくれている、ということか。
(見ててくれ、あおい)
修はつま先で、すっかり熱くなっているコンクリートを蹴って、プールにばしゃん! とプールに飛び込んだ。
選んだ種目は当然、スピード重視のクロールだ。
膝は力を抜いて、足首は柔らかく。
手は遠くに入れて、水を掻き、最後にはしっかりと押す。
指の間は開きすぎないように。
活発なあおいが好きだ。
でもやっぱり、男としては、好きな女の子には良いところを見せたいではないか。
だから。
(俺の、出来るだけの速さで)
周囲の声援も聞こえなくなるほど真剣に、鍛えた手足をフルに使って、泳ぎ切る。
25メートルはあっという間に感じられたが、実際はどうなのだろうか。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
瀬田一稀
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
学校生活
お色気
定員
1000人
参加キャラクター数
53人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2018年08月12日
参加申し込みの期限
2018年08月19日 11時00分
アクション投稿の期限
2018年08月19日 11時00分
参加キャラクター一覧
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