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ビーチでピーチ狩り
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「……!?」
得体のしれない感触に、
水上 桜
の肌が粟立つ。
背後からがっつりと、思い切り尻を揉まれていることに気づくのに数秒の時を擁したが、それは桜の理性が臨界を突破しプッチンするのに十分な時間であった。
「またか……まただ……まああああたフツウだぁああああああっっっっっ!!!!!!」
羞恥心、あるいは屈辱に突き動かされるままに足を跳ね上げ、背後を蹴り抜いた。ヒットしたのが股間のピンポイントであったのは、桜の見も知らぬ背後の男にとっては不幸なことと言わざるを得まい。彼は競技をしごく真っ当に行おうとしただけなのだから。
「なんなの、この大会!? お尻に触る大会って……ふざけてるの!?」
桜が怒りに震えると、身に着けた愛らしいワンピースの水色フリルがふわりと揺れた。水着は実に似合っているが、自分の意思とは無関係にいつの間にか着せられていたものだと思えば、腹も立つ。
とはいえ、である。
「……壁やオブジェを使って、待ち伏せ。あるいは誰かを囮に仕立てて、襲っている相手を後ろから……」
何度でもやってくるフツウ案件に翻弄されているうち、ずいぶんと慣れたものだ。もはや桜も、歴戦の兵法者といって過言ではあるまい。
瞬時に作戦を組み立てると、桜は行動を開始する。
もちろん、自衛のためである。揉まねば揉まれるのだ。
「隠れて隙をうかがいながら……今よ!」
うかつなエモノを見つけたならば、桜は弾丸のごとく飛び出し、次々に誰かの尻を両手に収めてゆく。女の子の柔らかいピーチも、屈強な男のいささか硬いピーチも、熟女の熟れ熟れなピーチも、等しく撫で揉んでゆく。
フツウとの飽くなき戦いが彼女を鍛え上げ、一流のハンターへと変えた。
かくして。
「ふ、フフフ……甘い、甘いわ。どこもかしこも、隙だらけなピーチばかり。私に揉まれるために生まれてきたようなものね。ああ、何だか楽しくなってきちゃった。揉むわよ~、揉みしだくわよ~!」
十数分の後、桜はどこから見ても立派な変態と化していた。
ワグ・ナフ
はほしびとである。
星幽塔だって不思議と神秘に満ちあふれた世界ではあるが、ほしびとにとっては寝子島もまた異質かつ新鮮な場所だ。故に、こっそりと観光に訪れる者も多い。
ワグとてせっかく寝子島へやってきたのだから、そこで行われる見たこともない催しを楽しみたいという思いは、大いにあったことだろう。
しかし、尻である。
「成り行きで、とんでもねえ出し物に参加させられちまったもんだなぁ……おっと!」
星幽塔では身長250cm、寝子島においても210cmの巨漢であるワグだから、立っているだけでもなかなかの迫力だ。だが、そんな彼にも臆することなく、屈強な尻を狙って複数の手が伸びてくる。
意外にも軽い身のこなしでそれらを避けると、ワグは身構えた。いくらなんでも、いきなり尻を揉まれたくはない。ましてやこの大会には、バツゲームまであるというのだ。
「ま、こうなっちゃ仕方ねえ」
郷に入っては郷に従え。祭りならそれを楽しもうとする心意気を、ワグは持ち合わせていた。例えそれが論理を逸脱した、尻揉み大会であったとしてもだ。
「こっちまで来て、恥ずかしい思い出なんてのは御免だからな。こっちも遠慮なく……行くぜェ!!」
言うが早いか、ワグは跳躍する。宙へと跳ね上がり、砂のオブジェを蹴り砕きながら反転し、急降下で慌てた女性の背後を取る。
大きな手で慈しむように、しかし戦いの最中の激しさで、ワグはタッチした。
「バツゲームは回避したいんでね。悪いな!」
生来は獅子の獣人であり、獣の因子を持つワグは、その野生を解放する。壁を足場に縦横無尽、身体能力の極限を発揮して翻弄し、前から横から後ろから、触れる。揉んでゆく。
かくして。
「ほう、なるほど。こいつは案外、楽しいじゃねえか……! よおし、暴れるぜ!」
しばしの後、ワグは男前なセリフを口にしつつ、傍目にはやっぱり変態と化していた。
強者が二人とあらば、ぶつかり合うのが自明である。
「ふっ……」
「くくくっ」
互いを目にした瞬間、桜とワグは思ったことだろう。
イイ尻してるじゃないか、と。
「なかなか揉みがいがありそうじゃない? 狩らせてもらうわ、そのピーチ!」
「さて、そう簡単に行くかねえ? あんたのピーチ、俺が獲る!」
何となーくカッコよさげなセリフに見えなくもないが、二柱の変態が大激突である。波乱は必至であった。
先に仕掛けたのは、桜。砂を蹴って飛び出し、側面からのタッチを狙う。罠や囮を駆使して狙うのが桜のスタイルであったが、事ここに至っては直接的手段に打って出るよりあるまい。
「そこよっ!」
伸びるワグの腕をかいくぐるい、すれ違いざまにタッチを図る。
「甘いぜ!」
しかし、身体能力は獣人たるワグのほうが一枚上手だ。身をひねり、桜の手を避けると同時に踏み込み、真正面から掴みかかる。
「尻は前からでもイケるのさ。悪いねェ」
巨躯を活かした、意表を突くワグの正面からの奇襲だ。腕を伸ばせば、桜の背中にまで手は届くだろう。
「くっ……なんの!」
しかし桜も黙ってはいない。とっさに身を屈めて、ワグの股下へと滑りこむ。体格差が活きて、ワグは一瞬桜の姿を見失った。
くぐり抜けたところで、桜は頭上にあるであろうワグのピーチへ手を伸ばす……が、すでに彼の姿はそこにはない。大ジャンプで身をかわし、距離を離していた。
一進一退、綱渡りのような紙一重の攻防が続く。などとバトルもののような描写をしてみるも、やってることは尻の触り合いであるのだが。
「ふふっ、やるじゃない……!」
「あんたもな!」
だが、勝負は決して拮抗してはいない。身体能力に優れるワグが、常に一歩桜を圧倒している。いずれ桜のピーチはワグの両手に収まるだろう。
そこで桜は、一計を案じた。
「それなら……こうよっ!」
「! 逃げた? いや……」
ワグに背を向け、桜が飛び込んだのは、老若男女のモブどもが揉みつ揉まれつの大乱戦の真っただ中であった。
「人混みを囮にしようってハラか。いい作戦だ!」
無論、競技としては誰を狙おうとも、強き者を揉もうと弱き者を撫でさすろうとも、PPは同じである。
だがしかし、ワグと桜の瞳は既に、互いしか見えてはいない。即ち、越えるべき強者を捕らえるのみだ。
譲れない信念がそこにはあるのだ。例えそれが尻の揉み合いであったとしてもだ。
乱戦に身を投じながらも互いを追い、それでもすれ違いざま、モブのピーチをかっさらいPPを稼ぐのも忘れない。
「燃えてきたわ……!」
「ははっ! 闘いってのはこうじゃなきゃな!」
嵐のような攻防で周囲のピーチポイントを巻き上げながら、二人のバトルは終わりを知らぬとばかりに続いたのだった。
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担当ゲームマスター
網 透介
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
スポーツ
コメディ
お色気
定員
10人
参加キャラクター数
10人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2018年07月28日
参加申し込みの期限
2018年08月04日 11時00分
アクション投稿の期限
2018年08月04日 11時00分
参加キャラクター一覧
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