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普段とは違う一日
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「おー、奇遇だねぃ☆」
「あれ、呉井? 奇遇だな、こんなところで」
道中でばったりと会ったのは
呉井 陽太
と
ロベルト・エメリヤノフ
。
二人は互いにたまには気分転換にと普段違う道を歩いていたのだ。そしたら、偶然の遭遇を果たしたというわけだ。
「ロベルト君はこの場所よく通るのん?」
「いや、こっちの方はあんまり来ないよ。気分転換を兼ねて普段とは違う道を通ってみようと思ってね」
「おやおや、そいつは奇遇も奇遇だねぃ。実は俺も全く同じでさ……って、なんか小雨がふってきちゃったなぁ」
「う、うわっ! 雨!? どうしよう、傘持ってないや」
見知った仲という事もあって偶然の邂逅から話が弾むが、その間にまだ小雨ではあるが雨が降り始める。
陽太とロベルトの二人がそれぞれ空を見れば、すっかり空模様はどんよりとしていた。
「あ! ロベルト君のカバン、きっと濡れちゃうとまずいよね」
「あ、うん。近くにカフェがあるし、止むまでお茶しようか。ありがとう、呉井」
「オッケー! お茶しながら雨宿りしよーっ」
ロベルトが絵画を専攻している芸術科の学生である事は陽太も知っている。カバンの中にも絵画関係の道具が入っているという事も。だから、雨が降ってきて陽太がまず思ったのはロベルトのカバンが濡れたらまずいと言う事だった。
幸いにして二人の言う通り、直ぐ近くにカフェがあるので雨宿り先を探す必要はない。これ以上雨が強くなる前に二人はカフェの中へと入って行く。
「はー……。やっぱり六月は天気よくなっても崩れやすいねぃ」
「ね。まだまだ油断出来ないや。それにその内台風も来るだろうし」
「さてと、勢いでお店に入っちゃったけど、ここ結構落ち着いた雰囲気だし、良い店みっけ! だわー」
「うん、咄嗟に入ったとこだけど……。落ち着いててお洒落で雰囲気いい感じだね。僕も好きだなぁ」
バイオリンか何かだと思われる音楽が静かに流れる店内。装飾等もとてもセンスが良いように二人には思えた。
「さって、何か飲もうかねぃ」
「僕は……アイスティーにしようかな」
陽太とロベルト。互いにメニューを見てから飲み物を決めて注文をする。
「そーいえば、ロベルト君。今日ってスケッチブックか何か持ってるん?」
「え? いやまぁ、持ってはいるけど……」
「いやぁ、前に今度、絵見せてねぃって言ってたのを思い出してさぁ。よかったら見せて下さいっ」
テーブルにぶつからんとするぐらいの勢いで下げられる陽太の頭。下手をすればテーブルにぶつけていたのではないかとすら思える。
そんな陽太の言葉に少し思い出すような仕草をするロベルト。
「あぁ、そういえば言ってたね。一応持ってるけど、コレには何描いてたっけ……」
どうやらロベルトはスケッチブック自体は持っているようだが、念の為に何を描いているのかをチェックしているようだ。
それに対して口を挟まずに黙って待つ陽太。だが、その表情は見せて貰えるかもしれないとあってとてもワクワクしている。
「あー、これか。他のページは……前にも見せたような? うん、この絵にしよう」
「お、大丈夫そう?」
「息抜きに描いたやつでよければだけどね」
「いやいや! 全然問題ないよ~」
陽太の言葉に頷いてスケッチブックを差し出す。既にページは開かれており、そこには紫陽花の中で佇む美少年の絵が描かれていた。
スケッチブックを受け取った陽太は暫くの間、ジッと絵を見つめる。
不安げな表情で絵をジッと見ている陽太を覗き込むロベルト。一体、どれくらいの時間が流れた後か、陽太はすっと顔を上げた。
「どうかな? 呉井?」
「この絵、息抜きで描いたって言ってたけど息抜きでこんなに綺麗に描けるなんてすごい! オレ、この絵好きだなぁ。紫陽花も男の子も儚げで、しっとりとした雰囲気にぴったり合うし、目が離せなくなる魅力があって、ずっと見ていたくなるわー」
やはり少し不安そうなロベルトとは裏腹に陽太は興奮した表情と共に勢い良く感想を言い始める。全てを口にした後には満面の笑顔。
普段はどちらかと言うとのんびりした雰囲気のある陽太の勢いある感想にロベルトは少しだけ面食らう。しかし、告げられた感想はちゃんと絵を見た心からのものだと解る、真摯なものであった。
そこまで真摯な感想を聞いては、誰でも嬉しくなると言うものだ。告げられた側のロベルトもまた嬉しそうな笑顔を浮かべる。
「あ。でも、オレは絵の専門的なことは分からないし、ズレたこと言ってないといいんだけど!」
「いや、大丈夫だよ。絵を見る事に専門的な知識は要らない。必要なのはちゃんと見て、感じた事をそのまま言ってくれる事だから」
「そっか。それなら良いんだけどねぃ」
安心した様子を見せる陽太。まるで見計らったかのように二人が注文した飲み物が届く。
お茶を飲みながらロベルトと陽太の二人はそこから更に話に花を咲かせる。
そんな二人は気付いていないが店の外では既に雨は止んでおり、それどころか晴れ間さえ差し込もうとしていた。
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担当ゲームマスター
昂祈
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
学校生活
恋愛
定員
15人
参加キャラクター数
10人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2018年07月16日
参加申し込みの期限
2018年07月23日 11時00分
アクション投稿の期限
2018年07月23日 11時00分
参加キャラクター一覧
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