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自室内の資料室にて、自身の作品を整理・点検していた
旅鴉 月詠
は、
「あー……」
と、うっかり落としてしまった木彫りの猫だったものを目に、特に慌てる様子はなく声を漏らした。
「久々にやらかしたわ。ちょっと首が細かったかなー」
そう、今回のポイントは『首』である。
落とした時の衝撃で、案の定というかなんというか、猫の首がぽっきり折れてしまったのだ。
デュラハン状態になった猫の首の方が、どことなく恨めしげな感じに月詠を見上げている。
「さて、どうしよう」
口元に手を宛がって、考える。
そのまま接着剤でくっつけるのは、不安定なこともありあまり気が進まない月詠だ。
(それに、自身の作品とはいえなんか呪われそうだし)
何せ、処遇を考えている間にも、猫デュラハンの首の方は、じぃと月詠を見ているのである。
「……よし」
しゃがみ込んで、猫デュラハンを、そっと布で包む。そして拝む。
「すまない」
本日、月詠には資料室の整理をするという重大な使命があった。
故に、猫デュラハンの扱いを決めるのは、それらが全て終わってから。
「まあ、なんとかなるだろう。さて、腐っているものやカビが生えたものはないかな……」
もしあればメンテナンスだと、月詠は作業を再開した。
そして、暫くの後、アトリエにて。
片付けを終え、ついでにしっかり食事も取った月詠は、ようやっと件の包みを解いた。
「じゃあ、手をつけるとしようか」
具体的には、月詠は、猫デュラハンを掘ることにした。
さらさらと設計図を描き、次いで、猫デュラハンの胴体部分に下書きをする。
猫の頭は、さくさくと調子よく削っていって、滑らかな球にしてしまった。
「次は、胴体だね。下半身はちょっと太めだったのが幸いしたな」
先ほどの下書き通りに、胴体を掘り進める。
出来上がったのは、元のものより一回り小さい、丸くなって眠っている猫だ。
小さくなって、ポーズ(元々はちょこんと座っていた)も変わってしまったが、新しい頭が掘られている。
更に、今にも寝息が聞こえてきそうな猫の腹の辺りには、敢えて、空間が残されていた。
「ここに球を嵌めこんで接着、っと……」
ボールを抱く猫、ここに完成。
艶やかなボールを胸に、猫は、気持ち良さそうに眠っている。
その出来に、月詠は、うむ、とばかりに頷いた。
「まあ、元が首だし趣味悪いとは思わなくもないが、ちょっとは供養にはなるだろうか」
ほんとすいません、と、ボール(元・猫デュラハンの首)をもう一度拝む月詠。
そして彼女は、ふむ、と思案するのだ。
「神社行って、お清めしてもらったほうがいいのかね。自分の作品だけど」
首を捻る月詠の前で、木彫りの猫は、ボールと一緒に、すやすやとしている。
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担当ゲームマスター
巴めろ
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
学校生活
定員
10人
参加キャラクター数
11人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2018年08月27日
参加申し込みの期限
2018年09月03日 11時00分
アクション投稿の期限
2018年09月03日 11時00分
参加キャラクター一覧
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