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梅雨のずぶ濡れハプニング
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通勤通学の時間帯、突然の雨の中、
深縹 露草
は走っていた。
長身で黒髪の美形の青年で、三国志風の朝衣朝冠を纏えばさぞ似合いそうな切れ長の目をしていた。
さぞ思慮深い人物かと思いきや、その中身は意外にうっかりさんで。
(おや、何か違和感が……って、何で肌着を忘れてマースかー!)
いつもならシャツの下に肌着を着るのに、今日に限って忘れてしまい。
(家に帰って着替え直……って、Nooooo!?)
突然の土砂降りに遭遇して踏んだり蹴ったりである。
折畳傘を差そうとしたが突然のしのつく雨には勝てず、旧市街の雨宿りできる軒下に何とか駆け込んだときには、頭から爪先まで全身ずぶ濡れの濡れ鼠状態。
「う、迂闊デーシタ……梅雨の土砂降りをなめていましたよ……」
はっとしてポケットを探る。
手持ちのメモも筆記用具もいまだガラケーな非耐水性の携帯電話もびしょ濡れだ。
「携帯、壊れてないと良いのデースが……」
今度からメモも携帯も耐水性の物にしよう、と心に誓う。
その同じ軒先に。
「うわーっ! すげー雨!」
剣道用具を背負った
響 蒼留人
が駆けこんできた。
ウルフカットの髪はぐっしょり濡れて頬に張り付き、長いまつ毛も水滴で濡れている。
シャツの裾を絞り、先客である露草に会釈する。
「剣道の修行のつもりで走ってきたけど、……雨、止みそうにないな」
「まったくデース。しばらくここで雨宿りしまセーンカ?」
「そうするより仕方ないよな、この雨じゃ」
同じころ。
町役場に務める
三折部 朝衣
もほとほと参っていた。
自転車通勤をしている朝衣は、いつものように旧市街の自宅を出て、いつもの道を走っていた。ところが突然の雨、しかも視界が見えなくなるほどの土砂降りで、あっという間にずぶ濡れだ。
「こんな雨じゃ、とてもじゃないけど役場まで辿り着けないわ」
さすがにまずいと思った朝衣は自転車を降りて、近くの軒下に身を寄せる。
そこには男性が二人、先客でいた。露草と蒼留人だ。
お互いにぎこちなく会釈し合う。
(ふう。なんとか雨宿りできそうだけど……ブラウスもパンツもびしょ濡れ。水を吸って冷たいし重いし)
ハンカチを取り出して首筋に流れ落ちてくる水滴をぬぐいとる。
そこにもう一人、綺麗なお姉さんが駆けこんできた。
モデル業と木天蓼大学の学生を兼業する
城山 水樹
である。
この日はちょうどモデルの仕事が休みで、そのかわりに大学の講義がある日だった。彼女の実家は旧市街で古本屋を営んでおり、通学の途中でこの土砂降りにあたってしまったのである。
「まさか雨が降るなんて」
傘の持ち合わせがなかったので、軒下に集まった他の人たち同様全身ずぶ濡れになってしまった。
ウエーブのかかった長い髪が服に張り付く。
バッグからハンカチを取り出してとりあえず髪の毛や顔を拭いたりするが、焼け石に水。すぐにハンカチもぐしょ濡れになってしまい、絞ると大量の雨水が流れ落ちる。
(ちょっ……これは……)
(目のやり場に困りマース)
蒼留人と露草は、気まずそうに頬を染めて朝衣と水樹から顔を逸らした。
それというのも、女性二人がとても艶っぽいことになっていたからである。
公務員の朝衣は、女性らしいレース地の白シャツで、オフィシャル感のある角ばった黒襟に黒いリボンがアクセントになっていたが、濡れてしまったおかげで黒いレースのアダルティな下着が透けてしまっている。黒のタイトスカートもぴっちりと肌に張り付いて、素敵なヒップや太もものラインが丸わかりだ。
一方の水樹はパステルピンクのTシャツに、白い七分丈のサブリナパンツを合わせたラフな格好だったが、ずぶ濡れになってしまったせいでこちらも完全に濡れ透け状態だ。とくに白のサブリナパンツから透けるセクシーなブルーの紐パンティと、揃いの三角ビキニ風ブラは、健全な青少年には目の毒である。
「ちょ、ちょっと……何こっち見てるの!?」
「いえ!」
「なんでもありまセーン!」
そういって蒼留人と露草はふたりに背を向けた。
しかし見渡せば、自分たちが雨宿りしている周りに、たくさんのギャラリーが集まっている。
しかも妙に熱視線で、色っぽい姉ちゃんたちだべぇ、と鼻の下を伸ばす男衆のエロい目つきといったら。
モデルの仕事で濡れ透け状態で撮影に臨んだことがある水樹でも、これはさすがに戸惑う状況だ。
(濡れ透けも仕事だから割り切れただけで、さすがにこんなところではちょっと……でも、どうして? 何故かここを動けないんだけど)
朝衣と視線が合う。
「何か身体を隠すもの持ってない?」
朝衣がこそこそと水樹に耳打ちする。水樹は首を横に振った。
「残念ながらハンカチくらいしかないわ」
「私もよ。お互いハンカチ一枚じゃ仕方ないわね。……ねえ、動ける? すぐに立ち去るつもりだったのに、何故か動けない……というより、ここから動いてはいけないような気がして……どうなってるの?」
「わからないけれど、私も同じよ」
背中を向けたままの蒼留人と露草を見ると、彼らもこの雨宿りの場所から動けない様子。
水樹と朝衣はドキっとする。
男性陣も同じように濡れ透けで、男子らしい背中が妙に艶っぽい。
「ねえ、なんか……男の濡れ透けって思ったよりセクシーね」
水樹は彼氏を脳裏に思い描いて言った。
「そうね」
相槌を打ってはみたものの、朝衣の頭に浮かんだのは、役場のおじさんたちばかりだった。
(おじさんの濡れ透け……かぁ)
身近なおじさんの濡れ透けを想像しちゃあいけない! 首を振って謎妄想を振り払う。
おじさんじゃなく、目の前の高校生男子や長髪美形な青年は、たしかにそそられるじゃないか。
ギャラリーたちも同じように思ったらしく、蒼留人と露草も不躾に視姦してやまない。
自分に集まるエロ視線に、蒼留人は狼狽えた。
「な、なんだ? 女子じゃあるまいし、男にこの視線って」
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
網 透介
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
コメディ
お色気
定員
10人
参加キャラクター数
10人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2018年05月23日
参加申し込みの期限
2018年05月30日 11時00分
アクション投稿の期限
2018年05月30日 11時00分
参加キャラクター一覧
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